コロナ禍を経た今、新しいパートナーを求める人々はどこでどんなふうに活動しているのか。ちょっと大声では聞きづらい「出会いのイベント」事情をバイラ世代へのアンケートで根ほり葉ほり聞いちゃいました! 今の出会いの場の主流はマッチングアプリの様子。
今の出会いの場の主流はやっぱりマッチングアプリ!
複数人での出会いの場がないコロナ禍でも出会える手段として急速に普及したマッチングアプリ。サービスが始まった当初は高かった心理的ハードルも、今や「みんなやっているので気にならない」という人がほとんど。
Q.パートナーが欲しいと思ったとき、あなたはどの手段をメインにしますか?
「日常生活をしているだけでは出会えない人と出会える!」(31歳・金融事務)
「趣味が同じ人を探すことができるので、まずは趣味友達の感覚でフラットに探すことができます。また、恋愛に疲れたり、嫌なことがあったりしても、マッチングアプリを見ていたら世の中に男性は約40億人もいるもんなと思えてきます(笑)」(39歳・公務員)
「逆にわざわざ知人の数珠つなぎで合コンをする必要性がなくなり、効率的に。マッチングアプリのほうが検索条件をしぼれるので、より自分の理想に近い人につながれると思います」(29歳・IT営業)
こんな意見も
「警戒心が強いタイプなので、はじめましての異性と二人っきりで会うのは怖い。こんな意見も友人の紹介で会うならまだ安心ですが、まったくつながりのない異性とはちょっと……」(32歳・フリーランス)
アプリは効率重視の人から圧倒的支持。初アポはカフェでコスパ・タイパUP!
出会いの効率が上がったことで、一日に3人ものをアポをこなす人も! 効率向上を目指す人のアポ場所はカフェがメイン。メンズからも「おごったとしても飲み物1杯と多くてもスイーツだけだから、負担が少なくて最高!」と感動の声が。
食べることよりは話すことに重きを置きたいので。合わなかったときも経済的・時間的な負担が大きくならなくて◎(32歳・イベント企画運営)
初アポ服は清潔感があり、スタイルよく見えるワンピース率が高め!
デート感を演出するためにスカートスタイルが多数派。特にワンピースが人気で、着るだけでスタイルよく見せてくれるのが主な支持理由。揺れるピアスやリブニットといった定番アイテムの人気も根強く「反応がよいので勝負服にしています!」とのこと。
アプリの影響で合コンが減少傾向にあり!
アプリに人気を奪われ、「合コン」という存在自体が絶滅危惧種に指定される事態に。その分、今なお開催されている合コン参加者のモチベーションは高いらしく、成功率も高いとか。
Q.1年以内に合コンに行った
NO!92.7%
「集合したときに、『あ~、アプリなら左スワイプ(削除)だわ』と思ってしまうとそこからの2時間が地獄。 効率が悪いので、行かなくなりました」(29歳・メーカー企画)
「一度に入店できる人数が減ったので、自然と少人数で友人を紹介することが増えました」(42歳・商社営業)
こんな意見も
「友人に理想とするスペックの人を集めてもらうのが、身元がわかっている上に一度に複数人に会えるのでいちばんいい!(35歳•製薬メーカー)
「数が減った分、参加している人のモチベーションが高い気がする」(34歳・広告代理店)
合コン服のポイントは、「奇抜でない」、「かぶらない」そして…「会話のきっかけになる」
モチベ高めの合コン参加者は、参加服にもこだわりが。定番モテ服の参加者も多くいるなか、会話の糸口になる好きなアーティストのライブTや動物モチーフなどツッコミたくなるアイテムを紛れさせている猛者も少なくないもよう。
イラスト/aya.m アンケート調査/2023年9月29日~10月9日に実施 回答数126名 ※BAILA2024年1月号掲載