人気美容家 石井美保さんが30代に伝えたい! 美のDo&Don't。今回のテーマは品の良さについて。お仕事でも信頼度や好感度が急上昇する、 石井さんが醸し出す上品さの秘訣を伺います。

ワンピース¥64900/フィルム(コルコバード) ピアス¥29700・リング(右手)¥37400・リング(左手)¥91300/ノジェス
いしいみほ⚫︎ 1976年6月23日生まれ、サンフランシスコ出身。トータルビューティーサロン「Riche」主宰。持ち前のマニアックな研究体質からあらゆる美容法に果敢にトライし、独自の美肌道を構築。透明感の高いエイジレスな美肌の持ち主と評判。
美容家 石井美保さんの美のDon't! 品の良さを損なうNGなポイントとは?
実は目につく細部がボロボロだと雑に見え、品がダウンするので要注意!
行動や立ち振る舞い、言葉使いなどに美しさを感じさせる、品の良さ。ただ見た目が綺麗、高級品を身にまとっているから品が生まれる、というものではなく、内面からの要素も大事になってくるみたい。そこで今回は、上品な佇まいに定評がある美容家 石井美保さんに品の極意を伺います。
「品の良さには、外見だけでなく、内面や行動など、いろんな要素が関わっています。全てにおいて共通して言えるのが、“雑”にならないよう気をつけること。たとえば肌や髪のお手入れもそうだし、メイクや言葉遣い、姿勢などにも言えますね。自分にも他人にも雑な扱いをしてしまうと、それがその人の雰囲気となって表に現れてしまいます。“神は細部に宿る”という言葉がありますが、美しさも同じこと。全てにおいて完璧にする必要はないですが、見えないところまで丁寧に行き届いていると、やはり品格というものを感じますね」(石井美保さん・以下同)

「私は接客業もしているので、何よりも大切にしているのは清潔感や丁寧さ。それが品に繋がると考えています。例えば、メニューを渡すという行為ひとつにしても、片手で渡すか、両手を添えて渡すか。それだけでも丁寧な印象って変わる。見た目もそうですね。ジェルネイルが伸びっぱなしだったり、髪の毛先がバサバサだったり……。いい加減な身なりのスタッフに、美容のケアを任せたいとは思わないじゃないですか。本当にちょっとしたことでも、相手の信頼度は変わってしまう。逆を言えば、見た目や行動を少し意識するだけで、清潔感や丁寧さは生まれる。つまり、品格も育むことができるのです」
石井美保さんの美のDo! 清潔感や好感度が高まる品アップポイントとは?
丁寧なケアが肝心! 特に髪の毛先や爪先、ひじ、かかとなどの細部を美しく磨いて

「清潔感を育むために有効なのが、髪の毛先や爪先、ひじやかかとを丁寧にケアしたり、メンテナンスをこまめにしたりすること。例えばジェルネイルひとつにしても、なかなか忙しくてネイルチェンジする時間がないのであれば、伸びたのが目立ちにくいカラーにしておくとか、髪は丁寧にお家トリートメントをして乾燥しないようにするとか。本当にちょっとした意識で、清潔感の差が生まれます。自分のことをしっかり観察して、丁寧に扱う。忙しいのであれば、工夫をする。その積み重ねが、自分を大切に扱うことに繋がり、品を育むことになるのです」
石井美保さん流の、上品さの磨き方をぜひ参考に!
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メイク・モデル/石井美保 撮影/天日恵美子 ヘア/ナディア スタイリスト/今村仁美 イラスト/green K 取材・文/谷口絵美 構成/中島 彩