スーパーバイラーズと一緒に考える「SDGs」。日々のなにげない行動を見直すことが明るい未来にきっとつながる! 今すぐできることから一緒にトライしてみませんか? 今回は貧困・経済成長を意識したアクションを、スーパーバイラーズ森田みやびさん&太田冴さんがナビゲート。
【SDGsの目標】貧困をなくそう
開発途上地域では一日1.9ドル未満で暮らしている人が7億人以上も
《チャリティグッズ》を買う
おしゃれに欠かせないアクセサリーを身につけるなら、SDGsに貢献しているブランドのアイテムを選ぶのもひとつ。企業への応援とともに自分の好きなものとSDGsを結びつけることで間接的な支援に。
アルティーダ ウードの 「I am」ドネーションプロジェクト
インド・ジャイプールの女性たちがハンドメイドで制作。売り上げの一部が「インドに学校を建てるプロジェクト」に寄付される。各¥4000/ジ アナザー ミュージアム(アルティーダ ウード)
【私たちも実践中!】
デイサービス勤務 小野絵里さん
売り上げの一部が寄付される、クロエとユニセフのチャリティブレスレットを購入しました
《クラウドファンディング》や《寄付》に参加する
自分が共感できる取り組みを行っている企業や団体にお金を寄付したり、クラウドファンディングでプロジェクトに賛同することも立派な支援。リターンで支援後もつながりをもてるなどのメリットも。
【太田さん's eye】「何かしたい」が簡単に。嬉しいリターンに気分も上がる!
「保護馬たちのセカンドライフを支援すべく、モデルの紗栄子さんが立ち上げたプロジェクトに参加。クラウドファンディングは支援する側とされる側が一方通行じゃないのが魅力だと感じています」
【SDGsの目標】働きがいも経済成長も
児童労働や過労死など、労働に関わる問題を抱える人は世界中に大勢
いつもの嗜好品を《フェアトレード》に
ブレイクタイムに欠かせないコーヒーやチョコは誰がどんな環境で作ったものなのか。生産者の労働環境に配慮されたフェアトレード品を選ぶことで、発展途上国の不平等をなくす一助に。
【森田さん's eye】売り上げの一部が女性の自立支援に
「カルディコーヒーファームの『ウーマンズハンドコーヒー』は、その収益の一部がコーヒー豆の産地、グアテマラの女性たちの自立支援に還元されるんです」
【私たちも実践中!】
会社員 醍醐かんなさん
ナチュラルローソンで販売しているピープルツリーのチョコレートをよく購入します
森田みやびさん (29歳・専門商社勤務)
ストイックにならず、気分よく!
「子どもが生まれてから、おむつや食べ物の容器などプラスチック製品を大量に消費し、大量のごみを出していた自分……。地球を汚す原因をつくっていたかもという罪悪感がSDGsを意識するきっかけに。まずは"なんとなく使う“をやめてデザイン性のあるエコグッズを取り入れるところからスタート。ストイックになりすぎず、楽しんで続けることも大切ですよね」
太田 冴さん
(31歳・フリーライター)
SDGsは他人事ではなく自分事!
「新卒で入社した企業は完全な男社会。女性があまりのびのびと働けていない状況に課題を感じ、会社を辞めてフリーになり、昨年から大学院で女性の働き方やダイバーシティについて学ぶことに。私にとってSDGsは他人事ではなく、自分事。学ぶ→知る→試す→発信といった流れで多くの人と情報の共有をしています」
撮影/イマキイレカオリ 取材・原文/堀 朋子 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 BAILAは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています ※BAILA2021年3月号掲載
【BAILA 3月号はこちらから!】