フェムゾーン(膣まわり)専用のブランドやプロダクトも増え、ますます盛り上がりを見せる“フェムテック”市場。でも実際、何を取り入れてどこまでケアするのが正解? 今回はデリケートゾーンに関するBAILA読者へのアンケート結果と、専門家のコメントを掲載。
バイラ世代80人にアンケート!
【2022年1月28日~2月3日 @BAILA会員80人が回答】
Q VIO脱毛の経験はありますか?
![Yes・・・70%](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/0b/0b805c47-6dcd-4327-9d08-011f6ce6b0a1.jpg)
Yes 70%
約70%が経験ずみと、意外と一般的になりつつあるVIO脱毛。レーザーは白髪に反応しづらくなるため、今のうちから“介護脱毛”として、取り入れている人も。Vゾーンは整える程度で、IOをキレイに脱毛する人が多いよう
Q 脱毛はどこで行いましたか?
![クリニックで医療レーザー 30% サロンでレーザー 53% ブラジリアンワックス 2% 脱毛機器を使いセルフで 11% その他 4%](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/86/86b40b31-04fb-475f-8df1-03e71541b3bf.jpg)
クリニックで医療レーザー 30%
サロンでレーザー 53%
ブラジリアンワックス 2%
脱毛機器を使いセルフで 11%
その他 4%
リーズナブルな価格で通いやすいと、サロンでのレーザー派が多め。ただし、医療レーザーとは違い、出力弱めで時間もかかるため、途中辞退する人もちらほら
Q デリケートゾーンの専用ウォッシュを使っていますか?
![現在使っている 44% 今は使っていない 37% 使ったことがない 19%](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/25/25351e1a-5d68-47cf-b6c0-789efba9eaa1.jpg)
現在使っている 44%
今は使っていない 37%
使ったことがない 19%
最近では、薬局の生理用品の隣にも置かれるようになってはいるものの、デリケートゾーン専用ウォッシュを使っているのは半分以下。まだまだ“当たり前”とはいえないもよう
Q 乾燥対策など、デリケートゾーンのケア製品を使っていますか?
![現在使っている 26% 今は使っていない 10% 使ったことがない 64%](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/15/15e409a9-ff3a-41ad-af1a-a3f2f2531a20.jpg)
現在使っている 26%
今は使っていない 10%
使ったことがない 64%
ローションやオイルなど、デリケートゾーンの保湿ケアアイテム使用率は、専用ウォッシュに比べてもっと少ない結果に。「何をどう使っていいのかわからない」という声も多数
女性のQOL向上のために欠かせないフェムゾーンケア
![満行みどり先生](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/0b/0b047758-57d3-4691-b99e-251713889622-173x174.jpg)
みどり美容クリニック・広尾院長。女性特有の悩みを丁寧に解決するため、日本初となる美容婦人科クリニックを開院。
![森田敦子さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/ca/caf1dbf2-8dbf-443f-af9d-a88c99be4b4d-176x176.jpg)
植物療法士
森田敦子さん
サンルイ・インターナッショナル代表。パリ13大学で植物薬理学や性科学を学び、日本でのフィトテラピーやデリケートゾーンケアの大切さの普及に尽力。2021年9月にはフェムテック・ウェルネスメディア「WOMB LABO(ウームラボ)」をメインキュレーターとしてスタート。
最近よく耳にする“フェムテック”。“Female(女性)”と“Technolog(y テクノロジー)”をかけ合わせた造語で、女性が抱える様々な悩みをテクノロジーによって解決に導く商品やサービスを指します。でも、「自分の体にはもともとテクノロジーが備わっており、それを女性自身が理解することが真の意味でのフェムテックである」と語るのは、植物療法士であり、フェムテックを日本に啓発する森田敦子さん。まず自分の体を知り、慈しみ、そこで足りないものがあったらプロダクトやサービスで補うプロセスが大事なのだとか。医師の満行みどり先生は、そんなプロダクトやサービスについて「選択肢の幅が広がっている」と語る。だからこそ、「年齢などを理由に諦める必要はない」のだとか。では、私たちが心地よく、豊かに過ごすために知るべきこと、そしてするべきことは何か。
3月10日発売のBAILA2022年4・5月合併号では、二人にお話を伺い、フェムゾーンケアについて特集。@BAILAでも順次紹介予定なのでお楽しみに。
取材・原文/谷口絵美 ※BAILA2022年4・5月合併号掲載