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【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年、日常生活用品を防災対策に役立てる工夫を大公開(永久保存版!)

東日本大震災からまもなく10年。地震だけでなく、風水害や火山災害などのさまざまな自然災害が発生しやすい日本で生活していくためには、常日頃からの防災対策がマスト。これまでの数々の被災経験を踏まえながら、ひとりひとりが常に高い防災意識を持ち「いつ起こるかわからない大規模災害に備えて、ふだんのライフスタイルや生活必需品を防災の観点から改めて見直そう!」という動きが広まっており、そうしたアクションをリードしているのがみんな大好き【無印良品】です。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年、日常生活用品を防災対策に役立てる工夫を大公開(永久保存版!)

「くらしの備え。いつものもしも。」をキーワードに、ふだんづかいの生活用品を、いざというときにそのまま防災対策アイテムとして使えるよう“標準装備”しておくことを強く提案している【無印良品】。本記事では【無印良品】で買えるエディター沖島おすすめ防災日用商品の数々をご紹介。ぜひ、日頃の防災対策の見直しにお役立てください。

目次

  1. ① いつものもしも備えるセット(¥5490)
  2. ② 折りたためるヘルメット(¥4900)
  3. ③ LED懐中電灯・大(単3・単4乾電池対応)
  4. ④ 手回し充電ラジオ(¥6990)
  5. ⑤ カセットこんろ・ミニ(¥4890)&カセットこんろ・ミニ用ケース(¥1790)
  6. ⑥ まとめ: “もしも”のときに役立つ“いつも”を【無印良品】で見直そう!

① いつものもしも備えるセット(¥5490)

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット

【無印良品】では、“ふだんから使えて、災害時にも役立つアイテム”を、3つのシチュエーションに応じてまとめたセット商品3種類を販売しており、とりいそぎ手っ取り早くリーズナブルに防災用品をひととおりそろえておきたい人は要注目です。写真(↑)の「いつものもしも備えるセット」(¥5490)は、薄型のダンボールボックスに15アイテムをまとめたもの。ほかに「いつものもしも持ち出しセット」(¥3990・11アイテム入り)と、「いつものもしも携帯セット」(¥1690・6アイテム入り)があります。
 

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 内容

「いつものもしも備えるセット」に入っているのは下記15アイテム。「いつものもしも持ち出しセット」「いつものもしも携帯セット」の内容をそれぞれ網羅しています。

☑️ 袖口が長い軍手 1セット
☑️ 非常用トイレ 吸水シート15枚 / 汚物袋5枚(約3日分)
☑️ キャンドル・ミニ 無香タイプ 1セット(12個入り)
☑️ 巻いて結べるタオル・極薄手 ミニ 1枚
☑️ 撥水サコッシュ 1個
☑️ コンパクトヘッドライト 1個
☑️ エマージェンシーシート 1枚
☑️ 大判ボディシート 1枚
☑️ 耳栓・ケース付 1セット
☑️ EVAケース ファスナー付 B6 1枚
☑️ 除菌シート 1セット(12枚入り)
☑️ 繰り返し 使える 2枚組・三層マスク 1セット(2枚入り)
☑️ 携帯用救急絆 1セット(10枚入り)
☑️ いつものもしもハンカチ 1枚
☑️ いつものもしもメモ 1枚

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 内容

「いつものもしも備えるセット」は、家族ひとりにつき1セットが推奨。ご家族の人数分だけ買いそろえておくのがおすすめです◎。また、災害時に必要最低限とされるアイテムが厳選されているので、これをベースに、各個人のニーズに合わせてカスタムしてみてください。では順番に個々の特徴を詳しくチェックしていきましょう。

袖口が長い軍手 1セット

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 軍手

がれきや破片などから大切な手を守るため、また防寒用にと、軍手は災害時のマストハブアイテムです。「いつものもしも備えるセット」に入っている軍手は、手首の上までしっかりカバーしてくれる長〜いリブ袖口が特徴。フィット感もよく、着用したまま細かい作業も可能だと思います。

