読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第297回は「恍ける」の読み方です!
今日のお題【恍ける】
「恍ける」、正しく読めますか?
■ヒント
「恍ける」の意味は
「①故意に知らぬふりをする。しらばくれる。②間の抜けたこっけいな言動をとる。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「締め切りに間に合わなくて、恍けてごまかした」
「恍けて責任逃れをしても、何も良いことがない」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「とぼける」でした!
■ちなみに、これは読める?
正解は…とぼける、でした。
「恍ける」と使い方は同じです。
「惚」…惚(ほ)れる、うっとりとする様子。
「恍」…ぼんやりと、うっとりとする様子。
「惚ける」は「ぼける」「ほうける」とも読みます。
「惚気(のろけ)」という言葉もありますね。
惚れるはうっとりする=恋をする意味合いもあるので、好きな人の前でとぼけちゃったときは、「惚(とぼ)ける」を使った方がいいのかもしれません。
取材・文/高橋夏果