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バイラ読者モデルの中島(@maa_colorful_)です。
私の趣味の一つが「お店開拓」なのですが、食べることがとにかく大好き!今までに様々なお店を巡っては、感動体験をさせてもらいました。
今年も外食の機会が大幅に減り、例年に比べて訪問数はグッと少なくなってしまったものの、その中でも素敵なお店や美味しい食事を通じ、元気をいただけた、そんな一年となりました。
価格帯は様々ですが、頑張ったご褒美やお祝い事の利用に、大切な人たちと一緒に行きたい…そんな時の候補の一つとして、参考になりましたら嬉しいです。
まずは、何よりも大好きなラーメンから。今年はどうしても一つに絞りきれず、ラーメンだけで二つもランクインするのですが…人生で一度は行っておきたいレベルで感動をもらえたので、ご紹介させてください!
飯田商店@湯河原
ラーメン好きなら知らない人はいないであろう、ラーメン界の頂点と言われる「飯田商店」。
好きな方であれば、きっとこの気持ちが大袈裟ではないことを分かっていただけると思うのですが、ここへ行くことが私の人生における一つの“夢”でもありました。
事前予約(omakaseにて予約)が必須なラーメン店であること、そしてそれがまた狭き門であるということ(予約が速攻で埋まります)が、多くのラーメンファンの"夢"にさせていると思うのです。
結果的に、最後まで諦めない執念で狭き門をくぐり抜け、至極の一杯とご対面を果たせたわけなのですが、今年の運はこれでもう使い果たしたな…と思った次第であります。
見てください、このビジュアルの美しさ…!味について語ることはあえて避けますが、店主がこの一杯を作り上げるまでに、相当な努力やこだわりを持っていらっしゃるのを本やメディアを通して知っていたので、込み上げてくるものがありました。
厨房に立つ飯田さん(店主)を生で拝見し、今後ラーメンを食べる上であんなに胸のドキドキがおさまらないこともないのでは…と思うくらいに、興奮と感動をいただけたお店です。
成城青果@芦花公園
少々ニッチな京王線の「芦花公園」駅にあるお店で、商店街の一角に立ち並ぶラーメン店です。
「ラーメンで好きな味は?」と聞かれれば、「豚骨!」と即答する私が、初めて「好きなラーメンは塩です!」と答えたくなってしまうかも…と心動かされたのが、こちらの塩ラーメンであります。
成城青果(せいじょうせいか)という、一見青果店かな?と誤解しそうになるユニークな店名ですが、11月末に発表された『ミシュランガイド2022』にも今年初選出された、塩ラーメンの名店です。
ラーメンを食べる時は、必ず一口スープを啜ってから…なのですが、しみじみ美味しい…と浸ってしまった澄んだスープ。塩ラーメンで震えてしまう経験はしたことがなく、スープを飲む手がしばらく止まらなかったほど。
パツッとした麺も、一つ一つの具材のクオリティも素晴らしく、しばらく余韻に浸ってしまう非常に印象的なラーメンとなりました。(その後、ミシュランに選ばれたのも納得の美味しさです…!)
セットの肉丼(ロースのチャーシューにフライドオニオンと、見た目から映え感が凄い…)も頬が緩んでしまう美味しさ。必食です!
sio@代々木上原
「sio(シオ)」は、東京・代々木上原にお店を構えるミシュラン一つ星のフレンチ店。
以前、ブログにもsioでシェフを務めていた鳥羽シェフがプロデュースしたコラボ弁当のことを書いたのですが、鳥羽シェフが創り出すものの虜になっているのも、sioに足を運び感銘を受けたことがキッカケとなっています。
提供される料理は言うまでもなく、どれも素晴らしいものだったのですが、コースとセットで頼んだノンアルコールのペアリング(お店側が、一皿ごとに最も合うドリンクを一緒に提供してくれる食事スタイル)も印象的でした。
美味しい食事に、ペアリングで得られる知識と、相乗効果でさらに楽しい時間に。
sioに足を運んだことが全ての始まりとなって、今では鳥羽シェフのYouTubeにハマり、自宅で料理をするのが楽しくなりました。自身の料理の幅も広がるのでとてもオススメです!
