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かわいいひと、のボーダートップス【30代からの名品・愛されブランドのタイムレスピース Vol.25】

感じのいい大人のカジュアルスタイルってなんだろう。その時いつも思い浮かぶのはボーダートップス。ボーダーを着ている女性は、なんだかいつもちゃんと大人で、かわいい。フレンチマリン(海軍)や船乗り達が着ていたという、もとは実用的で無骨であったはずの柄と素材が、女性らしさを際立たせるのだろうか。その魅力は、10代、20代には出せない「こなれ感」というやつが引き出してくれているのかもしれない。自分に似合うものと似合わないものを知っている女性は、自分をかわいく見せるボーダートップスという引き出しを持っているように思える。
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「アニエスベー」のロングセラー、張りのあるコットン素材のボーダーカットソー。70年代に誕生して以来、変わらずパリ・シックの象徴的存在。Tシャツ¥10,000/アニエスベー
大人になってくると、似合う、似合わないの基準が少し変わってくる。「いい歳してイタい」なんて嫌な言葉だけれど、自分にとってしっくり来ない服が増えてくるのも事実。着ていて居心地の悪くなるような服とはきっぱり別れて、毎日、自分の機嫌が良くなる服を着るのがいちばんだ。そういえば、ボーダートップスを着ている人は、リラックスして機嫌がよさそうにも見える。気持ちが良くて、安っぽくなくて、スタイリングが簡単。「これがかわいい」と確信を持って着られるデイリーアイテムに新しく出会えたなら、30代のおしゃれはもっとずっと楽しい。

【select point】
・定番のフレンチブランドの名品には、それぞれ個性があり魅力的!
・自分の体型に似合うシェイプと素材を選びぬいて
・気に入ったものは、サイズや色違いで揃えて。着こなしの幅が広がる

シンプルでいて個性さまざま! ボーダートップスの名品5

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【agnès b.】 アニエスベーのもう一つの定番は、60x60mmのピッチの太ボーダー。強さのあるモノトーンのカラーで、着こなしに洒落感のあるインパクトをプラス。どこかレトロなムードでコーディネートしても素敵。ラガーシャツを参考に、洗濯しても型くずれしにくい厚手のコットン素材を使用。 カットソー¥10,000/アニエスベー 問)アニエスベー TEL 03-6229-5800
【SAINT JAMES】 創業1889年の歴史あるブランド。定番のウエッソン ボーダーは、すっきりとしたボートネックで、オーバーサイズをゆったり着るのが今年っぽい。目のしっかりとしたコットン素材は、着込むほどに風合いも出て、肌に気持ちよくなじむ。 ¥10,800/セント ジェームス代官山店 問)セント ジェームス代官山店 TEL03-3464-7123
【PETIT BATEAU】 フランスの子供服ブランドとして1893年にスタートしたプチバトー。優しい着心地と、ほどよくフィットするデザインで、大人のデイリーアイテムとして大活躍。アイコンのマリニエールボーダーのプルオーバーは、ボートネックの内側と裾のスリットにテープを施し、すっきりと着映えする形。 プルオーバー¥9,000/プチバトー・カスタマーセンター(プチバトー) 問)プチバトー・カスタマーセンター 0120-190-770
【Le minor】 ルミノアは1936年、フランス・ブルターニュ地方で創業​。現在も自社工場で全ての縫製を行なっており、製品がフランス海軍に配給されていることでも有名。素朴なバスクシャツは永遠の定番だけど、今シーズンは、背中が大きく開いた女性らしいトップスが大人気。鮮やかなブルー×白はトゥモローランドの別注カラー。 Tシャツ¥11,000/トゥモローランド(ルミノア) 問)トゥモローランド 0120 -983-511
【ORCIVAL】 1939年、パリでスタート。縦方向に整形された大量の糸をかけて織られるラッセル生地のマリンTシャツ(手前)は、通気性に優れ、シーズンを問わず着られる。厚手で丈夫ばコットンロードのバスクシャツ(奥2点)もあり、両方揃えたくなる。 Tシャツ(手前)¥11,000・(奥2点)各¥9,500/ビショップ(オーシバル) 問)ビショップ 03-5775–3266
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知っているとさらに愛着がわく、人気ブランドのヒストリー【アニエスベー】

ブランド名の「agnès b.」は、デザイナー、アニエスベーが、エディター時代に使っていたサインからつけられたそう。1975年、パリのレアール地区の古い肉屋を改装して最初のショップをオープン。シンプルで、ラフだけれども心地のいい素材を愛する彼女の服は、たちまち時代の空気をとらえた。この1号店は、アトリエ、ショップとしてだけでなく、当時さまざまなカルチャーの交流地点となり、アーティストのサロンとしての役割も果たした。
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40年以上も愛され続ける、アニエスべーのボーダーカットソー。コンパクトな作りの半袖カットソーも定番人気アイテムのひとつ。カットソー/¥9,000アニエスべー
1977年、ラガーシャツの製造業者に出会ったことが発想源となり、無骨な生地をモノトーンに染めた丸首のボーダーTシャツが誕生。そして1979年、アニエスベーは愛用のスウェットの前身頃をハサミで切り開き、スナップボタンをまるでルネッサンス調の服のようにずらりと並べてカーディガンに作り変えた。それが今年誕生40周年を迎える「カーディガンプレッション」である。アニエスベーのふたつの象徴的アイテムは、どちらも今なお古びないデザインで多くの世代から愛されている。これらが普遍的でタイムレスなのは、おそらく彼女の発想が、「実用の美しさ」に端を欲しているからではないだろうか。人にとって使いやすく、毎日愛用できるものは、シンプルな美しさを持っている。そして、その実用性を愛する持ち主までも、凛と美しく見せてくれるようだ。
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ボーダーと双璧をなす、アニエスベーのもうひとつの象徴的アイテム「カーディガンプレッション」¥14,000/アニエスベー
文・久保田梓美

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