最近どうやっても痩せにくいし、むくむし冷える…。その原因は“脚裏”の滞りにアリ。全身の半分以上を占める大きな筋肉を伸ばして鍛えるだけで、無理なトレーニングをせずとも痩せ体質に! 今回は、ダイエット専門のドクターに脚裏伸ばしで痩せるメカニズムを伺いました。
教えてくださったのは
渋谷DSクリニック渋谷院院長 林 博之先生
個々の体質や生活習慣に寄り添った、効率的なダイエットプランで、リバウンドしにくい体をつくる、ダイエット専門ドクター。
凝り固まった裏側が、実はおデブのもとなんです
脚裏を伸ばせば生きてるだけで痩せてくる!
私たちが痩せるためのカギは、“脚裏”にあり!と語るのはダイエット専門ドクター、林先生。「ヒップから太もも、ふくらはぎにかけての脚裏は、全身の筋肉量の半分以上を占めています。年齢とともにどうしたって筋肉量は低下し、それに伴い基礎代謝量も低下。現在は、長時間のデスクワークで常に同じ姿勢のままという人も多いでしょう。適切な運動習慣がない場合、脚裏は底屈位といって筋肉が縮こまった状態。そのまま伸ばすことなく放置すると、筋肉の動きが悪くなることから巡りが滞り、代謝が落ち、冷えやすくなる。脂肪やセルライトもつきやすくなります。縮こまった筋肉に引っぱられる骨盤もゆがんでしまい、猫背や腰痛に。これでは、痩せるほうが難しい。でも逆をいえば、脚裏の縮こまりをほぐせば、全身の巡り改善につながりすべてが好転するということ。日々の習慣のひとつとして、脚裏を伸ばすことを取り入れてみてください。自然と基礎代謝も上がり、結果的に痩せ体質になり得るのです」
イラスト/加納徳博 取材・原文/谷口絵美 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2020年5月号掲載
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