読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第241回は「噤む」の読み方です!

今日のお題【噤む】
「噤む」、正しく読めますか?
「口を禁じる」から連想したら、答えが分かるかも…!?
■ヒント
「噤む」の意味は
「口を閉ざす。だまる。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「友人の推し活の話題についていけず、口を噤んだ」
「犯人が口を噤んでしまい、真相がわからない」
正解は……
↓↓↓
■正解は…

正解は、「つぐむ」でした!
「噤」は「キン、とじる」と読みます。
読みの意味や漢字の形から、なんとなくイメージができますよね。
■こちらは何と読む…?

「鉗む」も「噤む」と同じ「つぐむ」と読みます。
「かなばさみ」「くびかせ」とも読み、罪人の首にはめる刑具のことを指すそう。
外科手術で血管などをはさむ「鉗子(かんし)」もこの漢字を使いますね。
よく使う「つぐむ」という言葉、漢字を知ると面白いですね!
取材・文/高橋夏果