非常用トイレ 吸水シート15枚 / 汚物袋5枚(約3日分)

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 非常用トイレ

経験されたことがある方も多いと思いますが、大災害時はガチで即断水・停電し、しかも復旧まで時間がかかる場合があります! 断水すると水洗トイレも当然使えなくなってしまうので、そんな大ピンチに、便座を活用する非常用トイレがあると超便利、安心感が爆上がりします⤴️。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 非常用トイレ

「いつものもしも備えるセット」に入っている非常用トイレは、吸水シート15枚・汚物袋5枚のセット。シート状の高分子吸収ポリマーが排泄物の水分をすばやく吸い取って固めます。また、ポリエチレン製で水色の汚物袋は、中身が見えにくいうえ、嫌なニオイを抑制する働きがあるそう。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 非常用トイレ 使い方

同封されている説明書で使い方をチェック。汚物袋を1枚カバーとして便器にセットし、その内側に排泄物収納用の汚物袋をもう1枚重ねて2重にしてから、底に吸水シートを1枚敷いて用を足します。1回ごとに1枚使用し、4枚ほど重ねたら内側の汚物袋を閉めて新しいものに交換します。ニオイ防止のため、使用済みの汚物袋も、ゴミ回収用の汚物袋1枚に入れておくのがおすすめだそう。

キャンドル・ミニ 無香タイプ 1セット(12個入り)

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 キャンドル・ミニ 無香

1個あたり約4~5時間燃焼するミニキャンドルが12個セットに。ろうはアルミホルダーに入っていますが、使用するときは、底が平らなキャンドルホルダーやお皿・グラスなどの中に入れて炎をカバーしながら使うと安心です。個別でも販売されているので、¥290で12個買い足しもできますよ◎。ライターやマッチなどの点火グッズも合わせて備えておきましょう。

巻いて結べる長タオル・極薄手 生成 1枚

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 巻いて結べる長タオル

綿100%の極薄手タオル(幅34×長さ110㎝と長め丈)も1枚入っています。片面がパイル地・もう片面が平織り仕様で使いやすいうえ、極薄手なので、首や頭に巻いたり、バッグのストラップなどにキュッと結んだりして使うのに便利ですし、洗ってもすぐに乾きます。なお、これも2枚セット¥499で購入できます。

撥水サコッシュ 黒 1個

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 撥水サコッシュ

生地表面に雨水を弾く撥水加工を施した、軽くて丈夫なサコッシュです。サイズは高さ20×幅24㎝。マチはありませんがなかなかの大容量で、現金や携帯電話・自宅の鍵・印鑑・身分証明書・保険証・クレジットカードや銀行カード各種(停電中は使えませんが...)など、絶対濡らしたくない貴重品をまとめて入れ、たすき掛けして肌身離さず身につけておくと安心だと思います◎。長さ調節が可能なショルダーストラップを外し、ポーチとしても使える2Way仕様。¥990で個別にも販売されている人気商品です。

コンパクトヘッドライト 1個

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 コンパクトヘッドライト

額や手首に装着して視界を明るく照らし、ハンズフリーで動ける、軽量でコンパクトなヘッドライトがあれば、夜間や暗いところでの行動範囲が広がり、安全度も格段にアップします⤴️。【無印良品】のヘッドライトの光源は、高輝度チップタイプ白色LEDライト。防滴仕様です。¥990で個別販売もされています。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 コンパクトヘッドライト

ライトの角度を3段階に切り替えられるうえ、厚さ1㎝未満のものになら、あちこち挟んでクリップライトとしても使えます。ボタン電池式で、リチウムボタン電池CR2032が2個ついており、点灯時間は連続で約15時間、点滅で約140時間持続します(裏のくぼみにコインなどを差し込んで電池カバーを開閉します)。なお、付属の電池はテスト用のため、あらかじめ電池を2個買い足しておくとより安心だと思います。

エマージェンシーシート 1枚

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 エマージェンシーシート アルミブランケット

ふだんの生活ではなかなかなじみがありませんが、いざというとき役に立つ防災用品として必携のエマージェンシーシート(アルミブランケット)も1枚入っています。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 エマージェンシーシート アルミブランケット

