できないと言ったら相手が困るかも。嫌われるかも。評価が下がるかも。でも「できません」を上手に使えたら、私自身がもっと“持続可能”になるハズ! 今回は読者から寄せられた「できません」にまつわる体験談をご紹介!
できませんと言えずに失敗・後悔したことは?

ハードワークだったのに土日返上してまでやって、結果体調もくずし、最終的に自分にも周りにも負担をかけることに…(33歳・IT)
一回引き受けたことで何でもやってくれる人だと思われて、“できませんを言わないキャラ”認定されていると気づいた(34歳・建設営業)
誘われるまま遊びの予定が入るととても疲れる(32歳・会社員)
友達との食事のお店の予約や、人数調整など…なぜか毎回自分がやっている。「できません」っていまさら言えない…(30歳・マスコミ)
家族の誕生日にも残業(33歳・銀行)
本当はこんなときに「できません」と言いたい!

苦手なことを「できません」と言えたら、とても心が楽になると思う(35歳・営業)
仕事や自分の悩みなどで手いっぱいのときに偶然友人にも相談事をされたとき。「私だっていっぱいなのに…今は余裕ないわ…」と思っちゃう(42歳・メーカー製造)
これ以上引き受けると、プライベートの時間を犠牲にしないといけなそうなときに、仕事をほかの人に任せる、振れるようになりたい(33歳・IT)
あまり意味のない仕事。自分じゃなくてもよいのでは?と思うことは正直、断りたい(34歳・営業)
心に残った、あの人の「できません」

今年の日本アカデミー賞の授賞式で、俳優の安藤サクラさんが「“子育て”と“撮影”は今のところうまくできない」とスピーチされていたこと。自分も仕事との両立に悩んでいたので、勇気をもらいました(35歳・会社員)
リモートから出社に切り替えていく部署が増えていくなか、チームの一人が「僕は今の在宅が快適で、支障もないです。無理に出社とするのであれば、僕はしたくありません」と堂々と言ったこと(33歳・メーカー)
現場の忙しさがわからない上司に、リーダーが「現在の状況でこの業務はできません」とはっきり伝えていて、格好よかった(40歳・介護)
イラスト/二階堂ちはる 取材・原文/佐久間知子 ※BAILA2023年8・9月合併号掲載