前回、『スカッとする映画6選』をご紹介しました。好評でしたので今回は映画好きが紹介したい、改めて観たい『世界観がエモい名作』を紹介します。
ヒロインがおしゃれ、オシャレな雰囲気が漂うシーンや音楽、そして監督に注目。
■独特な世界観に浸かりたい
■美しい主人公に出会いたい
■おしゃれな音楽を知りたい
■ファッションが好き
それぞれ分けておすすめ映画を紹介しておりますので、気分で観てみてください。
70年代ファッション、あの名曲が聴ける! ロックに目覚めた少年の切ない初恋を描く青春ムービー『あの頃ペニー・レインと』
・MUSIC◎◎◎
・甘酸っぱい◎◎◎
・ファッション◎◎◎
監督は『バニラ・スカイ 』、『エリザベスタウン」で有名なあのキャメロン・クロウ監督、小説『初体験/リッジモント・ハイ』が有名です、こちらもおすすめです。
その監督が自身が15歳の時にローリングストーンの記者をしていたことから自伝的になっている部分があります。
厳格な母のもとで育った15歳の主人公、ロック誌のライターになりバンドのツアーに同行しケイトハドソン演じるペニーレインへ恋をしていきます。
グルーピーなペニーレインがなんともかわいいです。ファッション、音楽、アメリカの70年代を感じさせてくれます。今を楽しんでいるペニーレインの姿が見ている人を魅了させます。
こんな風に、青春をしたいと思わせてくれます。
ファッション、音楽を含めて脚本が素晴らしいです。アカデミー脚本賞受賞。
エルトン・ジョンの『Tiny dancer』が映画とマッチし、何度も聞きたくなってしまいます。
あなたもこの映画を観ればペニーレインへ恋すること間違いない。
音楽の使い方がかっこいい“QUEEN”の名曲がつまった 『ボヘミアン・ラプソディ』
ロックが好きな方◎◎◎
音楽・美術・ファッション・オペラが詰まている◎◎◎
再現度が高い◎◎◎
伝説的ロックバンド・クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアンラプソディ』。
バイラ世代はクイーンの音楽を聴いたことはあるけど実際は知らない方もいるのではないでしょうか。
クイーンをご存知の方は再現性が高いと思うのでは。
「QUEEN」というバンドの軌跡を描いた作品であり、フレディ・マーキュリーの人生の全てであるクイーンへの想いが描かれている作品です。
音楽だけではなく美術、ファッションが全てかっこいい。かっこいいと一言では言い表せないものになっています。
流れる楽曲はどれも一度は耳にしたことのある音楽ばかりです。観ていても飽きないテンポの良い作品になっています。
エンタメ性の高い作品になっているので、クイーンを知らない方も楽しめる作品になっています。
独特の世界感に騙された!ハードボイルドなMOVIEだと思っていたらエモい『バッファロー’66』
独特の世界観に浸れる◎◎◎
作品が芸術的◎◎◎
ハートフル映画◎◎◎
モデル、俳優、ミュージシャンとして多彩な顔を持つヴィンセント・ギャロが初めて監督に挑んだ作品。
驚くべきことはスクリーンの中でも監督、脚本、俳優、音楽もこなしているから驚きです。
主人公のビリー演じるヴィンセント・ギャロは、どこか不器用で母親へ嘘をついてしまう。
妻いないのに、妻を実家へ連れて帰らないといけない、そんな時にクリスティーナ・リッチ演じるレイラを拉致して妻のふりをお願いする。
そんな状況って怖いって思うのが普通なのですが、従うレイラ。
クリスティーナ・リッチをご存知の方はこのスクリーンの中でのレイラにびっくりしてしまうのでは。
ぽっちゃりでアイメイクが奇抜なのにぴちぴちの姿がなぜか不思議とかわいい。今でいうファストファッション。
映画のポスターに私は騙された。ダメな男ですがレイラに出会い人は変われる温かいストーリーです。
独特の世界観に浸り人にぴったりの作品になってます。
いつの時代も愛される美しいヒロインの恋模様『アデライン100年の恋』
主人公に恋する◎◎◎
ロマンチック映画◎◎◎
