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【スマホで脳疲れてませんか?3】今日から実践できる!脳の機能を回復させる6つの生活習慣

名前が出てこない、ダブルブッキング…今、もの忘れやうっかりミスに悩む30代が急増中! 実はそれ、スマホが原因かも。日々スマホ漬けで脳疲労を感じている人必読! スマホとほどよい距離感をキープし、脳の機能を回復させるための簡単修復習慣をご紹介。

《1》スマホ時間を書き出す「レコーディングデトックス」

スマホ時間を書き出す「レコーディングデトックス」

食べたものを記録するダイエットのように、ネットを見た時間と内容をノートに書き出してみましょう。色ペンで、大事な用件、無駄な用件、どちらでもない用件の3種類に分類すると、無意識のうちにスマホをいじって無駄な時間を過ごしていることに気づけます。食べ物と同じく、スマホの情報も吟味して必要なものだけ取り入れるように意識を。デジタルデトックスになり、脳も回復するはず。

《2》マルチタスクをやめて「モノタスク」に

マルチタスクをやめて「モノタスク」に

仕事に恋愛・結婚、おしゃれ、美容、家事、健康……働き盛りの女性は、同時進行のタスクを抱えた人が多いもの。ですが、人間の脳は元来マルチタスクが苦手。実は小まめにモノタスクを切り替えているだけで、能率的には逆効果、という研究結果も。あれもこれもとやるべき作業があると脳の処理能力が低下し、脳疲労が加速。てきめんにもの忘れやうっかりミスが増加してしまいます。いろんなことをこなしたいときこそマルチタスクは避け、ひとつのタスクに集中することが重要です。

《3》すぐ検索、の前に、自力で思い出す

すぐ検索、の前に、自力で思い出す

人やモノの名前、漢字が思い出せないとき、すぐにスマホで検索して答えを見つけるクセがある人は要注意。脳の「使われない機能」は低下していくもの。何かを考えたり思い出したりする代わりにスマホで調べてばかりいると、脳の考える機能が低下しかねません。思い出せない漢字や人名があっても、すぐネットで検索するのではなく、1分は自分の頭で考える習慣を!

《4》起きてすぐスマホ、をやめる

起きてすぐスマホ、をやめる

スマホを枕もとに置き、朝、目覚めたらいちばんにチェックするのは、スマホ依存の特徴。脳の選択行動が無意識のうちにスマホからスタートするようになっています。不要な情報を大量に取り入れて振り回されたり、脳に疲れがたまって記憶力や判断力が低下している可能性が。目覚ましにはスマホではなく専用の時計を。朝起きたらまずカーテンを開いて日光を浴び、自律神経を整えるよう心がけて。

《5》息抜きネットサーフィン禁止

息抜きネットサーフィン禁止

仕事の息抜きでしがちなネットサーフィン。休んでいるようで、実は情報が大量にインプットされるため、脳の前頭前野で行う「ワーキングメモリー」(物事を浅く考えて処理する機能)はフル稼働。聞いたはずの内容を忘れる、イージーミスが増加、優先順位がわからなくなるといった影響も。前頭前野の“深く考える機能”がろくに使われないまま機能低下する事態に。息抜きはデジタル以外で、と心得て!

《6》コミュニティを無理に増やさない

コミュニティを無理に増やさない

職場の人間関係やSNSなど、気をつかわなくてはならない関係性を多く抱えるバイラ世代。仕事も多忙、おしゃれや家事も……とついマルチタスクになりがちな年代だけに、コミュニティとの関わりを増やすと脳の疲労がさらに加速してしまうことに。八方美人はやめ、関わりを持つ人間関係は自分で選択を。無目的なSNSでのやりとりをやめるだけでも脳は回復。毎日のパフォーマンスが向上するはず。

教えてくれたのは…
奥村 歩先生

おくむらメモリークリニック院長

奥村 歩先生


「もの忘れ外来」の診療を中心に、これまで10万人以上の脳を診断。著書に『その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』(青春出版社)など。

イラスト/沼田光太郎 取材・原文/櫻木えみ 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※2021年7月号掲載

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