高い能力を伸び伸びと発揮し、独自の感性や集中力で、着実に成果を上げる。目標を持って軽やかに前進する、小瀧さんのきらめきから目が離せません。ジャニーズWEST 小瀧 望さんのインタビュー前後編の前編です。
ジャニーズWEST・小瀧 望
小瀧 望
こたき のぞむ●1996年7月30日生まれ、大阪府出身、O型。現在、「パパジャニWEST」(TBS系 火曜23時56分~)、「あなたの代わりに見てきます!リア突WEST」(ABCテレビ 日曜13時25分~)にジャニーズWESTで出演中。ラジオ「bayじゃないか」(bayfm 土曜24時30分~)も好評。
限界を自分で決めず、未来に期待を持ちながら、スキルを身につける!
2020年に上演された主演舞台『エレファント・マン』の演技が評価され、第28回読売演劇大賞の杉村春子賞&優秀男優賞を受賞した小瀧さん。特殊メイクに頼らず、身ひとつで特異な存在感を放った鬼気迫る演技で、新たな才能を開花させた。
「全身全霊で挑んだ作品を評価していただいたことはとても嬉しいし、僕の俳優人生のターニングポイントになりました。この作品に出会うまでは、自分を知ってもらおうとも思わなかったし、仕事への責任感が正直ここまでありませんでした。」
「昔はもっと人見知りだったので、現場では共演者の輪の中へ自分からなかなか入っていこうとしなかったりもして……。とにかく受け身なスタンスだったんですよ。でも、座長を任されるようになったことで、自然と作品ファーストへと気持ちも変化していきました。コミュニケーションをとらないと信頼関係も築けないし、カッコつけているほうがむしろダサいんだって、気づけたことが大きいかもしれません(笑)。」
「主演を張るようになるまでは数字を背負ったことすらなかったから、急に視聴率や動員数が気になるように。数字がダイレクトにくることはもちろんプレッシャーですが、それが責任感にもつながっています。」
「僕はグループの中では最年少だからついついメンバーに甘えがちです。うちのメンバーは個性豊かで、意志も強く、才能にも恵まれた6人。最年長のおじゅりん(中間)はひらめき力が半端ない!冷静だし、頭の回転が速いんですよ。そして、スタイルがいい。身長は僕と8㎝くらい違うのに股下は一緒だから、かなり足長です。(桐山)照史はとにかく器用!練習をしなくても、なんでもできちゃいますからね。はまてぃん(濱田)は人のよさがにじみ出ているので、一回会っただけで、みんなが好きになっちゃう。好感度が高くて、嫉妬しちゃいます(笑)。重(重岡)は太陽みたいにキラキラしてます。いるだけで、現場が明るくなる。現場で人気者になるのも人柄がいいからでしょうね。ちゃんかみ(神山)は楽器が得意で、ドラムもベースもできるし、ギターテクニックもピカイチ。ライブでのダンスの魅せ方も、この人には勝てません。(藤井)流星は人たらしで、甘え上手。先輩ともすぐ仲よくなるし、距離感を詰めるのが早い!先輩でもものおじせず、松本潤くんと海外旅行へ行ったりできるのがすごいなって思います。自分は狭く深くだし、オフは家でのんびりしていたいタイプ。腰が重いし、海外旅行へ行くには、気力と体力が必要になります。仕事でいろんなところへ行けたら充分かな。才能あふれるメンバーに刺激されながら、常に貪欲に高みを目指していきたいです」
自分が引っぱっていくのではなく、いざとなったら前に出る覚悟があるかどうかが大切
『鹿楓堂(ろくほうどう)よついろ日和』
2022年1月スタート、土曜23時30分〜テレビ朝日系
出演/小瀧 望(ジャニーズWEST)ほか
都会の片隅にたたずむ古民家風の和風喫茶店を舞台に、そこで働く4人の青年が、悩みや寂しさを抱えながら、成長していく姿を描く。
毎回登場するグルメやスイーツも見どころで、おいしくて優しい“癒し系飯テロ”ドラマに。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2022年1月号掲載