折りたたんだ状態だと手のひらサイズですが、広げると約130 × 210㎝もの大判サイズになります。アルミ蒸着ポリエチレン製で、とても軽くペラペラと薄いのですが、保温・防寒・防水効果に優れていて、いざというときに体全体を覆うようにしてくるまるとめちゃくちゃあったかく、毛布がわりになるんです! 簡易レジャーシートや防水シートなどとしても使えます。

大判ボディシート 1枚

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 大判ボディシート

入浴できないときに体を拭いてさっぱりリフレッシュできる、28×56㎝の大判ボディシート。1回使い切りのため、1枚¥100で数枚買い足しておくとより安心かと◎。厚みがあって破れにくく、しっかり拭けるので、スポーツ後や入院生活などにも重宝しそうです。

耳栓 ・ケース付 1セット

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 耳栓

持ち運びに便利なクリアケースつきのポリウレタン製耳栓です。緊急避難所や入院先など、見知らぬ人が大勢集まる中で体をしっかり休めなければならないシーンに欠かせません。1個¥290で買い足せます。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 耳栓

もちもちした触感で低反発性ポリウレタン製の耳栓本体を、自分の耳の中の形に合わせて調節し、耳の穴にはめて使います。使用感には個人差がありますが、フィット感と防音性はなかなか高く、非常用としてはじゅうぶんに用途を果たすと思います。

いつものもしも携帯セット

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 いつものもしも携帯セット

「いつものもしも備えセット」には、半透明の「EVAケース・ファスナー付 B6」(¥100)に、持ち運べてふだんづかいもできる防災対策用品5点を入れた「いつものもしも携帯セット」(¥1690)がまるごと1セット入っています。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 いつものもしも携帯セット

セット内容は、左上から時計回りに下記の通り。
☑️ EVAケース・ファスナー付 B6
☑️ 繰り返し 使える 2枚組・三層マスク(洗って繰り返し使える布製マスク) 1セット
☑️ 除菌シート 12枚入り1セット
☑️ いつももしもメモ(家族で決めておく連絡のルール) 1枚
☑️ いつものもしもハンカチ 1枚
☑️ 携帯用救急絆 10枚入り1セット

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 いつものもしも携帯セット いつものもしもハンカチ

なかでも、【無印良品】独自の視点が込められているのが「いつものもしもハンカチ」。50㎝角でごく普通のコットンハンカチなのですが、災害時におけるハンカチの活用法16項目を、わかりやすいイラストと日英の単語でプリントしています。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えるセット 中身 いつものもしも携帯セット 連絡メモ

さらに、小冊子「いつももしもメモ」には、自分の連絡先・家族や大切な人の連絡先・集合場所や避難場所の情報・災害用伝言ダイヤルの登録先情報や録音原稿を記入しておけるほか、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の使い方などが記載されています。いざというとき慌てないためにも、時間のあるときなどに早めにバッチリ記入しておきましょう。エディター沖島も撮影のあと記入して「いつものもしも携帯セット」ごとバッグに入れ、常に持ち運ぶようにしています。

② 折りたためるヘルメット(¥4900)

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 折りたためるヘルメット

続いて「いつものもしも備えるセット」と合わせて自宅や仕事先に常備しておくと安心度マシマシ⤴️な【無印良品】の爆イケ防災用品をご紹介します。まずひとつめは「折りたためるヘルメット」(¥4900)。災害環境下での飛来物や落下物などから大切な頭部を守ってくれる、防災用品のマストハブです!

