読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス! 大人のための今更漢字力検定、今回は小学1、2年生で習う漢字をピックアップ。漢字は簡単なのに読み方は難しい!? 早速チェック!
1.「雪ぐ」
「雪ぐ」、正しく読めますか?
答えは漢字のイメージから、連想できるかもしれません。
■使い方はこう!
「汚名を雪ぐ絶好のチャンスがきたから、がんばろう」
「今日こそ相手チームに勝って、連敗の恥を雪ごう!」
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「雪ぐ」の読み方は……
■正解は…
正解は、「すすぐ」もしくは「そそぐ」でした!
雪が溶ける様子がなんとなく意味にリンクしているように見えますよね。
ちなみに同じ「すすぐ」でも漢字が違うと意味が異なります。
・「濯ぐ」
・「漱ぐ」
はどちらも「すすぐ」と読みますが、それぞれの意味は分かりますか…?
下のリンクからチェックしてみて!
2.「強ち」
「強ち」。これは知らなければ、正解にたどり着くのはなかなか厳しいかも…!
「つよ(ち)」なわけないし、「きょう(ち)」でもない。
なんだかちょっと、「が(ち)」っぽさを感じなくもない。
■使い方はこう!
「彼の発言には意表を突かれることが多いけど、強ち荒唐無稽ではない」
「あいつ絶対付き合えるわけないって嘆いてるけどさ、強ち無理ってこともないと思うんだよね」
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「強ち」の読み方は……
■正解は…
正解は、「あなが(ち)」 でした!
「そうとも言い切れない」「○○とは限らない」という時に、
ちょっと大人な言い回しになる「強ち」を使っていきたいところ。
3.「点す」
「点す」、正しく読めますか?
「燈す・灯す」とも書きます。大ヒント!
■使い方はこう!
「そろそろ、ケーキのロウソクに火を点すよ~!」
「暗いと眠れないから、夜は明かりを点して寝る派です」
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「点す」の読み方は……
■正解は…
正解は、「ともす」でした!
ネットでは、イメージする明かりが違うとの声も!
燈す・灯す…火が燃えているような明かり。灯篭など意味を込めた明かり。
点す…点火するのように、業務的につけた明かり。
みなさんは、それぞれの「ともす」にどんなイメージがありますか?
4.「中る」
「中る」、正しく読めますか?
読める人は、見るとちょっと苦しく感じる言葉かもしれません。
■使い方はこう!
「想像を超えた猛暑で、暑さに中ってしまった」
「まさかの事態! 親戚がフグに中りました」
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「中る」の読み方は……
■正解は…
正解は、「あたる」でした!
「食中毒」は「食べ物に中(あた)った」状態、と覚えると忘れにくいかも!