映画づくりを目指して美大に入学する65歳のヒロインを描いた話題の漫画『海が走るエンドロール』。「学ぶことに年齢は関係ない」と背中を押された人も多いはず。BAILA読者にアンケートを取ったところ、約9割の人が「学び」に意欲的なよう。いま実際に学びを深めているという先輩たちからはこんな声が!
65歳のヒロインが、好きな映画を“撮る側”になりたくて美大に入学する。
発表後たちまち大きな反響を呼んだ漫画『海が走るエンドロール』の設定が「現実にもありそう」と思える令和の今。
何歳からでも、なりたい自分に正直であること。
何歳からでも、学ぶチャンスがあること。
何歳からでも、学びが人生をダイナミックに面白くすること。
それが確かなリアリティを持って感じられる時代だから、BAILAは「大人の学び」を応援します。
2022年、学びの海へこぎ出してみませんか。きっとワクワクする景色が待っているはずです。
BAILA読者の「学び」アンケート
Q.何かを学びたいと思っていますか?
YES 90%
実に約9割もの人が学びたいと思っていることが判明。これに対して実際に学んでいると答えた人は64%。学びたいけどなかなか始められないという声も
Q.現在学んでいることは?
1位:語学
2位:エクササイズ・スポーツ
3位:経営・経済・お金
仕事のキャリアアップのため、海外ドラマやアイドルの推しをきっかけに、パートナーが外国人でなど、様々な理由から学ぶ人が多かった語学が第1位に
Q.学んでよかったと思うことは?
英語→目標を持って日々を過ごすことで、プライベートな時間もメリハリができた
ヨガ→メンタルケア、ボディケアの手法の選択肢が増えたこと
経済→スキマ時間を有効活用。スマホ依存ぎみだったのが解消されつつある
IT→自分が作ったプログラムが自動で処理をしてるところが誇らしく楽しい
韓国語→好きなドラマのフレーズや単語などが聞き取れるように
パン作り→深夜のパン作りは無心になれる
テニス→年代の違う友達ができたこと
社会人大学院でMBA→海外で働く機会を得られた
福祉ネイリスト→ボランティアをしたらすごく喜んでもらえて広めたいと任意団体を設立。毎日が生き生き過ごせて楽しい!
『海が走るエンドロール』
たらちねジョン著 秋田書店
かつて夫と映画を観るのが好きだったうみ子。夫と死別し数十年ぶりに訪れた映画館で美大生の海と出会い、映画を作りたい自分に気づく。65歳で美大へ入学、映画制作の大海原へとダイブする。
取材・原文/石井美輪 ※BAILA2022年2月号掲載