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 折りたためるヘルメット 本体

なーんと、ヘルメットがA4サイズ程度(高さ約18.6×幅35.5×奥行き3.3㎝)に折りたたまれているのです! 重さは約435g。東日本大震災直後に慌てて購入したヘルメット(バレーボール大)のかさばり具合に辟易していたエディター沖島でしたが、「場所をとらないし、これはイイ(* "q')!!!」とひとめぼれして購入した爆イケ防災用品です。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 折りたためるヘルメット 使い方

折りたたまれた状態だと2カ所のフックで固定されているので、それを外して使用します。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 折りたためるヘルメット 使い方

両手でヘルメットの左右を持ち、中央に向かって“カチャッ”と音がするまで押して組み立てます。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 折りたためるヘルメット 着用写真

着用するとこんな感じに(↑)。ヘルメット自体に“まえ(前)”と“うしろ(後)”の向きが記載されているので、正しく着用し、地面と水平になるようにしっかり深くかぶります。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 折りたためるヘルメット 使い方

バックルつきのヘッドバンド(左)と、アジャスターつきあごひも(右)を調整し、しっかり締めて頭に固定させることが大切◎。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 折りたためるヘルメット 内部構造

ヘルメットの内部構造をチェック。頭頂部に発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーが、全体に衝撃をやわらげるハンモック(着装体)がセットされています。なお、ヘルメット本体と同封されている取扱説明書に“保護帽(=ヘルメット)点検・20チェックポイント”が記載されているので、未使用時でも約6カ月を目処に定期点検することを強くおすすめします。

「いつものもしも備えるセット」と「折りたためるヘルメット」は、すぐ手の届くところに立てかけ収納!

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 いつものもしも備えセット 折りたためるヘルメット インテリア

この「折りたためるヘルメット」と、先にご紹介した「いつものもしも備えるセット」は、ともにファイルボックスに入っているので、写真(↑)のように、ふだんづかいしているシェルフや机の上などに、本のように立てかけて置いておけます。ボックスのデザインもごくシンプルでコンパクトなので、場所をとらず、インテリアのテイストも邪魔しません。
また「折りたためるヘルメット」は【無印良品】の人気収納用品「ファイルボックス・ワイドタイプ」に、縦置きで最大3個まで収納可能。自宅やオフィスに違和感なく調和させることができておすすめです◎。

③ LED懐中電灯・大(単3・単4乾電池対応)

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 LED懐中電灯

続いては「LED懐中電灯・大」(¥1990)をご紹介。防災用品といえば真っ先に思い浮かぶのが懐中電灯ですよね。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 LED懐中電灯

衝撃に強いポリカーボネート樹脂製で、半透明のシェードを採用し、雨に濡れても使用可能な防沫タイプの懐中電灯です。単3乾電池1本で使用でき、よりコンパクトなサイズ感の「LED懐中電灯 小」(¥1290)もあります。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 LED懐中電灯 乾電池

防水パッキンつきの電池フタを開け、乾電池を入れます。単3乾電池2本・単4乾電池2本(本体には付属していないので別売のものをご用意ください)を使用しますが、どれか1本だけでも稼働するのが頼もしいところ。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 LED懐中電灯 点灯 ライト

LEDライトの明るさは、2段階(Hi / Low)に切り替えて使用できます。電池寿命はHiで約8時間、Lowで約24時間です。これもどんなインテリアにもなじむごくシンプルなデザインで、手に持っても、置く照明としても使えるので、いざというときに手が届く場所に常備しておくことをおすすめします◎。

④ 手回し充電ラジオ(¥6990)

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 手回し充電ラジオ スマートフォン スマホ充電

携帯電話の充電が可能な「手回し充電ラジオ」(¥6990)も必携災害アイテムのひとつ。単4乾電池3本、または手回しダイナモで充電可能な充電池を内蔵しています。緊急地震速報などの正確な情報収集ギアとして、また外部と断絶されてしまったとき、避難指示や救助状況、家族や知人の安否確認ができる最良かつ最強の手段として高く評価されているのがラジオなんです。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 手回し充電ラジオ スマートフォン スマホ充電

「スマートフォンでもラジオ聴けるから要らなくない?」と思ったそこのアナタ( "p')σ。スマホで聴けるラジオはアプリ(=インターネット経由)なので、東日本大震災時のように、キャリアの基地局が災害でダメージを受けると、電話やSNSが使用不可になるのと同時にインターネットラジオも聴けなくなってしまうのです...なので、まずは防災グッズのなかにラジオをひとつ用意し、お住まいの地域に合わせた周波数にチューニングしておき、いつでも視聴できるようにしておくと安心です◎。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 手回し充電ラジオ スマートフォン スマホ充電

