読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第398回は「無碍」の読み方です!
今日のお題【無碍】
「無碍」、正しく読めますか?
仕事で悩んだ時、必要なマインドの漢字。
■ヒント
「無碍」の意味は
「何も障害もなく自由自在であること。とらわれないこと。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「融通無碍な発想と企画力で、社内コンペを勝ち取った」
「彼の自由無碍な考え方は、ある意味童心を持ち合わせていると言える」
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正解は……
■正解は…
正解は、「むげ」でした!
■勘違いしがちな「むげ」
無下の意味は……まったくひどいこと。無茶。
「無下に扱う」など、無下のほうが、無碍よりもよく使われて馴染みがあるかもしれません。
無碍は例文で出てきた通り、「融通無碍」や「自由無碍」といったように四文字熟語で出てくることが多いです。ぜひ覚えてみてくださいね。
取材・文/高橋夏果