読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第535回は「著しい」の読み方です!

今日のお題【著しい】
良い意味でも、悪い意味でも使えます。
■ヒント
「著しい」の意味は、
「はっきりしていて目立つ。甚だしい。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「努力家の後輩の成長が著しい」
「著しく業績が落ちた会社を救いたい」
正解は……
↓↓↓
■正解は……

正解は……「いちじるしい」でした!
■かつては読み方が違った
江戸時代までや室町時代までなど時期に関して諸説あるのですが
もとは「いちしるし」と読まれていました。
またもっと古く、万葉集の時代は「いちしろし」と言っていたそう。
いつしか「いちじるしい」と濁音で読まれるようになったんだとか。
取材・文/高橋夏果