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4時間コース9万円オークラ東京のスイートルームで極上スパ体験

スーパーバイラーズの今越さくらです。

 

桃の節句も過ぎ、春霞のただよう季節になりましたね。

ついこの間、お正月を迎えたばかりのような気がするのに、月日の経つのは早いものです。

気が付いたときにはあっという間に過ぎ去ってしまうから、人は時間に区切りを設けて、気持ちを新たにしようとするのかもしれません。

 

まさに3月は「ひと区切りの月」

新年度に向けてこれまでを振り返り、新しい自分に出会うための調整期間として、要らないものを捨てたり、自分が本当にやりたいことについて考えたりして、大切に過ごしたい月です。

 

というわけで今回は「自分の心と体に向き合う究極のひとりホテルステイ」についてご紹介します。

目次

  1. 20代最後の年 思いっきり背伸びしてみたい
  2. 【平日1日1組限定】オークラ東京が提供する極上のひとり時間
  3. ▶ジャグジーバス&ミストサウナタイム
  4. ▶スパトリートメントタイム
  5. ▶デトックスランチライム

20代最後の年 思いっきり背伸びしてみたい

虎ノ門にあるラグジュアリーホテル「The Okura Tokyo」(オークラ東京)が「4時間9万円」のとんでもないおひとりさま専用のスパプランの提供を始めたらしい――。

 

職場の女性記者とのたわいもない世間話に挙がった話題に思わず面食らった。「え、マジで?」。「うん。インパクトあるよね」。「すごいね。どんな人が行くんだろう?」。「殿上人じゃない」

 

いや、殿上人って。日常会話の中で耳にする機会あるんだ、と心の中でツッコミを入れながら「たしかに」と相槌を打った。

 

調べてみると、東京タワーが臨めるラグジュアリーなお部屋で、ジャグジーバスに浸かったり、エステを受けたり、お食事をいただけたりするようだ。

 

ふと「行ってみようかな」と思った。バカみたいな理由だけど、20代最後の年に思いっきり背伸びして「もっと広い世界」を見てみたいと思った。

 

来月には社会人になって5年目を迎える。仕事にも慣れてきた一方で、目まぐるしく過ぎる日々に追われながら「小さくまとまっていていいのかな」なんて漠然とした不安を抱えていた。だからこそ「何かを変える」きっかけが欲しかったのだと思う。

【平日1日1組限定】オークラ東京が提供する極上のひとり時間

午前10時。2019年9月に開業したばかりのオークラ プレステージタワーの27階に足を踏み入れた。高級感のある大理石調のフロントにスタッフのみなさんが整列していた。キャビンアテンダントのような華やかさ。「今日はお世話になります」とおずおず挨拶すると「今越様がくつろげるよう、精一杯お手伝いさせていただきます」とにっこり。格式の高さを感じて、お恥ずかしながら、わたしもそれらしく振舞ってしまう。でも、それがなんだか嬉しかった。

 

ふかふかで厚みのあるバスローブに身を包み、向かった先はジャグジーバスやスチームサウナが完備されたラグジュアリーなスパスイートルーム。ワクワクしながら重厚感のある扉を開けた。

4時間コース9万円オークラ東京のスイートルームで極上スパ体験_1

「すっご…いな」。

写真で見るよりずっと広いし、大きな窓から見える眺望も、想像以上のド迫力。

とりわけ、視線の先に見えるジャクジーバスが室内を豪奢に飾り立てている。

 

わかりやすくテンションが上がる私を見て、カウンセラーの方が微笑ましそうに「まずはカウンセリングシートをご記入くださいね」と声を掛けてくれた。早くジャグジーに浸かりたい!と高ぶる気持ちを抑えながら、シートを埋めていく。

 

このコースは、ボディ60分、フェイシャル60分の計120分のトリートメントが受けられる。セラピストさんに日々の悩みを打ち明けながら、身体と顔、それぞれのエステの内容をオーダーメイドで決めていく。私はパソコン作業で凝り固まった肩や首回りをほぐしてもらうことと、乾燥でダメージを受けている顔の保湿を念入りにお願いした。

 

カウンセリングの際、ジャグジーバスに注ぐアロマエッセンスも選択する。私が提案されたのは、グレープフルーツやゼラニウムなど女性受け抜群の香りと、ローズマリーやジンジャーなどのスパイシーで発汗性がありそうな香りの2種類。その日の気分で前者を選択した。

 

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▶ジャグジーバス&ミストサウナタイム

カウンセリングが終わると、30~40分のジャグジーバスとミストサウナの使い放題タイム。軽く体を洗って、ミストサウナで体を温め、ジャグジーバスで全身を解放した。

目の前に広がる最高の眺めと、女っぷりが上がりそうな香り。心と体がほどけていくのを感じた。高揚感と解放感で、ちっぽけな自分なんてさっぱり忘れて、「絶対、またここに来られる女になろう」と気が大きくなっていた。たまにはこういうのも大事だと思う。

