SNSでたびたびトレンド入りする「文具女子博」。お気に入りのアイテムを求めて全国からファンが訪れる、日本最大級の文具の祭典です。ジャーナリングや推し活ブームも相まって、今や“文具沼”にハマる大人が続出中!
そこで今回は、多くの人を魅了し続ける「文具女子博」の主催者にインタビュー。イベント誕生のきっかけから人気の理由、知ればもっとワクワクする文具の楽しみ方まで、その魅力をたっぷり語っていただきました。

主催者・日販セグモ株式会社
大山真央さん
2015年に日本出版販売に入社。2021年より「文具女子博」の企画・運営を担当。文具の魅力を国内外に広めるべく、日々奮闘している。
CONTENTS
「文具女子博」とは?

2017年の初開催以来、回を重ねるごとに規模を拡大している日本最大級の文具イベント。老舗メーカーから気鋭のクリエイターまでが一堂に会し、限定デザインやノベルティ、先行販売の商品が会場にずらりと並びます。
お買い物はもちろん、ワークショップなどの体験型コンテンツも充実。文房具の新たな楽しみ方を発見できる場として、多くのファンから支持を集めています。足を運べば、思わず誰かに自慢したくなるお気に入りの文具に出合えるはず!
文房具に着目したきっかけは、“SNSでの盛り上がり”
――「文具女子博」は、どのようなきっかけで誕生したのでしょうか?
「来年10周年を迎える『文具女子博』ですが、スタートした2017年はちょうどSNSが盛り上がりを見せていた時期。カラフルなペンやマスキングテープでデコレーションしたノートをInstagramに投稿する人が増えていたんです。そこに注目した当時の担当者が、『文具ファンに向けたイベントをやろう!』と立ち上げたのが『文具女子博』の始まり。
一般ユーザー向けのイベントは業界でも初めての試みでしたが、初回から2万人を超える来場者が訪れ、大盛況となりました。その後も回を重ねるごとに規模を拡大し、今では全国を巡回する人気イベントへと成長しています。
この文房具ブームを後押しした背景には、”シェア文化”があります。それまでは『自分一人で楽しむもの』というイメージが強かった文房具も、SNSを通じて多くの人と共有できるように。『こんなに可愛いアイテムがあるんだ!』『こんな使い方もあるよ!』などと情報交換をするうちに、その世界が一気に広がっていったのだと思います。文具はコレクションするだけでなく、誰かと楽しさを気軽に分かち合えるのも醍醐味ですよね」
”カラバリ&カスタマイズ”が最旬キーワード
――人気の文房具やトレンドはありますか?
「最近のトレンドキーワードは、『カラーバリエーション』と『カスタマイズ』。各メーカーが、これまでにないほど豊富なカラバリを展開しているのが特徴です。また、好みに合わせて自分らしくアレンジできるアイテムも注目を集めています。
たとえば、表紙や中面の紙、リングを自由に選べるノートや、本体とインクの色を組み合わせられる万年筆、チャームをつけられるペン、イニシャルを刻印できる革手帳、趣味や食事記録などを綴るライフログノートなど、その種類は様々。オリジナル文具を使えば自然と愛着が湧き、日々の暮らしがもっと楽しくなりますよ」
30代の女性にもおすすめ! 日常がもっと楽しく、便利になる文房具3選
仕事にプライベートに忙しい毎日だからこそ、日常を快適にしつつ気分も上がる文房具を味方につけたいもの。今回は、そんな大人のこだわりに応える最旬アイテムをピックアップ!これまで数々の人気アイテムを見てきた「文具女子博」の主催者・大山さんが太鼓判を押す、おすすめ文房具3選をご紹介します。
isshoni. ペンケース付きノートカバーPVC(DAIGO)

