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【大人の女友達】社会人になってからできた女友達との付き合い方とは?〈3人のリアルレポート〉

バイラ世代は、社会に出てから新たに仲よくなった女友達とどうつきあっているのか。3人にインタビューしたところ、それぞれが快適な距離感を見つけているよう。

1.大人になった「今」の自分の価値観を共有

林 由里さん(34歳)

ブランドコンセプター

林 由里さん(34歳)

遊び方、仕事への意識。彼女と一緒にいると学ぶことが多い!

結婚、出産、仕事復帰などのライフイベントを経た今、数年前に知り合った3歳年上の女友達といい距離感でつきあうようになった林さん。旅行にも一緒に行く仲間の一人。「彼女はいつも気さくに接してくれる人。ファッション系エディターという職業柄、トレンドに詳しく視野も広い! 共通の話題もあり、仕事の学びを得る機会も多いです」。実は林さん、ここ2年ほどで女友達とのつきあいを見直したという。

「今の私は仕事や家庭に集中したい時期。学生の頃から定期的に集まってきた仲間も好きだけど、大人としての価値観を共通し、いい距離感を保てる人間関係も大切にしたいと思いました」

エディターの女友達とは、こんな交流をしている。「お互いのパートナーも交えて家を行き来したり、月1のペースでお茶しています。美味しいものが好きな働く女性同士、選ぶお店に気をつかわなくていいのもラク。近からず遠からず。でもリラックスと刺激を与え合える関係を楽しんでいます」

Q.「女友達」ができたきっかけは?

A.「今から数年前に同業の友人が主催した会に参加したのがきっかけ。美味しいものや旅行好きの人たちが集まる中で意気投合し、自然と二人で会う仲に」

Q.林さんにとって「女友達」って?

A.「お互いをいい距離感で受け止め合いつつ、人としての刺激や尊敬も与えてくれる存在。比べ合ったりマウンティングする関係は違うかなと思います」

右が林さん。プライベートだけでなく、仕事でもあるファッションにも刺激を受け合っている。今日のコーデ、なんだか似ている!?

右が林さん。プライベートだけでなく、仕事でもあるファッションにも刺激を受け合っている。今日のコーデ、なんだか似ている!?

仲間数人と海外旅行にも。

仲間数人と海外旅行にも。「旅で距離が縮まりました。敬語で話すけれど気をつかわない心地いい関係」

「お互い独身時代に出会い、今は二人とも結婚、私は出産。ライフステージが変わって会う頻度は減っても、変わらず話せるのが嬉しい」

「お互い独身時代に出会い、今は二人とも結婚、私は出産。ライフステージが変わって会う頻度は減っても、変わらず話せるのが嬉しい」

2.昔の友人&共通の趣味から新たな仲間が

大谷玲奈さん(35歳)

スタイリストアシスタント

大谷玲奈さん(35歳)

年齢や職業も別々。だからこそ気負いすぎず、仲よくできる関係に

音楽やアウトドア好きな女友達3人のうち、ひとりは幼なじみ、二人は大人になってできた友人。「2歳年上、7歳年下と年齢も違い、職種もバラバラ。最初、年上の女友達には敬語を使うべき?と迷ったのですが、プライベートで知り合った大人同士だし、と敬意は持ちつつ自然な言葉遣いにしたら、いい関係に。今では彼女が好きな料理の話をしてくれたりと、話題にも広がりが! 年下の子も、委縮せずに接してくれるのが嬉しいですね。私自身、年齢を重ねるにつれ、いろんな年齢や価値観の人とふれあおうと意識している部分はあります。いつも同じコミュニティにいると、話題が閉塞的になるときもありますし。今は幼なじみ、そして二人の趣味友達とたまに集まる関係が、風通しがいいなと感じています」

Q.「女友達」ができたきっかけは?

A.「中学時代の親友が、音楽好きな私と、趣味の近い二人を紹介してくれたのがきっかけ。コロナ前はフェス、今はアウトドアを楽しむグループになりました」

Q.大谷さんにとって「女友達」って?

A.「束縛し合わず、相手の好きなものを尊重し合える。そしてときには言葉だけではなく、行動で優しさを示し合ったり……。お互いが自由でいられる関係です」

「出発はフェス仲間。幼なじみのパートナーなども交えて、キャンプへ行くように。私は力仕事担当です(笑)」

「出発はフェス仲間。幼なじみのパートナーなども交えて、キャンプへ行くように。私は力仕事担当です(笑)」

「山中湖畔でキャンプをしたときに記念撮影」。新たなコミュニティを通じ、"深く狭く"以外のつながりもいいなと実感している

「山中湖畔でキャンプをしたときに記念撮影」。新たなコミュニティを通じ、“深く狭く”以外のつながりもいいなと実感している

3.オンラインのつながりが心地いい居場所に

太田 冴さん(32歳)

スーパーバイラーズ

太田 冴さん(32歳)

特別な反応がなくても「彼女とつながっている」ことで安心できた

緊急事態宣言中に、オンラインで新たな友情を育てた太田さん。「実はコロナ禍が始まった’20年2月にフリーランスに。4月から大学院にも入学と環境が変わったものの、新たな人間関係構築どころか人に会うのもままならない状態へ。SNS上でなにげない日常を共有できる女友達・ナースあさみさんと、つぶやきに反応してくれるネット仲間は貴重な存在でした。彼女がいなければ、孤独だったと思います。30歳を過ぎ、リアルな友人はそれぞれ忙しい年頃。話題にも気をつかいます。あさみさんとは年齢が近いなどの共通項もありつつ、ベースはネットなのでゆるくつながれるのがいいです。現実の人間関係に疲れたら、彼女が存在する空間がある。新たな居場所にいる友人として、大切にしています」

Q.「女友達」ができたきっかけは?

A.「『note』というSNSでエッセイを書くうちに、お互いの文章を読み合うようになり交流開始。彼女を中心に10~20人ぐらいのネット上の友人がいます」

Q.太田さんにとって「女友達」って?

A.「なにげない日常や、楽しいことを共有できる相手。すべてさらけ出し合う必要はなく、ゆるやかにつながり、お互いの人生を肯定できる存在だといいなと思います」

「私はキャリアや資格について、ナースあさみさんは医療や暮らしのエッセイを執筆。内面を知ることができるのもいい」

「私はキャリアや資格について、ナースあさみさんは医療や暮らしのエッセイを執筆。内面を知ることができるのもいい」

「コロナ禍直前に開かれた"推しスーパーのプレゼン"オフ会が初対面。その後二人で外出。リアルで会ったのはこの2回だけ」

「コロナ禍直前に開かれた“推しスーパーのプレゼン”オフ会が初対面。その後二人で外出。リアルで会ったのはこの2回だけ」

取材・原文/石井絵里 ※BAILA2022年3月号掲載

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