自分らしく働く魅力的なリーダーにクローズアップ。キャリアと私生活とのバランスに悩みながらも、リーダーに挑戦することを決断した株式会社MTGの上村麻美さん。弱点と向き合いながら手にした自分らしいリーダー像とは。
自分がリーダーになる事例が会社への恩返しになった

株式会社MTG 通販営業部 部長
上村麻美さん
38歳、鹿児島県出身。2011年に株式会社MTGに中途入社し今年度で15年目。若手社員の明るさとフレッシュさに刺激を受けることも多く、部署を超えて積極的にコミュニケーションをとるようにしている。プライベートでは一児の母。

上村麻美さんのHISTORY
| 24歳【2011年】 | 株式会社MTGに入社 |
| リーダーになった 30歳【2017年】 | テレビ通販の |
| 32歳【2019年】 | メディアリテール課の課長に就任 |
| 36歳【2023年】 | 通販営業部の部長に就任 |
| 38歳【2025年】 | 営業部全体の戦略立案や |
Q ある一日のスケジュールは?
| 8:45 | 出社 |
| 9:00 | 社内の会議や打ち合わせに参加 |
| 11:00 | チームメンバーと1ON1ミーティング |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 | 取引先の担当者と打ち合わせ |
| 15:00 | ショールームの案内など来客対応 |
| 17:00 | テレビ出演者向けの商品レクチャー会を実施 |
| 18:00 | 退勤 |
| 19:00 | 帰宅後は家族で夕食 |
| 20:30 | 子どもの勉強を見ながら残務処理 |
| 22:00 | 業務終了後、動画を見るなど自由時間を過ごす |
子どもの年齢に合わせて、働き方を会社と相談して柔軟に対応してもらってきたそう。時間に余裕がある平日の夜は、夫とお酒を楽しむことも。一人でリフレッシュする時間も大切にしていて、大好きなサウナやマッサージ、美容クリニックでの施術のために有休を取ることも。
Q 仕事のマストアイテムは?

1業務中も正しい姿勢を維持できるよう、会社の椅子には「Style PREMIUMⅡ」をのせて。

2デスクワークが多く肩がこってしまうため「リファカラット」でマッサージ。
3足もとには「SIXPAD フットローラー」を常備し、仕事の合間にコロコロしている。
Q 30代でしてよかったことは?
大きな失敗をたくさんしたこと
Q 30代でやっておけばよかったことは?
運動・体力づくり
Q 仕事をする上で大切にしている言葉は?
感謝
Q オフの日の過ごし方は?

家族で野球観戦
部長になって初めて、それまで避けていた自分の弱みに直面した

キャリアとプライベートバランスに悩んだ30歳
「ReFa」や「SIXPAD」「五島の椿」など、ビューティやウェルネスに関するブランドを展開する株式会社MTGで、通販営業部の部長を務める上村麻美さん。主な業務はブランドごとの販売戦略を立てながら、テレビ通販やカタログギフトなどのメディアを通してパートナー企業への卸営業を行うこと。32歳で課長に就任、現在は部長として約20人のメンバーを取りまとめるリーダーに。早くから責任あるポジションで活躍中だ。
「頑張っていれば年齢に関係なくチャンスを与えてくれる会社なので、私の昇進が特別早かったわけではないと思います。キャリアの中でいちばんのターニングポイントだったのが30歳のとき。周囲からグループリーダーになることをすすめられたものの、子育て中だったのでしゃかりきに働けるわけでもなく。リーダーになっても、家庭のためにはならないかもしれないという葛藤もありました」
キャリアとプライベートとのバランスに悩んでいたある日、当時の上司から「家庭を大事にしながら時短でリーダーを務めることができれば、会社のためになるのでは?」と言われたことが転機に。
「当時は家庭を持ちながらリーダーをしている人が少なかったので、事例をつくることで、次の世代のキャリアの選択肢のひとつになると気づかせてもらいました。確かに、私がリーダーにならなければ若い世代もやりづらいかもなと思っていて。時短勤務でも最大限のパフォーマンスを発揮してお給料を上げることができれば、結果的に家庭のためにもなる。さらに自分も成長できる!と思った瞬間迷いがなくなり、本部長に『グループリーダーに挑戦することを決めました』と長文の年賀状を送って宣言しました(笑)。上司の言葉のおかげで今がある。私の恩人です」
根性をたたき直してくれた先輩の半年間の個別指導
強みは持ち前のコミュニケーション能力と、理解しさえすればすぐに走り出せる行動力。課長になるまではその強みを前面に出してがむしゃらに働いてきたものの、またも転機が訪れる。
「戦略立案や業務を仕組み化することが苦手だったのですが、部長になってからはそれまでフォローをしてくれた上司に頼るわけにもいかず。自分の弱みに向き合わなければならなくなったんです。同じ年齢のほかの部長と比べても、明らかに能力が劣ることを肌で感じて自信をなくしました。成果が出なかったらメンバーに戻してもらおうと決め、とりあえず半年間は全力で弱点に向き合うことにしたんです。苦しい時期でしたが、メンバーや上司のおかげでいつの間にか楽しく向き合えるようになっていました」
上村さんのもうひとつの強みは素直なこと。メンバーに対して「ありがとう」や「ごめんなさい」を伝えられるスタンスは、マネジメントをする上で生きている。
「実はMTGに入社した当初の私は、自己肯定感が高めで謎の自信に満ちあふれていました(笑)。だからネガティブなフィードバックをなかなか受け入れられなくて。見かねた当時の先輩が半年ほど、毎日30分個別に指導してくださったんです。『あの場面でなぜありがとうと言わなかったの?』『ここはごめんなさいを言うところじゃない?』など、細かいことからひとつずつ。そこで根性をたたき直してもらい、自分の反省するべき部分を心から理解できました。本当に周りに恵まれたと思います。今度は私が恩返しをする番。今まで育ててくれた上司や先輩、頑張ってくれているメンバー、MTGの商品を使ってくださるお客さまなど、みんなの喜ぶ姿をたくさん見られるような仕事をしていきたいと思っています」
撮影/木村 敦〈Ajoite〉 ヘア&メイク/小澤 桜〈MAKEUPBOX〉 取材・原文/松山 梢 ※BAILA2026年2・3月合併号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。


























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