近い間柄だからこそ、うまく伝えにくい家族への「褒め」。本当は言いたいけど、照れくさくてなかなか上手く言えないもの...。ベストな手段を専門家の先生に伺いました!
答えてくれたのは褒め方の伝道師
谷口祥子さん
プロコーチ・セミナー講師。30代前半までコミュニケーション下手で悩んでいたが、コーチングに出会って人間関係が180度変化。著書に『ほめ方のルール』(明日香出版社)など。
【case8 家族】ひと手間がうれしい&照れずに伝えられる
【NG】ごちそうさま~あ(あ、褒めそびれた)
【OK】メモや手紙で伝える
同居でも別居でも、親やきょうだいを上手に褒めるのはけっこう難易度が高いもの。「直接話して伝えるのは照れくさくて、結局言えなかったり……となりがちですよね。対・家族でおすすめしたいのが、メモや手紙、メールで伝える方法。たとえばお母さんの料理を何も言わずに食べたあと、『今日の肉じゃが、おいしかった』と書いたメモを置いておく。言いそびれてしまったひと言も、こんなワンアクションで、きちんと伝えられますよ」
【こんなフレーズも使える!】
・(手紙で)「料理の腕、上がったんじゃない(^^)」
忘れがちな、料理を作ってくれた人への感謝。こんなバリエも◎
・(メールで)「言いそびれたけど新しい髪型似合ってたよ!」
特に母や姉妹に有効なフレーズ。変化に気づいたことを知らせて
イラスト/りゃんよ 取材・文/櫻木えみ 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2019年11月号掲載