読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第527回は「紙魚」の読み方です!
今日のお題【紙魚】
夏の季語でもある、虫さんです。
■ヒント
「紙魚」の意味は
「体は細長く、銀白色の鱗粉に覆われ、羽がなく、変態しない。(中略)人家にすみ、衣類や古い和書を食べる。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「紙魚にやられて古書に穴が開いてしまった」
「若い人は紙魚の姿を見たことがない」
正解は……
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■正解は……
正解は……「しみ」でした!
同じ読み方・意味で「衣魚(しみ)」とも書きます。
「紙魚」は鱗があり魚に似た姿で紙を食べることからきていると言われ、
「衣魚」は衣類を食べることからきていると言われています。
■これは、読める?
正解は……「きららむし」!
「紙魚」のことを雲母虫とも呼びます。
紙魚の鱗がキラキラして見えることから、
こう呼ばれるのだとか。
取材・文/高橋夏果