Unkonel@渋谷
皆さんにとって、「またあのお店に行きたい」と思える基準って、料理の美味しさ以外にどんなことが挙げられるでしょうか。
その先も長いこと印象に残り続けて「また行きたい」となるお店って…?今回、それを真剣に考えてみたのですが、それを見事に体現してくれていたお店がこちらです。
入口に看板はなく、入口探しから一苦労。それもまた思い出の一つだよね…と言い聞かせながら階段を上がると、目の前には白い扉。ドアノブ近くに小さく描かれた「Unkonel(アンコーネル)」の文字。
8月の炎天下の中、辿り着いたのは知る人ぞ知る、隠れ家感満載のお店。扉を開けた瞬間、そこに広がるはオアシス。
カウンター席に通され、私以外には一組だけ。汗を懸命に拭く私を、柔らかな微笑みを向け、迎え入れてくれた店員さん。
通常は完全予約制で、“こねる”料理を提供する「Konel(コーネル)」として営業。8月のみ期間限定(予約なし)で冷製パスタ屋「Unkonel」をオープンされているのだとか。
Konelにずっと来てみたかった私。でも、初めてがUnkonel。通常を知らないまま飛び込んでしまったわけですが、これがまた凄い出会いに。
まず、食事と同時に勧められたノンアルのペアリングがいきなり秀逸。美味しすぎる。。
赤米甘酒をベースに作られたドリンクとのことで、そもそも赤い甘酒なんて初耳…!と、とまらないワクワク。
そして、この時頼んだ「冷汁パスタ」。ラーメンが大好きなクセして冷やし中華は苦手。お茶漬けは好きだけど、冷や汁は苦手…。それなのに、苦手を掛け合わせたようなメニューをオーダーしてしまっていた自分。
恐る恐る食べる私。それを見守る店員さん。苦手の掛け合わせなはずなのに、「なにこれ、美味しい…」と思わず口から漏れてしまい、嬉しそうに微笑む店員さんと目が合う。
好奇心は止まらず、麺はどこのものなのか、乗っている具材は何か等、根掘り葉掘り。
前のめりになるほどワクワクするお話、思わずググらずにはいられない情報の数々…。
(麺は、坦々麺が名物の中華店「希須林」さんとのコラボ、ドリンクはノンアルコールバー「Bar Straw」の赤坂さんという方が手がけたものだそう)
〆には、残った汁にご飯を入れて食べるのがオススメと言われ、最後までペロリ。あー、冷汁パスタめっちゃ美味しいじゃあぁぁん…!!!
扉を抜けてお店を後にし、ふと思う。さっきまであの場所に居たことが全て幻だったかのような、そんな不思議な感覚。お店が創り出す空気感、働く方の雰囲気、そこで交わした興味深い会話も全部。
「トンネルの向こうは不思議の町でした。」じゃないけれど、ジブリ作品に出てきそうな、異空間・非日常感に自分は迷い込んでいたのでは…?
気付いてしまった。これはもう、私の中で忘れられないお店となっていることに…。
馳創吼龍@東銀座
年を重ねるごとに、和食の美味しさが身に沁みるように。京都まで行かなくても、美味しい日本料理が食べられたらいいのに…。
そんな願いを叶えてくれたのが、東銀座にある日本料理店の「馳創吼龍(ちそうこうりゅう)」です。
銀座という立地ながら、ランチなら5,000円程でいただけるとあって、今年だけで計三回も訪問(笑)
銀座で美味しい日本料理を食べようと思ったら、こんなリーズナブルなお店、そうそう出会えません…!
個室も完備と、落ち着いた空間で美味しい料理をいただけるため、今のご時世重宝すること請け合いです。大切な人との時間を過ごすのにも、ビジネスシーンにも大活躍。
本当は人に教えたくないけれど、あまりの素晴らしさに教えたくなってしまう…京都にも引けを取らない、素晴らしいお店です。知っておくと必ず喜ばれること請け合いですよ。
Quintessence〈カンテサンス〉@北品川
ミシュラン東京が初めて発刊された、2008年度版から三つ星を獲得し続けているフレンチの名店です。
個室以外は写真NGのため、写真で残せない代わりに、食べたもの(食材等)をササッとメモする程度に留まったのですが、木村拓哉さんのドラマ「グランメゾン東京」でも登場した、スペシャリテの「山羊乳のババロア」や「メレンゲのアイスクリーム」も楽しむことができました!
料理を食べて涙ぐんでしまった経験、脳天を撃ち抜かれるような経験をしたのは初めてのことで、一皿食べ終えるごとに胸がいっぱいになり、言葉になりませんでした。
今年は訪問とお取り寄せの両方が運良く叶った年となりました。
素敵なお店との出会いは、人生を豊かにしてもらえるだけでなく、私にとっての財産にもなってくれています。
2021年も、ブログにお付き合いいただきありがとうございました!
2022年もグルメ道を楽しみながら、読んだ方のお役に立てるブログを執筆していきたいと思っています。