読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第383回は「靄」の読み方です!
今日のお題【靄】
「靄」、正しく読めますか?
山登りしたときに、遭遇するかもしれません。
■ヒント
「靄」の意味は
「大気中に水蒸気の立ちこめている現象。気象学では、水平方向の視程1キロメートル以上の、霧より見通しのよい状態をいう。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「森の奥へ進むに連れ、靄がかかり始めた」
「寝不足で頭に靄がかかったような気分だ」
↓↓↓
正解は……
■正解は…
正解は、「もや」でした!
■この違いは分かる…?
気になるのが、靄(もや)、霧(きり)、霞(かすみ)の違い。
どれも大気中に水蒸気が立ちこめている現象ではありますが、微妙に使い方が違います。
靄(もや)…視程1キロ以上で霧より見通しがいい。
霧(きり)…視程1キロ未満の状態。
霞(かすみ)…はっきりとした規定なし。春に生じる霧を指すことが一般的。
覚えにくいですが、覚えたらこっちのもの!
取材・文/高橋夏果