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【後輩とのつきあい方】自分ルールタイプ、モチベ低めタイプなど後輩のタイプ別にコミュニケーションのプロがアドバイス!

【後輩とのつきあい方】自分ルールタイプ、モチベ低めタイプなど後輩のタイプ別にコミュニケーションのプロがアドバイス!

キャリアを重ね、後輩も増えてくる30代。なんとBAILA読者の99%が、後輩との距離感に悩んだ経験があると回答! そこで読者のエピソードをもとに、距離感に悩みがちな後輩を4タイプに分類。それぞれの対策方法を聞きました。

お話をうかがったのは
桑野麻衣さん

人材育成・ コミュニケーション教育者

桑野麻衣さん


コミュニケーション、リーダーシップなどをテーマに企業研修や講演を行う。著書に『部下を元気にする、上司の話し方』(クロスメディア・パブリッシング)など。

円滑に仕事をしたいけど…。後輩との距離感の取り方、どうすればいい?

「近年はZ世代の後輩と先輩との世代間ギャップが何かと話題になっていますが、実際に新入社員の方々と接していると、大多数は先輩と良好な関係を築こうとしている印象を受けます。

では、なぜ先輩と後輩の対立構造が生まれてしまうのか。その一因として、世代間ギャップがエンタメとして消費されやすい点があります。年齢や時代による価値観の違いを面白おかしく取り上げる風潮は、同調文化の強い日本では特に広がりやすい。また、コロナ禍を経てコミュニケーションの機会や方法が変化したことで、世代間の違いがより強調され、センセーショナルに伝わっているのだと思います。

ここで立ち返っていただきたいのは、本来、人はそれぞれ異なる価値観を持っているということ。親子や友人、夫婦間でも価値観の違いはあるのですから、先輩・後輩も違って当然。一方で、『Z世代だから』などとラベリングしてしまうと、若者にとっては自分を一括りにされたように感じられ、心を閉ざす要因になります。

だからといって、先輩が後輩の価値観に無理に合わせる必要はなし。一般的な人間関係と同じように、お互いが大切にしていることや許せないことをすり合わせながら、妥協点を見つけていけばいいのです。興味を持って接するだけで、後輩は『自分を理解しようとしてくれている』と感じ取ります。そうして違いを受け入れ、楽しめるようになることで、一人ひとりが力を発揮できる組織につながっていくはずです」

タイプ別・後輩との距離感の取り方

プライベートの開示がニガテ 「ヤドカリ後輩」

プライベートの開示がニガテ ヤドカリ後輩

強みは慎重さと誠実さ! じっくり信頼関係を築いて
ヤドカリのように殻にこもり、プライベートや本音をなかなか明かさない。食事会や飲み会にも不参加の傾向にあり、「会話のネタが見つからず、距離感がまったく縮まらない!」と悩む先輩の声が多数。「その慎重さや誠実さを弱みではなく、強みとして尊重することが重要。急にプライベートへ踏み込むのではなく、まずは仕事上の報連相の頻度を高め、こまめなやり取りを通じて信頼関係を築いていって。先輩側が頼り、信頼している姿勢を示すことで、相手も徐々に心を開きやすくなるはずです。後輩からの発信が増えてきたら、仕事に関する達成感や悩みをヒアリングし、少しずつ内面に触れていくと◎」(桑野さん・以下同)

自分のルールが正しい! 「ライオン後輩」

自分のルールが正しい! ライオン後輩

期待をたっぷり伝えて、成長を後押し!
スキルも知識もまだまだなのに、なぜか自信満々。プライドが高く、自分の間違いを認めようとしないライオンタイプの後輩は、「どう指導していいかわからない!」と先輩たちからのSOSが。「前向きさや行動力は、仕事に対するモチベーションの高さの表れであり、組織にとって大きな強み。まずは『頼もしい』『期待している』といった言葉で、しっかり評価しましょう。その上で、様々な人の意見や多様な価値観に触れることで視野が広がり、あなたの強みをさらに発揮できるようになるよ!と伝えるのが効果的。後輩の意欲を保ちながら成長を後押しすることができるはず」

仕事モチベ低め 「ナマケモノ後輩」

仕事モチベ低め ナマケモノ後輩

モチベが低いのは自信がないからかも? 段取りをいちから丁寧に教えてあげて
仕事が終わっていなくても、定時になったら颯爽と帰宅。同じミスを繰り返したり、期限を守らなかったり、とにかくマイペース。そんな後輩に「仕事を任せられず、自分の負担が増えた」という先輩も。「やる気の低さは、自分の強みや役割がわからず自信がないことが原因になっている可能性大。一緒に仕事を進めながら段取りや考え方を丁寧に教えつつ、自信をつけてもらえるようにフォローしましょう。『任されている』『見てもらえている』など自分がチームに必要とされていると実感できることで、責任感や意欲も高まり、後輩の主体性を引き出すことにつながります」

距離感近すぎ!? 「ペンギン後輩」

距離感近すぎ!? ペンギン後輩

切り替えの大切さをストレートな言葉で伝授
人懐こく、年齢や性別を問わず誰に対してもフランクに接近。ペンギンのような可愛さもある一方で、デリケートな話題にも踏み込んだり、仕事中もおしゃべりが止まらなかったり、オンとオフを切り替えられない性質が共通。「親しみを持って接されると、先輩は注意しづらいと感じがち。できるだけ早い段階で、仕事との線引きを明確にすることが大切です。気をつかって回りくどい言い方をすると、かえって相手を戸惑わせたり傷つけてしまうためNG。良好な関係が築けていることへの感謝を示しつつ、『周りからの信頼を保つ意味でも、業務中の言葉遣いや私語はお互いに気をつけよう!』などと、対等な目線でストレートに伝えましょう

イラスト/LAZY PIZZA DELIVERY 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2026年7月号掲載

BAILA編集部

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