先送りをしたくてしているわけじゃないし、毎回落ち込んで精神衛生上よろしくない! バイラ読者187人にアンケートを実施したところ、約8割が「先送りした経験あり」と回答。自己嫌悪する一方で、「直したい」という声も聞こえてきました。
BAILA読者187人の“先送り”経験を聞いてみた!
Q.先送りにした経験はありますか?
8割近いBAILA読者が先送り経験ありという結果に。理由はおのおの違えど「頭ではわかっているのに、行動を起こすまでに時間がかかる」という意見が多数。先送りをやめようとすることがストレスに感じるというコメントも
BAILA読者の先送りエピソード
申込期日ギリギリになることが多く、最近ではマラソンにエントリーしようとしたら定員オーバーだった。一緒に出ようとしていた友人は早々エントリー完了していたので申し訳ないと思った(39歳・学校事務職員)
何か新しい資格を取るため勉強しようと思うが、何の資格にするかをしぼれないまま先送り中。いいかげん決めないと(38歳・工場事務)
年金、育休、産休などの申請書類。やらなくてはいけないのはわかっているが、本当に億劫。やらないことで自己嫌悪に陥る(34歳・薬剤師)
寝る前のストレッチと筋トレを毎日やろうと思いながら、疲れて明日からでいいやと毎日思っている。年齢的に徐々にたるんできている体に落ち込む(33歳・看護師)
語学の勉強をみっちりしたくて、テキストも買ったしノートや筆記用具なども充分用意したが、まったく手をつけてなくて数年…! もはやテキストの内容も古めになりつつある…(36歳・教師)
先送りは決してしたくてしているわけじゃない!
編集部に届いた先送りエピソードの数々。どれもリアリティがあって共感してしまうものばかり。
「毎日のように“明日の自分が頑張る”と仕事を先送りにするが、昨日の自分が残した仕事をすることによって、新たに明日の自分が頑張らなければいけないという負の連鎖に陥る」(41歳・事務)、「英語が話せるようになりたくて、英会話教室やオンラインサイトを調べているが、なかなか行動に移せない。自分のダメなところに気づいて気持ちが暗くなる」(30歳・SE)
余裕を持って動けば、ストレスもなく、気持ちよく過ごせるとわかっているのに先送りする理由が自分でもわからない、やりたいことなのに行動することがめんどくさくなるときがあるのはなぜ?という声にこたえて、先送りのメカニズムを調査、幸せにつながる改善方法を取材しました。
(次の記事に続く)
イラスト/ボブ a.k.a えんちゃん 取材・原文/木村真悠子 ※BAILA2022年12月号掲載