キャリアを重ね、後輩も増えてくる30代。なんとBAILA読者の99%が、後輩との距離感に悩んだ経験があると回答! そこで今回は、先輩と後輩が、それぞれの本音を対面トーク。すれ違いの正体と、関係構築のヒントが明らかに。

みかこさん(社会人15年目)
日系航空会社でCAを経験後、現在は人材系企業に勤務。「先輩の言うことは絶対!」だった自身の若手時代との変化に戸惑いが。

しずくさん(社会人17年目)
外資系企業に勤務。多国籍な同僚とのコミュニケーションは英語。メンバーのほとんどが20代というチームでリーダーを務める。

はるかさん(社会人3年目)
大手飲料メーカーの営業職。アルコール部門に在籍し、飲み会が比較的多い職場環境。上司・先輩とは良好な関係を築いている。

ゆきさん(社会人3年目)
エンタメ業界に勤務。ライフスタイルにフォーカスしたクライアントを担当中。10歳以上年の離れた先輩やスタッフに囲まれて働く。
先輩ともっと仲よくなりたい。 寂しさを感じる後輩は多い!?
みかこ バイラ世代からその上の世代って、後輩や部下との関係性に悩んでいる人がすごく多いなって思う。私もチームをまとめる立場になり、上司が言いづらいことを代弁する機会が増えていて、ストレスを感じています。
しずく うちは外資系で上下関係が比較的フラットだから、SNSでもタメ口でコメントし合うような環境なんです。そのせいか、注意しても真剣に受け止めてもらえていないと感じることがあって。きちんと線引きをしないといけないな、と距離感を意識するようになりました。

みかこ 業界や個人の性格にもよるから、単純にジェネレーションギャップとは言いたくないんだけど……今の子って飲み会をきっぱり断れたりするじゃない? そういうところに、自分たちの世代との違いを感じて、つい気をつかってしまうのが本音かな。
はるか 後輩として、先輩方に気をつかっていただいているな、というのはすごく感じています。私の職場は飲み会が多いんですが、「いつでも帰っていいからね」と毎回声をかけてくださって。一方で、Z世代は距離感が近いと思われがちなので、なれなれしくならないようには気をつけています。
ゆき 私はもともと年上の方に気をつかいすぎてしまうタイプで。先輩方も気をつかってくださるから、なかなか距離が縮まらないのが悩みでした。でも、Z世代のイメージを逆手にとって、自分から積極的に話すようにしたら、少しずつ距離が近くなっていきました。
みかこ 今の子って、先輩とそんなに仲よくしたくないのかと思ってた!
はるか 私はむしろ、恋愛を含めたプライベートな話もしたい派です。特に同じ部署の同性の先輩はロールモデルでもあるので、自分の将来を考える上で参考になりますし。ただ、踏み込みづらい話題なので、まずは自分から自己開示して、先輩が話してくださったら聞く、というスタンスにしています。
しずく 私は後輩の恋愛相談には乗るけど、自分の話はあまりしないようにしてた。夫や子育ての愚痴なんて、聞いてもつまらないよね、って思って。

ゆき いえ、聞きたいです! 近年は恋愛の話を振られにくくなって、「話さないほうがいいのかな?」と感じている後輩は多いと思います。
はるか プライベートについて聞いてもらえたり、飲みに誘っていただけるのは、後輩としては嬉しいよね。ただ、「後輩だからご馳走しなきゃ」という気づかいはなくしていただけるとありがたいです。毎回ご馳走していただくと、こちらから誘いにくくなってしまうので。
みかこ 後輩と割り勘ってマナー違反だと思ってた。逆に気をつかわせてしまっていたんだね。
しずく あと、後輩と親しくなればなるほど、指導しづらくなることもあって。注意したあとは気まずくならないように、こちらから別の話題を振って切り替えるようにしてるんだけど……。

ゆき 私は、指導してもらえるのはありがたいです。入社当初は先輩方とのスキルの差もあって、「自分がいなくても回るな」と感じていた時期もあったんですが、注意してもらえたことで「育てようとしてくれているんだ」と実感できて。その気持ちにこたえたい、と思うようになりました。
はるか 私自身も後輩ができて注意することの難しさを実感し、先輩方の指導のありがたみをあらためて感じています。親しい先輩からの注意ほど心に響くので、後ろめたく思わずに、どんどん指摘していただきたいです!
みかこ 先輩とのコミュニケーションをあまり重視していない人も、一定数はいるよね。そういう後輩とは、どう向き合うのがいいんだろう?
ゆき 確かに、仕事とプライベートはハッキリ分けたい、という同期もいます。でも、そういう人ほど自己主張がしっかりしている印象なので、過度に気をつかう必要はないと思います。
はるか 業務外のコミュニケーションは一切持ちたくない、という同期について、先輩から橋渡し役を頼まれることがあるんですが、そのように仕事に支障が出ている場合は社会人として改善すべきだと思います。後輩の個性を尊重してくださるのはありがたい一方で、必要な場面では厳しく指摘することも大切なのかなと感じています。
しずく そう考えている後輩がいるとわかって、すごく安心した!
後輩世代のホンネを聞いて…

しずくさん
後輩の気持ちを決めつけていたと学んで反省…
若手の頃は先輩の愚痴を聞いたり、飲み会に参加することに苦痛を感じていたので、同じことはしないと決めていました。ただ、その気づかいがいきすぎて、後輩との関わりに苦手意識を抱いていたんだな、と。後輩の気持ちを勝手に決めつけずに、きちんとコミュニケーションを重ねながら、心地よい距離感を模索していこうと思います!
イラスト/LAZY PIZZA DELIVERY 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2026年7月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。
















































































みかこさん
まずは、自分から心を開くことの大切さを再認識!
座談会を経て、自分とは違う=理解できない、と無意識に後輩と距離を取ってしまっていた部分もあったのかも、と気づいてハッとしました。そして、相手に心を開いてもらうためには、まずは自分から自己開示することの大切さを再認識! これからは、一人ひとりとより丁寧に向き合って、コミュニケーションをとっていきたいです