本格的に学びたいなら、確かな体系に基づいて学べる大学・大学院は最高の場所。リカレント教育のフロントランナー「日本女子大学」は、女性が長く働くためのプログラムを開設。
リクルート進学総研 主任研究員(社会人領域)
乾喜一郎さん
(株)リクルート入社以来、一貫してキャリアに関する領域に携わる。社会人学習専門誌の編集長を経て、2019年より現職。学習者視点でリカレント教育・社会人学習のあり方について提言を続けている。
日本女子大学《リカレント教育課程 働く女性のためのライフロングキャリアコース》
人生100年時代、女性が長く働くための力を養う「履修証明プログラム」
日本のリカレント教育のフロントランナーとして、2007年から育児などで離職した女性の再就職を後押しするプログラムを実施してきた日本女子大学が、就労中の女性を対象とするプログラムを2021年に開設。6カ月・合計65時間のカリキュラムで、授業は主に平日夜間や週末にオンラインで行う。長く働くための心がまえを学ぶ「キャリア講演」を必修とし、プレゼンスキルを上げる実践型授業や、人材育成の導入理論、マーケティング・マネジメント、管理会計の基礎などの選択科目を設置。受講生が自分に合わせて選択できる。費用は入学金33000円、受講料135000円。教育訓練給付制度の指定講座で、修了した上で一定の条件を満たせば受講料の一定の割合額が支給される。
2021年のオンライン開講式の様子。受講生は、管理職を目指す人から、自営業や経営者の人まで様々
※BAILA2022年2月号掲載