いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
スーパーバイラーズの中島です。
とてもありがたいことに、周りの人から
「いつもどうやってお店を探しているの?」
「素敵なお店をたくさん知っているね!」
といった声をかけてもらえることがあります。お店探しを頼ってくれる友人や家族も。(とてもうれしい)
今回は、そんな私が何度も繰り返し読んでいる、グルメに関する“バイブル”本を2冊ご紹介します。
私の情報源の一つでもあるため、今まで内緒にしてきたのですが(笑)読んだらグルメ開拓をしたくなること間違いなし…!かも?
『POPEYE特別編集 味な店 完全版』
平野紗季子 著/マガジンハウス
この本の存在を知ったとき、タイトルからして実に面白そう…!とそそられるものが。書店を探し回るも、人気のためなかなか見つからず。重版のタイミングで平積みされているのを見つけたときは、本を抱きしめて帰ったのも忘れられない思い出です。
フードエッセイストの平野紗季子さんによる食探訪記。『味な店』のタイトル通り、平野さんが訪問した数々のお店を独自の切り口で紹介する一冊。
「塩対応ですが、何か?」(塩対応のお店を紹介)
「姉妹よ。」(姉妹で営むお店を紹介)
「おしながきはひとつだけ。」「名前がズルい。」といった切り口は、実にユニーク。
平野さん独自の視点と、彼女の紡ぐ文章が光る一冊は、読んだ人をワクワクさせてくれるものが。(平野さんならではの語り口、言い回しなども好きなんです)
それぞれのお店の方との濃密なエピソードが綴られていたり、お店への愛もヒシヒシと感じられる一冊に。
グルメガイドの側面だけでなく、エッセイとしても読める内容になっているので、読み終える頃にはひとつの壮大な物語を見届けたような充足感も。
この本を読んで、自身の「行きたいお店リスト」に追加したお店も多数。(少しずつ…!と思いながらもまだまだ制覇への道は遠い…)
行ってみたくなる、食べてみたくなるが溢れてとまらなくなること請け合いです。
『にっぽん全国 おみやげおやつ』
甲斐みのり 著/白泉社
文筆家の甲斐みのりさんによる、47都道府県のお菓子屋さん(約180軒)のおみやげおやつを集めた本。
手土産本は他にも持っているのですが、この本は見ているだけで幸せな気持ちにさせてもらえる、可愛さがギュッと詰まった一冊なんです。ページをめくるたび、「はあかわいい〜〜」がとまらない…!
全国には、まだまだ私が知らない魅力的なおやつがこんなにもあるのね、という新たな発見。そして、そのおやつを買う目的でその地に赴きたくなってしまう、“旅に行きたくなる本”でもあるんです。
私もブログでお取り寄せについての記事を執筆することがありますが(勝手に不定期連載している「ご褒美グルメ」をご参照ください)このご時世、お取り寄せの需要も高まりましたよね。
現地でしか購入できないおみやげ以外に、お取り寄せが可能なおやつの情報も載っているので、おうち時間を楽しみたい方にもピッタリの内容となっています。
旅へ行きたくなる、大切な人へ心をこめて贈りたくなる、自分へのご褒美に。さまざまなシーンでこの本を開きたくなり、めくりたくなる、そんな一冊。手元に置いて眺めるだけでも、きっと楽しい気持ちにさせてもらえますよ。
平野さんと甲斐さん、お二人のそれぞれのInstagramも見ているだけで食欲が掻き立てられる投稿ばかり。
グルメはもちろんのこと、お菓子や地元パン、旅や散歩、建築物が好きな方には絶対にささる情報が満載!
ぜひ、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。