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【夏のモノトーンで最高に洒落る〈まとめ〉】“シンプルなのに素敵”は黒と白で作る!

街に色があふれる夏こそモノトーンでぐっと印象的に。スタイリスト加藤かすみさんが、ベーシックな2色で最高にセンスよく見える7つのメソッドを伝授。

01 甘ブラウスも黒を選べばモダンに楽しめる

「たとえば、きれい色だと気後れしてしまうような甘めのデザインも、黒ならその甘さがモードさに変わるので、無理なく似合います。夏の場合、黒の先に肌があるのもいいんです」

夏の黒で思いのままに。 素敵先輩の甘さはこのくらい

夏の黒で思いのままに。素敵先輩の甘さはこのくらい
「黒のおかげで、ボリュームのあるパフスリーブのジャカードトップスも大げさに見えず、平常心で着られます。甘さは充分なので、アクセサリーは控え、バッグのメタルでつやを加えるくらいに」(加藤かすみさん)。

パンツまで黒でつなげたワントーンの着こなしでも、トップスのシアー感のおかげで重たくならない。ブラウス¥17930/メゾンスペシャル 青山店(メゾンスペシャル) パンツ¥31900/リンク・セオリー・ジャパン(セオリー) バッグ¥567600/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ・ヴィヴィエ)

02 夏はオールホワイトが決まりやすく、あざとく見えない

「冬のホワイトコーデも素敵ですが、ときにあざとく見えてしまうこともある気がして……。私は夏に着るのを推奨。清潔感という、白のクリアでフレッシュな魅力を生かしつつ、素材をMIXしながら奥行きのある着こなしを楽しみます」

素材でリズムを加えた華のあるオールホワイト

素材でリズムを加えた華のあるオールホワイト
コットンレースジャケットとリネンタックパンツで働く白コーデ。「華奢ストラップが線のようなシャープな印象をつくる黒パンプスで、キレよく引き締めて」(加藤かすみさん)。

ジャケット¥37400/カレンソロジー 新宿(カレンソロジー) Tシャツ¥8800/オーラリー パンツ¥49500/サードマガジン リング(人さし指)¥44000/ショールーム セッション(コールムーン) リング(中指)(2本セット)¥61600/エスケーパーズオンライン(エルナンエルデス) バッグ¥69300/アマン(マエストソ) 靴¥48400/エリオポール代官山(ファビオルスコーニ)

03 ワンピース一枚の季節に選ぶのは構築的で鮮度の高い黒

「一枚で照れずに着られるミニマルな1段ティアードのワンピース。ノースリーブなら、肌も潔く見え、ブラック1色でも重たく見えないのがメリット。ワンピース×かごは王道のベストコンビですが、ほっこり見えを避けるために私は黒で統一しています」

素材とシルエットがカギ。 黒を生かし、黒でつなげて

素材とシルエットがカギ。黒を生かし、黒でつなげて
「シャープな印象のアメリカンスリーブが特徴的で、今までのティアードワンピとはちょっと違ったひとくせシルエット。分量感がありながら、重たく見えずモダンなところが選んだ理由です」(加藤かすみさん)。

メルカドバッグとプラットフォームサンダルのラフな選択も素敵先輩らしい抜け感。ワンピース¥49500/インターリブ(サクラ) インに着たタンクトップ¥31900/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス) バッグ¥25300/ロンハーマン(パロロサ フォー ロンハーマン) 靴¥269 50/トゥモローランド(カミナンド)

04 黒キャップはきれいめ派のカジュアルMIXにちょうどいい

「きれいめコーデをスポーティな小物でハズすバランスはやはり鉄板。ジャケットなどカチッとしたアイテムをキャップで仕上げるのが気分です。黒なら顔まわりから浮いて見えず、大人っぽさもしっかりキープできますよ」

あくまできれいめに楽しめる フォルムや色にこだわって
キャップだけ浮いてしまわないよう、髪になじむ黒で

あくまできれいめに楽しめるフォルムや色にこだわって
「キャップだけ浮いてしまわないよう、髪になじむ黒で、シュッとしたツバ&女性の頭のサイズに合った形のものを。スポーティすぎるものは避けたいところです。ベースボールキャップを上手にアレンジしているアパレルブランドのものを選ぶとうまくいきます」(加藤かすみさん)。

帽子¥13200/マディソンブルー ジャケット¥42900/マルティニーク ルミネ横浜(マルティニーク) タンクトップ¥9900/スタイリング/ ルミネ新宿1店(スタイリング/) スカート¥39600/アダム エ ロペ(プロタゴニスタ)

05 モノトーンの柄なら大人っぽいままチャーミング

「ドットやチェックなら、大柄ではなく単色感覚で着られる小柄が狙い目。逆にボーダーは合わせやすいベーシックなピッチをベースにしつつ、遊び心と更新感を演出できるロゴ入りを。同じモノトーンの柄でも選び方に差をつけています」