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▶スパトリートメントタイム

ジャクジーバスを楽しんだ後は、お待ちかねのスパ。日本ではオークラ東京でしか取り扱いのない「ANNAYAKE(アナヤケ)」を使った施術だ。アナヤケは1988年にフランスで誕生。竹、柚子、椿など日本の伝統的な素材を使ったスキンケアブランドで、日本人のアイデンティティに訴える懐かしい香りがする。(ちなみに、お土産としてポーチとミニサイズの化粧品を持ち帰ることができる。)

 

足先から頭頂まで、心地の良い圧のトリートメントを受ける。凝り固まって盛り上がった肩をグリグリされるのが気持ちいい。リンパが流れ、身体がポカポカするのを感じた。

スタッフさんはこちらが話しかけない限り、施術に専念してくれた。ほどよい大人の距離感がグッとくる。

 

フェイシャルトリートメントは、保湿メインのパックを選択。世界的パフォーマー「ブルーマン」のような顔がおかしくて、写真を撮ってもらった。

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良い記念。パック中はヘッドマッサージをしてもらったのだが、これもまた気持ち良かった。

 

120分の極上トリートメントを受け、全身がふっくらハリを取り戻しているのを感じた。触れてみると、手に吸い付くようなもちっと感。喜びでため息が出る。血色もよくなって、頬が赤く染まっていた。

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▶デトックスランチライム

午後1時。スタッフの方が2人がかりでセットしてくださったテーブルでお食事をいただく。

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メニューは、デトックスサラダと、17種の雑穀ブレッドのサンドイッチ、季節のフルーツ、ピエール・マルコリーニとオークラ東京がコラボレーションしたチョコレート、ハーブティー(コーヒーや紅茶も選択できる)。シャンパンはオークラ東京創業60周年を記念して、特別なラベルで誂えたオリジナルの「ポメリーゴールドポップ」の飲みきりサイズ(私は持ち帰った)。

 

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サラダもサンドイッチも、火照った身体に寄り添う滋味深い味だった。意外とボリュームがあって、サンドイッチは残そうか迷った。…全部平らげたが。

 

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果物はフレッシュな甘さで眠気を帯びた身体をやさしく起こしてくれた。ハーブティーは生の葉を贅沢に使った一杯。すっきりとした飲み心地で、食後にぴったりだった。チョコレートの上品な甘さや高級感のあるくちどけが幸せを運んでくれた。

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ひとりで優雅に食事を摂りながら、ぼーっと景色を眺める。「この世を統べる人が見ている景色ってこんな感じなのかな」。

 

20代後半を過ぎ、数万円のフレンチのコースも食べ慣れてきたし、個室に専属のシェフが付く鉄板焼きにも驚かなくなった。すっかり大人になった気でいた。でも、まだまだ体験したことのない世界が広がっているし、そういう世界があることに気付くと「もっとスケールの大きい人生を考えてもいいのかも」と思える。気が付いたら、将来はこんなことしてみたいな、今年はあんなことに挑戦してみようかな、と考えている自分がいた。身の丈を知ることも大切だけど、背伸びすることも大事だと思う。大人になると、「いけてここまでかな~」なんて、勝手に自分の天井を決めちゃうから。それをぶち破ってくれる体験を買うのは、悪くないと思った。

午後2時過ぎ。食事を終えて部屋を後にしようとすると「よかったら、こちらも持って帰りませんか」と部屋に飾られていたフラワーブーケをいただいた。「足を運んでくれて、ありがとう」という気持ちが伝わり、素直に感動してしまった。最後の最後まで、完璧なホスピタリティだった。

 

おわりに…

いかがでしたか?

特別な日のご褒美に、日常に押しつぶされそうなときに、大切な人への贈り物に。

2か月後の母の日にもぴったりだと思いました。

 

気になる方はぜひ、オークラ東京のインスタグラムやウェブサイトを確認してみてください。

オークラ東京のインスタグラムはこちら
オークラ東京のウェブサイトはこちら

【おひとりさま専用 東京タワースパスイートプラン詳細情報】

 

予約可能時間:10:00~または16:00~(夕焼けや夜景も美しいと思います

所用時間:約4時間

料金:¥90,000(室料、スパトリートメント、軽食、消費税・サービス料込)

特典:

Pierre Marcolini×The Okura Tokyo オリジナルチョコレート(5個入り)

Pommery Gold Pop The Okura Label 2015(1本)

ANNAYAKEオリジナルポーチ&ミニ化粧品

ミニフラワーブーケ

 

 

以上、今越さくらでした!

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