いつもご覧いただきありがとうございます!
バイラ読者モデルの中島です。
普段から、成分が肌や環境にやさしい自然由来のコスメやオーガニックコスメを愛用することが多いのですが、最近知った中でも素敵!と感じる点が多かった「NEMOHAMO」(ネモハモ)というブランドをご紹介します。
植物のチカラをあますことなく使ったオーガニックコスメ
「NEMOHAMO」は、京都発のオーガニックコスメで、ブランド名にも表れているように「根も、葉も、茎も、花も、実も。」植物まるごとのチカラを使っているのが特徴です。
使用する植物も、豊かな土壌に種をまき、化学肥料を使わない有機栽培で大切に育てられたものたち。
植物の栄養素を壊さない「低温真空抽出法」でエキス化し、良質な植物が持つ酵素・ビタミン・ミネラルなどを活かして製品化されています。
他にも、〈動物実験を行わない〉〈8つのフリー処方(石油由来の原料は一切使用しない等、添加物を省く)〉〈トレーサビリティにこだわる〉といったことも掲げられ、原料・製造工程・販売までのすべてのプロセスが明白・簡潔である点にも非常に好感が持てました。
(経験上、調べてもその辺りがハッキリしないブランドって結構多いな〜って思うのです)
また、「サスティナブルコスメアワード」では、2019年に最優秀賞も受賞されています。(審査はSDGsを理念に取り入れ、化粧品の製造から廃棄にいたる一生のサイクルを通じて、人にも地球にもやさしいコスメかどうかで評価される)
植物まるごとクレンジングオイル
クレンジングオイル 100ml/3,850円
輸送箱や化粧箱、容器にも可能な限りの環境配慮がなされ、サスティナビリティへのこだわりも。
今回使ってみたのは、クレンジングオイル。コメヌカやツバキ、ゆずなどの美容成分がたっぷり含まれた植物オイルに、薬草としても広く知られるオタネニンジンが配合されたもの。
全成分表記もこれだけシンプルだと分かりやすい!NEMOHAMOの化粧箱には、サトウキビの搾りかす由来の環境配慮紙“バガス”紙が使用されている。
実は、このオタネニンジンが入っているところもグッときたポイントの一つ…!
他ブランドのもので、初めてオタネニンジン配合のものを使った時に“いいな”という感触を味わってから、個人的に着目している成分だったんです!
オタネニンジンの根は、「ジンセナサイド」という有効成分を持ち、ハリとツヤ、エイジングケアなど肌にも嬉しい効果があるとも言われています。
NEMOHAMOの商品の多くに共通して配合されていて、キーになっている成分でもあるんです。
使い心地やメイク落ちは?
パッケージは目を引くオレンジ色ですが、中のオイルは無色。
テクスチャーは、手持ちのクレンジングオイル(4つほど)と比較検討しても、重たすぎないなめらかさがあり、まるで美容オイルのよう。
香りは、THE植物の集合体の香りといった感じで少し特徴的。(さすが植物まるごと…!)
元々、香料の強い香りが苦手な私には、この自然らしい穏やかな香りがしっくりきました。
(ゆずの香り!のようなストレートに表現できる香りではないため好みはありそうですが、オーガニックコスメ慣れしている人ならおそらく気にならない香りじゃないかなと思います)
メイクとの馴染みもスムーズで、少しクルクルしただけでアイシャドウはスルッと落ち。
さらに、水やぬるま湯で乳化させると、アイライナーやマスカラまで綺麗に落としてくれます!
特段、濃いめなメイクではないものの、今までのクレンジングの中にはどうしてもアイライナーが落ちきらないものや、使用後に肌が若干つっぱるようなものも…。
ですが、NEMOHAMOのクレンジングはそれらが一切なく、使用し始めて一ヶ月経ちましたが、やさしい使い心地で肌も安定してくれています。
W洗顔不用の明記はないため(次のステップに洗顔を推奨していることからも)別途洗顔は必要になりますが、個人的にはクレンジングだけでも十分に落ちるように感じたのと、気持ち悪さも特に残りませんでした。
世の中には数多くの魅力的なブランドで溢れているだけに、何を選ぶか悩んでしまうこともありますよね。
そんな時、私自身が選ぶ基準の一つに《ブランドの背景や取り組みに共感できるか》どうかを大切にしています。
パッケージや容器へのこだわり、使い終わった後のことまで考えられているか(最近は容器回収もありますね)、動物実験はしていないか(認証マークも確認してみる)等。
“なんとなく良さそうだから選択する”のと、“背景や取り組みを調べて共感できたから選択する”のとでは大きな違いも。
共感できた分、選んだものに愛着も持って使えているなと感じています。