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美容家 石井美保さんに教わる「春の敏感肌」との向き合い方

人気美容家 石井美保さんが30代に伝えたい! 美のDo&Don’t。今回のテーマは春、花粉や強さを増す紫外線、寒暖差でゆらぐ「敏感肌」について。そもそも「敏感」ってどの程度を指すの? 意外と“隠れ”敏感肌の落とし穴も! 見極めのポイントやお手入れ法を教えてもらいます。

石井美保が解説 花粉や紫外線、寒暖差にゆらぐ敏感肌対策

ワンピース ¥64900/フィルム(コルコバード) ピアス ¥25300、チャーム 各¥9900/ノジェス

美容家

石井美保


いしいみほ⚫︎ 1976年6月23日生まれ、サンフランシスコ出身。トータルビューティーサロン「Riche」主宰。持ち前のマニアックな研究体質からあらゆる美容法に果敢にトライし、独自の美肌道を構築。透明感の高いエイジレスな美肌の持ち主と評判。

美容家 石井美保さんの美のDon't! 「敏感肌」にNGな行為とは?

新製品を試したり、慌ててスペシャルケアをするのはDon’t!

「肌が敏感よりになるというのは、バリア機能が低下し、不安定になっている状態を指します。特に春は、一気に紫外線量が増え、花粉の付着や寒暖差の影響などで肌がダメージを受けやすく、コンディションが悪くなりやすい時期。そんな状態の中、肌にとって合う・合わないかが不明瞭な新製品で冒険するのは危険。少しでも肌のキメが粗いな、赤みが出てるなと感じたら、新しいスキンケアにトライするのはひとまず避けましょう」(石井さん。以下同)

石井美保さん 敏感時のNGケア

「また、肌がゆらいでいるからといって慌てて立て直そうとするのもNG。

よく陥りがちなのが、トラブルがちな肌をどうにかしようとするスペシャルケア。肌のバリア機能が不安定な状態では、スペシャルケアはかえって負担になりやすく、余計に炎症を起こして悪化してしまう場合も。スクラブやピーリング、パックなどの攻めのお手入れは一旦お休みをして、刺激をなるべく避けることに注力しましょう」

ピリピリと感じたら、炎症のサイン。すぐに洗い流して

「よくピリピリと感じたりするのは“好転反応”とポジティブに解釈する人がいますが、それは肌が炎症しているサインです。

“ビタミンCのスキンケアだからピリピリするのはしょうがない”。そうおっしゃる方もいます。でも、それは肌が不安定だからこそ、刺激になっている場合がほとんど。我慢したり、放っておいたりせず、すぐ真水で洗い流しましょう。

実は肌にとって、炎症は大敵。赤くなったり、ブツブツにならなかったといって、炎症が起きていない訳ではありません。この炎症を積み重ねてしまうと、敏感症状だけでなく、あらゆる老化スピードを加速させる要因に。とにかく、刺激はないに越したことはないのです」

記事が続きます

石井美保さんの美のDo! 「敏感肌」の対策法とは?

とにかく手数を減らしてシンプルケアを

石井美保さん 敏感肌へのおすすめケア法

トップス/スタイリスト私物

「美容液は“攻め”の成分が多いため、弱っている肌に与えてしまうとかえって負担になってしまう場合も。肌が敏感に傾きがちな日は、ローション+ミルクまたは、ローション+クリームなどのシンプルステップに徹底。焦らず、肌を休めるイメージでお手入れをしましょう。

また、アイテムをなじませるときも刺激になりやすいので、なるべく触れないのがポイント。化粧水はヒタヒタにコットンに染み込ませ、肌にそっと置いて鎮静。パッティングなどはしないように!

私の場合は、スキンケアを使ってピリピリと感じたらすぐに洗い流し、その日はシンプルな鎮静ケアにします。翌日赤みが引いて、ピリピリするなどの肌への違和感がなかったら、いつものお手入れに戻しています」

石井美保さん流春の敏感肌ケアを参考に!

石井さんの信頼ラインナップを公開! おすすめコスメ編は下のリンクからチェックして

美容家 石井美保さんの敏感肌ケア 【おすすめコスメ編】はこちら

メイク・モデル/石井美保 撮影/天日恵美子 ヘア/ナディア スタイリスト/今村仁美 イラスト/green K 取材・文/谷口絵美 構成/中島 彩

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