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【地方移住STORY】どこでも働ける職種だからこそかなった!富山の実家へUターン移住

キャリアや人生を見直した結果「地方移住」を決める人が増えています。自分らしいワークライフバランスを移住でかなえた女性たちの暮らしぶりをレポート。今回は、富山に移住した会計監査職 三上舞子さんにお話しを聞きました。

自分を満たす環境を求めて実家へUターン移住を決断

三上舞子さん(31歳)

監査法人 会計監査職

三上舞子さん(31歳)

TOKYO →→ TOYAMA

22歳 カリフォルニアの大学を卒業し就職
24歳 米国公認会計士の資格を取得
26歳 東京への転勤に伴い帰国
27歳【移住決意】PwC Japan有限責任監査法人に入所
28歳 富山にUターン移住

三上さんの移住ポイント

☑︎ ビジネスの基礎として会計の道を選択

「ビジネスの共通言語である“会計”は、キャリアプランの幅が広く、国内外どこでも働ける点が魅力。人生の選択肢を増やしてくれると思ったので仕事にしました」

☑︎ 出社したときは必ず同僚とランチに 

「出社日は、同僚とランチに行って、積極的にコミュニケーションをとっています。また、オンライン上でも、上司に進捗や気づきを共有することを意識しています」

自然豊かな環境の中家族と暮らしてかなった充足感に満ちた生活

アメリカの大学を卒業後、働きながら米国公認会計士の資格を取得。現在は東京にオフィスを構える監査法人に勤める三上さん。

「コロナ禍の中、富山の実家からリモートワークをしてみたら、のびのびとした環境で、家族のサポートを受けながら働くことで、自分が心身ともにヘルシーでいられると気づきました。そこで、ハイブリッドワークの制度を利用して、Uターン移住を決意。通常期の出社は3カ月に1回程度で、繁忙期になると週2〜3回出社することもありますが、新幹線で片道2時間半程度。数日続けて滞在するときは、東京在住の弟の家に泊めてもらうことも。交通費は会社が一部補填、あとは自己負担しています。上京したときは、東京にしかない美容クリニックや、テーマパークに行くなど、地元ではできないことを満喫しています」

移住して最も変化したことは、“食生活”だという。

「東京での一人暮らし時代は、多忙を理由に、デリバリーやコンビニエンスストアで買ってすませることもしょっちゅう。でも今は母の手料理のおかげで、繁忙期も健康的に暮らせています。また、車社会だからこそ、以前よりアクティブになりました。休日は、家族とローカルの人しか知らないお店に海鮮を食べに行ったり、ショッピングに行ったりと楽しい時間を過ごしています。プライベートが充実していると、仕事のパフォーマンスも上がると思うんです。だから、今後も自分にとってベストなワークライフバランスを保ちつつ、場所にしばられない働き方をしていきたい。いつかまた海外で働きたいと思っています」

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取材・原文/海渡理恵 ※BAILA2024年4月号掲載

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