パートナーとの暮らしは楽しいけれど、お金にまつわる価値観が違うと地味にストレスがたまるもの。そこで今回は、不安・不満があるカップルのマネープランを深掘り。今回は、「ためるお金」と「使うお金」が曖昧な夫婦に、マネーライフから浮かび上がる“足りないもの”を専門家が分析&アドバイス!

ファイナンシャルプランナー
風呂内亜矢さん
身近なお金の話をわかりやすく発信。『9割が知らずに損してる! スマホ決済「超」入門』(青春出版社)など著書多数。

金融教育コンサルタント
上原千華子さん
金融教育家。心理学・脳科学を活用した独自メソッドを提供。著書に『ファイナンシャル・セラピー』(JMAM)がある。
目標がなく「ためるお金」と「使うお金」が曖昧
夫・Lさん 31歳(メーカー) 妻・Kさん 30歳(航空系)
結婚/1年目
預金/20万(Kさん)、500万~600万(Lさん)
投資/330万円(Kさん)、1500万(Lさん)

「結婚を機に年明けから一緒に暮らし始めたばかりなので、お金の管理方法は模索中。今は共有口座に10万円ずつ生活費を入れて、それ以外は各自で管理しています。彼は堅実にためているけれど、私は物欲が多くて現金がショートしがち……引っ越しの出費が大きかった上に結婚式や新婚旅行と出費が増える中で、世帯としての資産をどうためていけばいいのわかりません。私は投資メインなので、まとまった現金がないのも気がかりです」(Kさん)

【お悩み1】話し合うべきライフポイントを知りたい
子どもや家のことなど、これからの暮らしについて、お互いの希望をどういう視点から話し合えばいいのかわからないままになっています。
【Advice】思い切り妄想を広げたら等身大に設計をリサイズ
「まずは二人で楽しく思い切り妄想を広げてください。そこから仕事や働き方、住まいや生活で大切にしたいこと、お子さんにまつわる希望などを、自分たちの年齢や収入に合わせて少しずつリサイズしていきましょう」(上原さん)
【お悩み2】貯金もしたいが自由なお金も欲しい。理想のバランスは?
世帯としての資産をためたいと思いつつ、自由に使えるお金もある程度欲しいのが正直なところ。バランスはどう考えればいいのでしょう?
【Advice】バランス検討は半年分の生活費をためてから
「Lさんは着実にためられそうなので、Kさんはまず自分名義の預貯金を積み上げましょう。貯蓄用口座に生活費の半年分、180万円をストックした上で自由に使えるお金とのバランスを考えるという順番がいいと思います」(風呂内さん)
【お悩み3】特にこだわりはないが賃貸よりマイホームを持つべきか知りたい
東京23区内に暮らしたい希望はあるものの、家へのこだわりは特にありません。賃貸のままでいいのか、それとも購入すべきかわかりません。
【Advice】物件をリサーチするとリアルな相場がわかる
「まずは相場を把握しましょう。希望エリアや広さ、家族構成などで2〜3パターン想定して、そこに見合う物件価格や賃料をリサーチすると『意外と高いな』『手が届きそう』とわかるはず。その上で必要性の検討と判断を」(風呂内さん)

イラスト/コナガイ香 取材・原文/国分美由紀 ※BAILA2026年6月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。













































