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大人もはまる!哲学書のような絵本「ぼくを探しに」#読書部

こんにちは!
バイラーズのヤマダです。

皆さんには "忘れられない絵本"はありますか?
図書館でたまたま目に止まった絵本がいまだにお気に入りの一冊になっています。

今回は私がいまだに大好きな "大人もはまる(はずの)絵本" を紹介させてください☺︎

シルヴァスタイン作『ぼくを探しに』

シルヴァスタイン作『ぼくを探しに』

シルヴァスタイン作
倉橋由美子訳
『ぼくを探しに』
1500円(税別)

見ての通り、とてもシンプルな絵本ですがメッセージもとてもシンプル!笑

シンプルながら、哲学的な要素が感じられる一冊です📕

あらすじ

表紙

この表紙にいるパッ○マンみたいな「ぼく」が主人公。

何かが足りない「ぼく」は、なんだか楽しくありません。
そこで足りないかけらを探しに行くことにしました。

ころがりながら、歌をうたいながら、足りないかけらを探して旅を続けます。
その道中では、花の香りを楽しんだり、カブトムシや蝶と遊んだり。

そしてついに、自分にぴったりのかけらを見つけるのです。

しかし丸くなったことから今まで以上に速くころがることができ、
花の香りも楽しめなければカブトムシや蝶とも遊べない。

そしてかけらをそっとおろし、また足りないかけらを探す旅に出るのです。

おすすめする理由

イラストもストーリーもとてもシンプルですが、伝えたいメッセージの深さがお気に入りポイント。

せっかく自分にぴったりのかけらを見つけても、それを自ら手放します。

「自分の理想が叶う=幸せとは限らない」ため、完璧でない自分を受け入れ、より良い自分を目指す過程を楽しもう!そんなメッセージを感じました。

読み手によって感じることは異なるとは思いますが、「完璧じゃなくてもいい」と思える作品です。

続編もあります

記事が続きます
裏表紙

裏表紙

『ぼくを探しに』には『ビッグ・オーとの出会い』という続編があります。

今度は「かけら」が主人公。

『ビッグ・オーとの出会い』もシンプルながらに深いメッセージが隠れているので、ぜひ合わせてお読みいただきたいです✨

『ビッグ・オーとの出会い』も、とっっっってもおすすめです…!!!!!!

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