SDGsに取り組むブランドに共感し、その商品を購入することもSDGs活動の一歩に。一枚あたり12本のリサイクルペットボトルを使用したポロシャツや、綿花を再利用したエコなキュプラを使ったブラウスなど気になる商品が盛りだくさん!
SDGsにつながるSHOPPING[ファッション編]
身につけるものは、自分の意思で。SDGsに取り組むブランドに共感して購入することも、SDGs活動の一歩。
POLO RALPH LAUREN[ポロ ラルフ ローレン]
1枚あたり12本のリサイクルペットボトルを使用した「アース ポロ」
アイコニックなポロシャツを、環境に配慮した素材と工程で製作したコレクション。2025年までに1億7000万本のペットボトルをリサイクルすることを目標に掲げ、再生繊維を100%使用。また、水を使用せず環境にやさしい独自の染色プロセスを採用して作っている。ポロシャツ¥17000/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン)
DIESEL[ディーゼル]
生産過程が地球環境にやさしい“SUSTAINABLE DENIM”
デニムのストーンウォッシュには、通常、大量の水と石、化学製品を使用する。その際の廃棄物が環境に与えるダメージを極力抑えるために、加工過程を見直して生産したデニム。特別な研磨パドルを使用し、表情豊かな仕上がりに。デニムパンツD-RIFTY 0092X ¥35000/ディーゼル ジャパン(ディーゼル)
Stola.[ストラ]
リサイクル糸を使用&接触冷感素材でエアコンに頼らず涼しくいられる
地球にやさしい商品開発を企業理念とした素材メーカーの糸を使用。このワンピースには、織布工場から回収した廃棄の糸と布を再利用して作られたリサイクルポリエステル糸が使われている。また、接触冷感素材なので、冷房に頼らず涼しく過ごせるから、着ることでエコにつながるかも。ワンピース¥23000/ストラ
UNDERSON UNDERSON[アンダーソン アンダーソン]
天然成分100%で作られた和紙由来素材のルームウェア
天然素材の和紙をもとにした素材「WASHIFABRIC」で作られたルームウェア。サステナブルな森林の木を原材料に、合成化学染料やシリコンなどの添加剤を使わずに作られていて、通気性や消臭効果も高い。トップス¥12200・ショートパンツ¥7800/アンダーソン アンダーソン ニュウマン新宿店(アンダーソン アンダーソン)
Wacoal[ワコール]
綿由来の再生繊維を配合したつけ心地のいいブラジャー
コットン生まれの繊維ベンベルグ®と特殊機能ポリエステルを複合した素材を用いたブラジャーは着心地が快適。ベンベルグ®は、綿糸として使用されずに廃棄されるコットンリンターを原料とした再生繊維。肌ざわりもさらりとしていて、締めつけのないデザイン。汗ばむ季節にぴったり。ブラジャー各¥4300/ワコール(GOCOCi)
MAISON SPECIAL[メゾンスペシャル]
綿花を再利用したエコなキュプラを使ったブラウス
キュプラ(ベンベルグ®)は、綿花を採取したあとに、綿の殻に生えている産毛を用いた再生繊維。短期間で土に返るため、エコ素材として注目されている。つややかな光沢のあるラベンダーカラーのブラウスは、肌ざわりがよく、手洗い可能なのもうれしい。シャツ¥13800/メゾンスペシャル 青山店(メゾンスペシャル)
CASA FLINE[カーサフライン]
原料生産国を選び、生産工場の排水もクリーンに再利用したデニムで
世界最貧困国といわれるブルキナファソ共和国の発展につなげるため、ここで栽培された綿を原料とした糸を使用。岡山県で織り上げたデニム生地のワンピース。デニム工場では、排水を浄水に再生する処理施設を設置しており、周辺の田畑に農業用途として再利用する。ワンピース¥32000/カーサフライン表参道本店(カーサフライン)
撮影/坂田幸一 スタイリスト/内堀悠香 取材・原文/久保田梓美 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※本テーマの各企業、商品の説明についているSDGsアイコンは、編集部による判断により掲載しています ※BAILA2020年5月号掲載
【BAILA 5月号 はこちらから】