苦手意識があったり、大人ならではの悩みが出てきたり。BAILA読者からのアイラインにまつわる疑問を、ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さんにスッキリ解消してもらいました。

ヘアメイク
中山友恵さん
なかやま ともえ●唯一無二の感性と繊細なテクニックで、俳優やモデルから指名多数。
Q.カラーラインを使ってみたいのですが、おしゃれに見せる方法がわかりません
A.アンダーラインなら、初心者でも取り入れやすい!

「基本のアイラインを引いたあと、下まぶたに入れる方法なら、初心者でも失敗なく取り入れられると思います。グリーンやパープルといったパステルカラーを黒目の下に。春のファッションと好相性ですし、白目をきれいに見せる嬉しい効果も」(中山さん、以下同)

透明感と潤みを演出できるミントグリーン。ディオールショウ スティロ ウォータープルーフ 246 ¥4510/パルファン・クリスチャン・ディオール
ブラウス¥17600/ワールド プレスインフォメーション(コードエー)
Q.色素沈着なのか、目もとがくすんできました…
A.目もとのクレンジングは必ず専用リムーバーを
「お顔のクレンジングの延長でゴシゴシ落とすと、どうしても摩擦が生じて、色素沈着はもちろん、シワやたるみの原因にも。ウォータープルーフタイプもこすらずにスッキリ落とせる、洗浄力と肌への優しさを両立させたリムーバーを使って必ずオフしてください」

肌の潤いを守りながら、素早くオフ。ビフェスタ ミセラーアイメイクアップ リムーバー 145ml(オープン価格)/マンダム
Q.まぶたの皮膚がたるんできたのか、まっすぐラインが引けなくなってきました…
A.引き方の更新と、アイクリームで毎日のケアを
「きき手と逆の指でまぶたを斜め上にグッと引っ張り、ひじをテーブルにしっかり固定すると手もとが安定して描きやすいです。30代からはスキンケアにアイクリームも取り入れて。常に潤わせておくことも大切ですよ」
Q.引き方を失敗したときのリカバリー方法が知りたい
A.乾く前に、綿棒で手早く拭って
「にじみにくいペンシルは密着力も高いので、失敗したら肌にフィックスする前に素早く綿棒でオフを。それでも取れない場合は、綿棒に軽くリムーバーや乳液を含ませて拭えば、ベタつきや肌負担なく落とせます」
Q.韓国のアイドルやティーンに流行っているガッツリ長めのラインって大人には無理ですか?
A.目尻にのみブラウンリキッドで入れてみて

「目頭からガッツリ太く入れるラインは大人にはトゥーマッチ。ほんのり透け感のあるブラウンのリキッドラインで、黒目の外側から太めに引く方法なら、伏し目も美しいムードのある表情に。ジャケットやシンプルなドレススタイルにピッタリです」

ブレずに繊細なラインが描けるコシのある極細筆。ヴィセ エクストラシャープ リキッドライナー BR311 ¥1320(編集部調べ)/コーセー
ワンピース(4月中旬発売)¥35200/アンタイトル バングル¥15400/アルティーダ ウード
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉(人)、三浦 晴(物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/小林実可 モデル/久慈暁子 取材・原文/天野宏香 ※BAILA2025年4月号掲載