2020年コロナ禍の東京で公開され、復活への祈りの象徴として話題となった⾦⾊に輝く巨⼤な彫刻作品《お花の親⼦》。村上隆さんのスーパーフラットコンセプトの彫刻的実践の結実である本作が「ルイ･ヴィトン」のトランクと共に京都市京セラ美術館の⽇本庭園に登場しました。
京都市京セラ美術館の日本庭園の池に浮かぶように姿を現した《お花の親子》と「ルイ・ヴィトン」のトランクは高さ約13メートルを超える巨大彫刻作品。前後、側面と角度によって違った表情を見せ、京都市美術館開館90周年記念展｢村上隆 もののけ 京都｣の会期中、季節の移り変わりと共に昼夜を問わず楽しめます。
トランクは村上隆さんと「ルイ･ヴィトン」のコラボレーションにより2003年に発表されたモノグラム･マルチカラーのトランクからインスピレーションを得て、キャンバスやメタルパーツ、木材といったディテールまでをも表現。かつて日本の家紋からインスパイアされたとも言われるルイ･ヴィトンのモノグラム、そして、日本の伝統的な美学から生まれたスーパーフラットな彫刻が、美しい京都の山並みに囲まれて庭園に立つ姿は、ここでしか見ることのできないアートインスタレーションです。
《お花の親子》とルイ･ヴィトンのトランクのインスタレーション
京都市京セラ美術館 日本庭園にて2024年9月1日（日）まで公開
京都市左京区岡崎円勝寺町124
※入場無料エリア
Baila Channel