フリーアドレスのオフィスが増え、社内でもPCやノートを持ち歩く機会が多い今、頼りになるのがペンケース付きノートカバー(10月にカラーをリニューアル予定)。「背面のポーチ部分に、ペンや付箋、クリップなどの細かなアイテムをひとまとめに収納できます。必要なものをスマートに持ち運べるから、デスク移動もストレスフリーに。お仕事シーンはもちろん、旅行時にパスポートや旅程表をまとめて入れるマルチケースとしても活躍します」
PageBase スライド式リングレスノート(研恒社)

ワンタッチで用紙の出し入れができる、文具業界初のスライド式リングレスノート。「穴を開けずにプリントや資料を留められる『ファイル機能』と、用紙を挟んだまま書き込める『ノート機能』を、これ1冊で実現します。プロジェクトや案件ごとの資料整理もスムーズで、毎日のタスク効率もアップ!資料整理が苦手なお仕事女子の心強い味方に」
GOOD NOTE ライフログノート(富ヶ谷レタープレス)

"GOODな出来事”やふとしたアイディアを書き留める、手のひらサイズのノート。「今注目されているライフログ用として、運動や食事、勉強、読書、推し活など、好きなテーマごとに分けて記録するのにぴったりです。バッグインしやすいサイズ感で、思いついたら即ログを取れる手軽さも魅力。中面のカラフルな紙がページを開くたびに気分を上げてくれるから、書き込む時間も楽しくなりそう」
日常にときめきを! 大人のための文房具入門
――文房具初心者の方に向けて、楽しみ方のヒントを教えてください。
「文具は、いつも身近にあって必ず使うもの。だからこそ、カラバリやカスタマイズのトレンドも後押しとなり、文具も"お洋服感覚で毎日選ぶ”時代です。その日の気分に合わせて色を選んだり、通勤服に制限がある人は文具で自分らしさを表現したり。好きな色やデザインに囲まれて、気軽に自分のご機嫌を取れるのも文具ならでは。『どれにしよう?』と迷う時間すらも、きっとワクワクできると思います。
さらにいま、文具はどんどん進化しています。日常のちょっとしたストレスを解消して、QOLを高めてくれる優秀なアイテムが勢ぞろい。たとえば、中身を傷つけずに段ボールを開けられるカッターや、つけたままページをめくれるクリップ型しおりなど、『こんなのが欲しかった!』を叶えてくれるものばかり。ライフスタイルに寄り添った、"頼れる相棒"を見つけるのもおすすめです。
『文具女子博』は、そんな楽しさをまるごと体感できる場所。会場を歩けば、きっと『これ欲しい!』というアイテムに出合えます。日常に一つお気に入りをトッピングするだけで、少しずつ世界が変わっていくはず。ぜひ、あなただけの新しい発見をしに来てください!」
次なる夢は海外進出! 文具の可能性を世界へ
――「文具女子博」の今後の展望について教えてください。
「これからの大きな夢は、海外で『文具女子博』を開催することです! 実は今、国内だけでなく海外から足を運んでくださるお客様もすごく増えているんです。
驚いたのは、海外の方から支持されている文具も、国内のトレンドとほとんど変わらないこと。シールやノート、手帳、マスキングテープをはじめ、可愛らしい柄のアイテムなど、日本のメーカーのプロダクトが大人気なんです。国や文化を超えて、文房具の可能性がどこまでも広がっていることを実感しています。
だからこそ、『文具女子博』というプラットフォームを起点に、世界に向けて文具の魅力を発信していきたい。ぜひ皆さんも一緒に、ここ日本から文房具を盛り上げていただけたら嬉しいです」
文具女子博トーキョー
開催地:有明GYM-EX 住所:東京都江東区有明1丁目10−1 開催期間:2026年6月11日(木)~14日(日) 開催日時:6月11日(木)・13日(土)…9:30~16:30(最終入場16:00) 6月12日(金)・14日(日)…9:30~16:00(最終入場15:30) ※再入場不可
取材・文/渡部夕子





















































