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【クセツヨ上司のトリセツ】よくそれだけ思いつきますね 「イベント好き上司」の対処法

あなたの上司はどんなタイプ? どんなクセツヨ上司でも嫌いにならない方法はあるはず!?
上司と部下、先輩と後輩の間で“板挟み”になりがちだけれど、できればストレスなく働いて、つつがなくキャリアを重ねたい30代。そのためのコミュニケーション処世術を、秘書歴20年、15人のボスに仕えた経験をもつライターが教えます。

イベント好き上司のトリセツのイメージ画像

Jacob Lund/shutterstock

目次

  1. あなたの上司は「イベント好き上司」? 見極めポイントは?
  2. 「イベント好き上司」の対処法(トリセツ)

あなたの上司は「イベント好き上司」? 見極めポイントは?

ちょっとしたタスクでも、完了するとすぐ「打ち上げ」たがる! そんな【イベント好き上司】の特徴を解説します!

LEVEL1 連休前は定時ダッシュで退社
LEVEL2 プロジェクトが佳境にさしかかると、メンバーの週末の予定を確認し始める(まずは仕事をしてください)
LEVEL3 オンライン納会にもなぜかリアルで参加(オンラインの意味ない)
LEVEL4 新人が配属されるや否やチーム全員のスケジュールに歓迎会の予定を真っ先に登録してくれる
LEVEL5 チームでのランチ会当日は朝から着席待機(ランチからでいいけど)

こんな上司が身近にいたら……「イベント好き上司」かもしれません!

「イベント好き上司」は面倒見バツグン!

プロジェクトが終わるごとに「打ち上げ」たい「イベント好き上司」。

ほかにもこんな生態が……

●歓送迎会当日は会議や出張が入らないよう、スケジュールをしっかりプロテクト(いつもそうしてほしい)
●当日うっかり訪ねてきた他部署の社員や来客もウェルカム体制(そこは社内だけにして)
●ことあるごとに「こんなイベントどう?」と提案される(その企画力を仕事にもお願いします)
●誰もが嫌がる自社チームの応援団や社員旅行の幹事にもすかさず立候補(上司がいてくれてよかった!)
●他社や他支店との雑談内容はもっぱら宴会に使える飲食店の情報収集(張り合わなくていいです)

身近な上司の行動パターン、チェックしてみて!

イベントが好きな上司のイメージ クリスマスに会社で飾り付け

SofikoS/shutterstock

「イベント好き上司」の対処法(トリセツ)

「イベント好き上司」のトリセツ 大原則はこれ!

日常をうまくイベント化して、満足してもらおう!

「イベント好き上司」とのコミュニケーションのOK例

◎「来月ボーリング大会、あるみたいですね、出場されるんですか?」
 →とりあえず楽しみな話題を提供して、ゴキゲンUP

◎「週末この近くのオススメイベントありますか?」
 →定時ダッシュでお出かけしている機動力、プライベートの参考に教えてもらおう

「イベント好き上司」とのコミュニケーションNG例

×「私は不参加で」
 →拒否すればするほど熱く誘われ微妙な空気に……! 参加や興味の有無は直前まで曖昧に

×「〇〇社さんはこんなイベントがあるそうですよ」
 →良かれと思った情報提供も「じゃあウチでもやろう!」とヤブヘビになりがち

「あの人ってどんな人?」と聞かれたら トリセツシェアのポイント

そんな「イベント好き上司」を社外の人に「どんな人?」って聞かれたら、どう答えるのがいいでしょうか? 「毎回ハイテンションで……」なんてさすがに失礼ですよね? 

そんな時のオススメコメントがコレ!

◎「イベント時にはチームのスケジュールも配慮してくださる、優しい上司です」

 →参加するとは言ってないんですけどね

◎「幹事を引き受けてくださるので頼りになります」

 →部下には担当を振らないでくださいね

誰だって褒められて嫌な気持ちはしないもの。マイナス用語はプラス変換するくせをつけておくと、オフィスのどのシーンでも使えます。

後輩や部下への共有の仕方は?

対して同じチームの部下や後輩には、「虎の巻」を作ってシェアしておくと安心です。

たとえば……

ランチやオンラインのプチイベントには極力参加
 →この程度でチームの結束力が高まるならお安い御用

社内イベントがある日は要チェック
 →上司が在席どころか出社すらしてない可能性も!

会議日程は上司のスケジュールチェックから
 →社内イベントが最優先、年単位でスケジューラが埋め尽くされているかも?

メンタルが沈みがちの日は、敢えて上司に相談してみる
 →イベント好き上司は部下の面倒見もいいもの。気分転換になるイベントを企画してくれるかも

プライベートのイベントや余興に困ったら相談してみる
 →参加している数だけネタも豊富な「イベント好き上司」、こんな時に利用しない手はない!

イベントを自ら提案する
 →気が進まないイベントに参加するより、思い切って「この程度なら参加しようかな……」と思える企画を提案してみるのも賢い部下の作戦?

「イベント好き上司」も味方につけて“素敵先輩”になりましょう!

素敵先輩は「イベント好き上司」のノリにもうまく付き合いみんな笑顔に! 部下や後輩とも楽しみながら、今日も「三方よし」のチームワークで乗り切ろう!

イラスト/green K

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