美の最前線でアンテナを張り続ける美容ジャーナリスト 天野佳代子さんを虜にした花王の「SOFINA iP ベースケア セラム〈土台美容液〉」。殿堂入りコスメへの熱烈ラブレターとともに、その魅力をご紹介。
to 花王 SOFINA iP ベースケア セラム〈土台美容液〉 from 美容ジャーナリスト 天野佳代子
虜になった始まりは、そもそも15年ほど前に花王の研究所で入浴剤の取材をしたこと。長年、炭酸研究をされている研究者の方に、1〜2時間ほどじっくりお話を伺いました。炭酸には優れた血行促進の効果とともに創傷の治癒を促進するという説明を受け、衝撃を受けました。以来、その入浴剤をずっと使い続けているのですが、8年前に、今度は炭酸美容液の発表会で、また研究所を訪れたんです。お試しで使ったその瞬間、研究所を訪れていた編集者が全員「すごい」と驚愕。血行がよくなって、保湿力が向上していくのを誰もが感じたのです。肌がツルツルになっているというのも。これは保湿効果があるだけじゃないなと。まさに土台から立て直される手ごたえに、花王が「土台美容液」と命名している意味を充分理解しました。そう思いながら、今でも使い続けています。
微細な炭酸を含有した泡が角層深部にじっくり浸透。肌を潤いでほぐしながら、次に使う化粧品のなじみもアップ。使うたびに潤い密度の高い肌に。とろけるような肌なじみも◎。SOFINA iP ベースケア セラム 90g ¥5500/花王
美容ジャーナリスト
天野佳代子さん
ジャーナリストとして編集に携わりながら、自らも美容情報を発信。奇跡の60代。
花王 ソフィーナiP 商品担当
槌田敦子さん
ソフィーナiP 商品担当。iP炭酸の申し子と称されるほど炭酸に精通。
肌に届く微細な炭酸泡で土台から強く、美しく!
槌田 花王が炭酸研究を開始したのは1980年代です。入浴剤や育毛剤への応用を経て、化粧品の開発は2000年代に入ってからスタートしました。
天野 なぜ化粧品に応用しようと?
槌田 化粧品に炭酸ガスを応用すれば、もっと美肌に導けるのではないかというところから始まりました。でも、ただ炭酸を配合すればいいというわけではない。そこから研究を重ねて、超微細なマイクロバブルの炭酸泡が誕生したというわけです。
天野 パチパチしない炭酸にも驚きが。
槌田 実は、パチパチすると炭酸が外にはじけて肌に浸透しない。炭酸泡を限りなく小さく、かつ高濃度に保つことが重要だったんです。
天野 ツルツルになる感じが、高濃度炭酸泡のターンオーバーを正常化する作用によるものとか。ニキビの軽減効果もあるそうですね。
槌田 愛用者の方からも肌がなめらかになったというお声をいただきます。
天野 これを使うのと使わないのではファンデーションのノリも全然違うのですが、なるほど納得です。
撮影/押尾健太郎(人)、西原秀岳〈TENT〉(物) ヘア&メイク/瀬古奈々 スタイリスト/郡山雅代〈STASH〉(物) 取材・原文/山崎敦子 構成/中島 彩 ※BAILA2023年6月号掲載