一生に一度の大切な日に妥協はしたくない。だけど予算は限りがあるのも事実だから、おさえどころを決めて納得がいく形を目指すのも大事。素敵なガーデンで式を挙げた卒花に、こだわり&工夫ポイントを聞きました。
アットホームな空気の中に二人らしさを効かせたガーデン挙式
髙栁妃沙乃さん(29歳・アイリスト)
式場:古我邸
実施時期:2024年5月
式場見学で初めて古我邸を訪れた際に、自然の美しさや建物のたたずまいに惹かれて“ここで式がしたい”と即決。集まってくれた親族・友達・同僚に感謝を伝える日にするため、ゲストとの距離が近く、あたたかみのある式にこだわりました。中でも思い出深いのは、お色直しのタイミングで美容師である夫に髪をバッサリ切ってもらったこと。私たちならではの演出で、一生の記念になりました(髙栁さん・以下同)
〈Hight〉式の印象を左右する新婦衣装や装花はセンスの見せどころ
新婦衣装 約100万円
「お色直しで着たドレスや靴も合わせて、時間をかけて探しました。最終的に決定したものは提携外のショップで選んだため持ち込み料がかかってしまいましたが、あきらめなくてよかったです」
装花 基本料金+20万円
「品種や飾る高さ、配置などを細かくリクエスト。お花に加えてフルーツを使った点もこだわり」
料理 約170万円
「デザートビュッフェを含むコースにアップグレードしました。レストランウエディングならではのハイクオリティなお料理はゲストからも好評」
〈Low〉手作りアイテムでオリジナリティを後押し
プロフィールブック 5000円
エスコートカード 3000円
「節約のためというよりは、手作り感のある式にしたい想いから自分たちで制作することに。メニュー表や席札などを含めたペーパーアイテムの総額は約1万円で、結果的にはコストの削減につながりました」
タペストリー 2万円
「同僚が撮影してくれた写真を、式場入り口やガーデンの装飾に使用。二人で制作をした時間はとても楽しくいい思い出です」
※BAILA2025年1月号掲載