こんにちは!スーパーバイラーズの輪島真奈美です。
先月投稿させていただいた『大阪関西万博さっそくレポ 第一弾』の記事を想像以上に多くの皆様が読んでくださっていて、早く続きを書きたい!と思っておりました♪
予約不要かつなかなか旅行で訪れることのない国のパビリオン、名付けて「ニッチパビリオン」を巡る企画。
それでは第二弾、今回はさらにニッチな国も巡っていきます😆
✔︎誰でもマネできる!
✔︎予約忘れてた…でも大丈夫◎

Visit 5. セネガル
13:00、もうこの時間になるとほぼ全ての人が入場を済ませているので、人気のパビリオンは既にどこも凄い行列に…
まだ並ばずに入れそうなセネガル館へ。
Republic of Senegal
公用語|フランス語
首都 |ダカール
アフリカ大陸、サハラ砂漠の西南端に位置するセネガル共和国。
かつてフランスの植民地下にあったため公用語はフランス語です。
まずこれまで(第一弾)のパビリオンと違うなと感じた点としては、日本語の説明がないということ!ニッチ感が増し増しのこのパビリオンに私はわくわくが止まりません🤣笑
もちろん英語が苦手だという方でも、写真や展示物で楽しむことができるので安心してください!
セネガル産のドリンクが販売されているのを発見。
セネガルから来たであろう販売スタッフのお姉さんがいらっしゃったので、試飲させていただけることに!
アップルジンジャー味のジュースで、とてもスパイシーで美味しい!気に入ったのですが既に売り切れだったようで、購入はできませんでしたが、現地のお姉さん(のちに製造者ご本人だと判明!)と実際に交流ができて、とっても楽しかったです♡

セネガル産の鞄も販売されていました。お洒落でかわいい🥹

13:30、続いてはコモンズC館へ。
大阪関西万博には小規模な各国ブースが一つの建物内に集められた『コモンズ館』というパビリオンがあります。(すべての国が独立したパビリオンを持っているわけではないのです)
コモンズA~D館まであり、C館はイスラエル、ウルグアイ、ガボン、グアテマラ、クロアチア、サンマリノ、スロバキア、スロベニア、パナマ、モンテネグロ。
私たちは10分ほど並んで入場できました!

Visit 6. サンマリノ共和国(コモンズC館)
Most Serene Republic of San Marino
公用語|イタリア語
首都 |サンマリノ市
サンマリノブースへ。
イタリア半島の中東部に位置する国。なんと、その国土は世界で5番目に小さいそう!
主な農産品はワイン(甘口のデザートワイン)やチーズ、オリーブ油など。まさにイタリアのミニ版みたいな国ですね♡

サンマリノの起源は、石工であった伝説的な人物サン・マリノが、紀元301年にクリスチャンのコミュニティを築いたことが最初とされています。
そのサン・マリノの生涯に関する世界最古の写本『ヴィタ・サンティ・マリニ』が展示されていました。
なんと紀元3~4世紀のもの!!
ユネスコ世界記憶遺産登録候補にもなっているそうで、トリノ国立大学図書館から持ってこられたこの書物がしれっと展示されているところが万博の凄さだと実感しました!
(なのにあまり人が集まっていないんです🥲)
ブースの一角には小さなドーム状のスポットが。
中に入ると、サンマリノの日常生活を音で楽しんで体感することができます♪

ティターノ山の岩石に触れる風、市場を行きかう人々の声、祭日に撃たれる大砲の音、夜明けに鳴く小鳥たちの歌声など…
なんだか旅行で訪れてみたくなりました⛰️
Visit 7. グアテマラ共和国(コモンズC館)
Republic of Guatemala
公用語|スペイン語
首都 |グアテマラシティ
続いてはグアテマラブースへ。
メキシコのおよそ南に位置するグアテマラ。かつてマヤ文明の中心地となったこの国では、今でも国のいたるところにマヤの遺跡が残っています。
そんな文化を根に持つグアテマラブースは、長年にわたり国のアイデンティティを形作ってきた伝統工芸の職人技に重きを置いた展示を行っているとのこと!

展示されているのは『テキスタイルの森』をイメージした、文化遺産と自然の融合作品。
右の作品は、グアテマラの国鳥であるケツァール!
「ケツァール」はグアテマラの通貨単位にもなっているんです。
このキャンドルの展示、めっちゃ可愛い!!!思わずインスタにアップしたくなる鮮やかな色づかいです♡

手作りの温かみが感じられる素敵なブースでした🦜
Visit 8. イタリア
14:10頃にコモンズC館を出た私は、その足でイタリア館へ。
個人的に行ってみたい国なので、イタリア館はマストで訪れたかったのです✊🏻
少し並び、14:50頃に入場できました。なにやら貴重な展示物があるとのことで、入場人数をかなり絞っている印象。
でも入口からイタリアらしいお洒落な内装でわくわく♪
Italian Republic
公用語|イタリア語
首都 |ローマ
言わずと知れた文化・芸術の国、イタリア。
この大阪関西万博のパビリオンでは、有名な美術品の実物が展示されているということで、SNSなどで大きな反響を呼んでいるのです!!
展示スペースに案内され、目に飛び込んでくるのは日本初公開の『ファルネーゼのアトラス』。
ギリシャ神話の巨人アトラスが天球を支える姿を表したこの彫刻、なんと2世紀(古代ローマ時代)に作られたものだそう。
ナポリ国立考古学博物館から実際に運ばれてきたとのことですが、一体どうやって海を越えてきたのだろうか…と考えると感動です。

そしてこちらも目玉!カラヴァッジョの『キリストの埋葬』。
サンタ・マリア・イン・ヴァリチェッラ教会の祭壇画として、1602年に制作された絵画。バチカン美術館所蔵の原画が展示されるのはなんと万博初とのこと。
実際目にした感想としては、迫力がすごい!!!
重厚感と言うか、写真で見るのとはやはり違って場の空気がそこに吸い寄せられるような不思議な感覚、神聖な気持ちになりました。

人が列を成しているところがあったのでなんとなく並んでみたところ、そこにはレオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチが。
ダヴィンチの解剖学、工学、自然観察に関する素描を集めた『アトランティック・コード』の原画だそう。
思わず「ええっ…!すご!」と声が漏れてしまいました。
芸術知識も何もない私ですが、紙のスケッチがこんなに綺麗な状態で保管されていること、それがここ大阪にあることに、もはや恐れ多くなりました🤦🏻

ヴェネツィアゾーンの展示物も面白い!歴史好きはたまりませんね♡
イタリア館の屋上にレストランがあるのですが、そこに向かう小道がなんとも気持ちよかったです🌿
ルネサンス時代の庭園(ジャルディーノ)をイメージしているとか。
イタリアならではの植物が植えられているみたいなので探してみてくださいね!

Next. トルクメニスタン
すべてをピックアップして特集することはできず残念ですが、他にもバングラデシュ、スロバキア、イスラエル、パナマ、スロベニアを訪れました。
なんとイタリア館を出た時点で、既に14カ国を制覇🤭
果たして一日であと何か国周れるのか…!?🌏
続く第三弾では北欧館やスペイン館をレポします!お楽しみに♪
※掲載した待ち時間・展示物・その他情報は全て2025/4/19時点のため、現在は変更となっている場合もあります。ぜひ実際に現地へ足を運んでみてくださいね!
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