みなさんこんにちは、バイラーズの土井陽菜花です!
夏休み、念願の白井屋ホテルに泊まってきたのでレポします♡
アート好きなみなさん、是非見てください♡♡
① 老舗旅館が泊まれる現代アートに!?「白井屋ホテル」#建物編
創業 300 年の歴史を誇る老舗旅館をリノベーションした「白井屋ホテル」。
群馬県前橋市の新たな観光スポットとして大人気です。
世界的建築家 藤本壮介さんによる建築や、金沢 21 世紀美術館の「スイミング・プール」でお馴染みレアンドロ・エルリッヒさんによる光のアートをはじめとする、様々なアーティストの作品を存分に堪能できる空間になっています。
4 階建ての内部はリノベーションによって吹き抜けに改造されていて、近未来のようなこのコンクリート剥き出しの景色がかっこいい。
元の建物の柱梁を活かしてこのような構造になったそうです。
そしてこのコンクリートに沿うように張り巡らされた光るパイプのアート!
「目に見えない生き物の静脈」をイメージした作品なのだそう。
夜になるといろんな色に変化するのも楽しめます。
こちらは 1 階から見上げた景色。
夜は 1 階のアートラウンジで軽食やドリンクサービスがあるのですが、この光の変化を眺めながらゆったりと過ごすのは最高です。
無機質な構造に植物の組み合わせもすごく好きでした。
左はエントランスから見える部分ですが、螺旋階段とコンクリートの空間に緑の観葉植物がたくさん配置されています。
右は吹き抜けの部分を 1 階から見上げた様子。
大きなお花のアートは蜷川実花さんの作品だそう。
こちらは期間限定らしいので、早く見に行かないと展示終了してしまうかもです。
作品は随所に散りばめられていて、上の写真はエントランスの 2 作品。
杉本博司さんの湖の水平線を写した写真作品 (左) と、ライアン・ガンダーさんの割れ窓理論 (割れた窓を修理すると、その地域の犯罪率が低下するということを証明した理論。視覚情報が社会における伝達力を持っていることを示した。) に着想を得た作品 (右)。
他にもご紹介仕切れないアート作品がたくさんあります!
宿泊するとホテルツアーに参加でき、それぞれの作品の詳細な説明を聞くことができるので、おすすめです。
最後に私のお気に入りの一枚。
上から 1 階のラウンジ・レストラン部分を撮影したものです。
コンクリートの柱梁の隙間から見える温かい照明と、これから始まる食事風景を連想させる景色が物語最初の一場面を覗き見ているようで、なんだかどきどきしました。
② 老舗旅館が泊まれる現代アートに!?「白井屋ホテル」#お部屋編
私が今回宿泊したのはこちらの Executive Room。
建築家の藤本壮介さんもお気に入りの部屋なんだとか。
壁にはエントランスにも作品がある、ライアン・ガンダーさんの絵が飾られています。
コンクリートの壁と、白黒を基調にしたデザインがおしゃれだけど落ち着く雰囲気。
ずっとここに住みたい。
お部屋のミニバー、サービスなので、なんと全部飲んでも OK なんです。
左はお茶セットなのですが、コーヒーがすごく美味しかった!!
酸味と苦味がバランス良くて、食事にもスイーツにも合うスッキリなお味でした。
5 種のシングルオリジンをブレンドした「ONCA COFFEE」のドリップバッグだそうで、白井屋ホテルオリジナルパッケージになっています (秒で飲んでしまって写真撮り忘れ....)。
右は冷蔵庫のなか。
群馬にある武尊山の美しい水で造られた「川場ビール」と、日本一美しい河岸段丘として知られる群馬県沼田市「原田農園」のフレッシュ 100% りんごジュース (無添加) がいただけます。
お風呂上がりにお部屋でビール、最高でした♡
それからお部屋にはウェルカムスイーツとウェルカム...トイ...?
スイーツは、群馬のお菓子「焼きまんじゅう」をイメージした焼きまんじゅう味のマドレーヌ!
あまじょっぱくておいしい!
カルタは...ホテルの見どころ満載すぎて遊ぶ時間が取れなかったのですが 笑、家族で宿泊される方は盛り上がりそうですよね。
ホスピタリティ感じる一品でした。
そしてテンションが上がるのがこちらのアメニティ!!
みんな大好き OSAJI です。
OSAJI は群馬県のブランドなんですよね。
お食事やドリンク類などもそうですが、地元の良いものを存分に楽しめるホテルステイ、すごく良いです。
ホテルでのんびりしていても群馬の良いところをたくさん知ることができて、インドア派の私には大変有難いですね。
実はお部屋のデザインは他にもたくさんあって、その一つ一つがすごく個性的!!
各デザイナーのお名前を冠した部屋もあるので、お気に入りのデザイナーさんを全身で感じることも出来ちゃいますよ!
気になる方はリンクをチェックしてみてください♡
③ 白井屋ホテルから徒歩 3 分!アーツ前橋で深まるアート旅
旅行で車乗らない民からすると、宿泊施設から徒歩圏内に観光スポットがあるのはすごく嬉しい!
アーツ前橋は市街地中心部にある既存商業施設が改築され、本格的な公共美術館として生まれ変わった建築だそう。
私は旅行に行くと、その土地の美術館に行くのが大好き。
常設展示はその土地ゆかりの芸術家の方の作品が豊富だったりして、その場所に行かないと見ることのできない作品が多いので、旅の醍醐味として味わっています。
そして特別展も、意外と都心には巡回してこない展示ってあるんですよね。
"この美術館だからこそ展示する" というようなこだわりがあったりして、どうしてもそれが見たい時は展示を目的に旅行を計画したりします。
アーツ前橋は白井屋ホテルの裏にあって、アクセス抜群。
とにかく近場なので、チェックイン後のディナー前など隙間時間で楽しめます。
情報が古くてすみせん....8 月で展示期間が終わってしまったのですが、私が行った時は荒井良二さんの new born という展示中でした。
展示は終わってしまいましたが、荒井良二さんは絵本がとにかく可愛くて、大人も子供も楽しめる作品がたくさんあります。
ご興味ある方は下記リンクも見てみてくださいね!
④ アクセス情報などはこちら
【白井屋ホテル】
住所: 群馬県前橋市本町2-2-15
東京駅から新幹線を利用する場合だと、ホテルまで 1 時間ちょっとで到着します。
鈍行でも 2 時間ほどなので、都心からの週末旅には最高の距離感。
ちなみに私は鈍行でのんび〜り行きました♡
車で行く方は、一泊分は駐車場料金無料のようです!
【アーツ前橋】
住所: 〒371-0022 群馬県前橋市千代田町 5-1-16
開館時間: 10 時~18 時
※入場は閉館時間の 30 分前まで
休館日: 水曜日
ここまで読んでくださってありがとうございます♡
まだまだ書きたいことがたくさんあるので、第二弾を続編で出す予定です!そちらも楽しんでいただけますと嬉しいです♡