柄の主張を抑えた シアーな変化球ドットスカート

柄の主張を抑えたシアーな変化球ドットスカート
「大きめのドットプリントだとコントラストが強すぎて子どもっぽく見えたり、古く見えたり……なかなか難しいので、大人にはさりげないミニドットを。リブニットでシアースカートの甘さをほどよく引き締めて仕上げます」(加藤かすみさん)。

スカート¥26400/ジャスグリッティー プレスルーム(ジャスグリッティー) ニット¥26400/オーラリー ピアス(右耳)¥31350・(左耳)¥22000/マリア ブラック 表参道店(マリア ブラック) バッグ¥40700/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(バケットバゲージ) 靴¥39600/トゥモローランド(ピッピシック)

カチッとしすぎないのが 今どきなチェックセットアップ

カチッとしすぎないのが今どきなチェックセットアップ
きちんと感はありながらトレンド性もさりげなく香るショートジャケット×ハイウエストスカートの新感覚セットアップ。「上下ともに無地の黒だとちょっとシックすぎて重たくなるけれど、グレンチェックなら大人っぽく見えつつ軽さも出せるから都合がいいんです。大胆なスリットや涼感のあるシルクブレンドのリネン素材も洒落見えにひと役買っています」(加藤かすみさん)。

スカート¥39600・ジャケット¥66000/サードマガジン シャツ¥37400/マディソンブルー バッグ¥157300/八木通商(ザンケッティ) 靴¥68200/アマン(ペリーコ)

映えるボーダーで洒落感のある現代的マリン

映えるボーダーで洒落感のある現代的マリン
「ポイントになるフロントロゴに惹かれたボーダーTは、体に沿うコンパクトさも今また新鮮。なにげないようでいて、ハイウエストのワイドパンツも着こなしを今っぽく引っ張ってくれています」(加藤かすみさん)。

トップス¥27500/マディソンブルー パンツ¥82500/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(リトコフスカ) スカーフ¥12100/ロンハーマン(ヒデン ジェムス) ピアス(シングル)¥48400/エスケーパーズオンライン(エルナンエルデス) バッグ¥121000/マルティニーク ルミネ横浜(エバゴス) 靴¥81400/ショールーム セッション(ヘリュー)

06 大人の余裕を醸す、透ける黒が夏の女らしさへ最短の選択

「肌が透けたとき、嫌みのない色気をまとえるのは黒。これくらいほのかなシアー感なら、ちょうどいい洒落感と女っぽさのバランスがつくれます。ベーシックなクルーネックニットはカットソーのような清涼感と気軽さで、夏じゅう重宝するはず」

シアーニットとティアードスカートでレディに味わう黒も気分
シアーニットとティアードスカートでレディに味わう黒も気分-2
シアーニットとティアードスカートでレディに味わう黒も気分-3

シアーニットとティアードスカートでレディに味わう黒も気分
「長袖のシアートップスは風通しがよく、紫外線&冷房対策もできるという夏向きの利点も。ほどよい透け感の黒ならインナー選びにあれこれ悩まなくていいのもありがたいところです」(加藤かすみさん)。同素材のカーデを肩かけしてシルエットに変化をつけつつ、光沢感のあるレディなミディスカートでフェミニンさを堪能して。

ニット¥26400・カーディガン¥30800/オブリオ スカート¥132000/マディソンブルー ピアス¥135300・リング¥90200/ボロロ バッグ¥160600/八木通商(ザンケッティ) 靴¥35200/アルアバイル(ピッピシック)

07 白と黒のマニッシュな肌見せなら大人っぽく、リラクシーに

「“頑張ってる感”が出にくい肌見せアイテムとしておすすめしたいのが黒のショートパンツ。長すぎず、短すぎない上品なひざ上丈が絶妙で、大人にこそ似合うんです。いつものスラックスをはく感覚で、白シャツに受け止めてもらいます」

気負わないムードが素敵先輩 らしいショートパンツコーデ

気負わないムードが素敵先輩らしいショートパンツコーデ
カジュアルになりがちなショートパンツこそ、モノトーン配色で大人マニッシュな雰囲気に。「シックなブラックと、“ひざより少しだけ上”の丈感が落ち着いて見える秘訣。サイドバックルやタック、センタープレスなど、きれいめ仕様なのも着やすいポイントです。ショートパンツで肌見せするときは、シャツをさらりと合わせるくらいのリラクシーさを意識するとうまくいきます」(加藤かすみさん)。

ショートパンツ¥44000/エリオポール代官山(セラードアー) シャツ¥39600/インターリブ(サクラ) バッグ¥79200/マルティニーク ルミネ横浜(メゾン カナウ)

加藤かすみさん

スタイリスト

加藤かすみさん


『BAILA』をはじめ、数々のファッション誌や広告、ブランドとのコラボ商品開発など多方面で活躍。働く女性にふさわしいトレンドを見極める独自のセンスと、スタイルを提案する高い発信力がある。

撮影/土屋文護〈TRON〉 ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/佐藤栞里 取材・原文/陶山真知子 ※BAILA2024年7月号掲載

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