ファッションに注目◎◎◎
ドラマ『ゴシップガール』のセリーヌ役で知られるブレイク・ライヴリー主演のファンタジーロマンスムービーです。ブレイク・ライヴリーの美しさと共演している男性がイケメンなのでそれだけでも損はないです。
若く美しいアデラインは不慮の事故で不老不死になってしまう。その事実を知っているのは彼女の娘だけ、娘はアデラインと並ぶと娘と祖母に見えてしまう。
周りに知られないように、知られそうになってしまうと新しい場所へ行き、また違う自分になる生活を3世代に渡って続けてきた。
そのため恋愛をしても彼女は素性を明かすことができないまま、また違う自分になっていく。
しかし、今回の恋だけは違うものだと彼女は誓った。
アデラインの時代に応じたファッションは、さすがブレイク・ライヴリーならではの着こなし。
時代ごとにあなたは恋するかもしれません。
現代の素敵なデート、ロマンチックな雰囲気を味わいたい方にぴったりな映画となってます。
誰かを愛する事は当たり前LGBTの先駆け美しい主人公たち『マイプライベートアイダホ』
夢の豪華共演◎◎◎
ロードムービー◎◎◎
儚い・危うさ◎◎
監督はゲイを公言しているガス・ヴァン・サント。彼の作品には『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『エレファント』があります。
彼は青春、儚い、危うさを表現するのが得意な監督です。
私がこの作品をお勧めする理由の一つが、俳優の中で一番好きなリヴァー・フェニックスが出演しているんです。リヴァー・フェニックスって誰?と思う方も多いのでは。
映画『スタンドバイミー」皆さんも聞いたこと、観たことがあるのではないでしょうか。あのガキ大将だった少年が成長し、大人になったらめちゃイケメンに。美しい人を嫌いな人いませんよね。
リアルの世界でも親友だったリヴァー・フェニックスとキアヌ・リーヴスが出演している2人の魅力がつまった映画です。
若いころのキアヌ・リーヴスに出会えるのもこの作品の魅力。
リヴァー・フェニックス演じる、幼いころから男娼として働き、緊張すると睡眠発作を起こす持病がある。マイクの親友を演じるキアヌ・リーヴスは市長の息子でありながら男娼生活をしていた。しかし永遠には続かない青春が段々と終わりに。
ロードムービーの傑作であり、自身がゲイである監督の世界観の作る作品は独特です。
ため息が出るほど美しい主人公、しかしこれでもかと悲劇が襲う 『テス』
世界観に引き込まれる◎◎
テスの美しさに注目◎◎◎
時間があるときにおすすめ◎◎
フランスのロマン・ポランスキー監督の名作中の名作。彼の作品のなかに『戦場のピアニスト』があります。
主人公のテスを演じるナスターシャ・キンスキー、今まで見た映画の中で一番美しいと思ったのがナスターシャ・キンスキーです。
美しさだけでもぜひ観てほしい、しかし放映時間がなんと3時間の大作なので長いと感じてしまうのが難点。
19世紀のイギリスを舞台に、貧しい家に生まれ金持ちの家に援助を求めるテス、そこで第一の悲劇が。
美しいが故の悲劇に陥り妊娠するが死産に。その後、好きな相手に出会うも自分の過去を明かせず。ネタバレしそうなので、内容はここまで。
テスが着用しているドレスはもちろんその時代を表現しているので見る価値ありです。
アカデミー賞では撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞を受賞。
美しい少女から大人になるまでの成長、歩んできた人生はこれでもかというくらい悲劇に、、さすがポランスキーの作品。
最後までご覧いただきありがとうございます。
■独特な世界観に浸かりたい
■美しい主人公に出会いたい
■おしゃれな音楽を知りたい
■ファッションが好き
に焦点を当てた作品を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。VODで観れる作品もありますのでぜひ観てみてください。