ラジオを聴くときはロッドアンテナの角度や長さを調節し、受信状態をよくしてください。ワイドFM対応なので、災害や電波障害に強いといわれるFM放送の周波数を使って、AM放送の難聴エリアでもAM番組を聴くことができます。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 手回し充電ラジオ スマートフォン スマホ充電 使い方

本体の操作は液晶パネル搭載面で行います。上から時計回りに液晶画面(時刻・ラジオ周波数・充電状況などを表示)・音量調節ボタン・選局ボタン(76.00〜108.00MHz)・ラジオ電源(2秒以上長押ししてON / OFFする)・電源切り替えスイッチ(内蔵充電池⇄乾電池)となっています。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 手回し充電ラジオ スマートフォン スマホ充電 使い方

本体にはニッケル水素電池が内蔵されています。電源スイッチを「内蔵充電池」に切り替え、手回し式ハンドル(=ダイナモハンドル、360°回転します)を引き起こし、1秒につき2回転のペースでぐるぐるゴリゴリ回すと、乾電池がない環境でも本体に充電可能です◎。約15分間の手巻き作業で、本体に約30%充電でき、約2時間のラジオ聴取と、約2%のスマートフォン充電が可能になります。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 手回し充電ラジオ スマートフォン スマホ充電 使い方

ラジオ本体の背面にあるUSB端子(カバーをスライドさせて開けます)に、お使いの携帯電話かスマートフォンに合ったUSBケーブル(USB-Aタイプ)を別途用意して接続すると、スマートフォンへの充電が可能です。なお、充電には内蔵充電池を使用してください(乾電池でのスマートフォン充電はできません)。非常時の頼れる情報ソースとして、また充電用電源として、スマートフォンと一緒に肌身離さず持ち歩いておきたい!

⑤ カセットこんろ・ミニ(¥4890)&カセットこんろ・ミニ用ケース(¥1790)

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 カセットこんろ・ミニ ケース

大災害時に断水・停電ときたら、高い確率で都市ガスも止まってしまいますし、プロパンガスも有限です。しかし、被災状態下で疲れ切った体や心を手っ取り早くパワーチャージするには、温かい食べ物や飲み物がベスト! そんなとき、食事を温めたりお湯を沸かしたりできるカセットこんろがとても重宝します。約1.2kgと軽量で、高さ約9×幅24.3×奥行き19.1㎝とコンパクトサイズ、卓上でも収納でもスペースを取らない「カセットこんろ・ミニ」(¥4890)をぜひ1家に1台、備えておいてください。別売の「カセットこんろ用ボンベ・3本入」と合わせて使用します(【無印良品】公式ネットストアでは購入できませんので、店頭での買い置きをお忘れなく!)。連続燃焼時間は、ガスボンベ1本につき約120分間です。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 カセットこんろ・ミニ ケース

ふだんは、持ち手つきの専用キャリングケース「カセットこんろ・ミニ用ケース」(¥1790)に入れてしまっておけば、サッと取り出せてどこへでも持ち運べます。アウトドアユースなどにも便利。収納するときは必ずガスボンベを抜いてくださいね。

⑥ まとめ: “もしも”のときに役立つ“いつも”を【無印良品】で見直そう!

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 防災用品売り場

【無印良品】公式ネットストアにも特集サイト「くらしの備え。いつものもしも。」が設けられているほか、防災対策に役立つアイテムを集めたコーナーを特設している店舗も多く見受けられます(写真↑はアトレ恵比寿店の店頭)。商品と一緒に掲示されている“7日間を生き延びよう。”リーフレットには、被災直後からの行動マニュアルがわかりやすくまとめられていて、店頭で無料配布されているので、見かけたらぜひ手にとってみて。

【無印良品】で買えるおすすめ防災グッズ5選 | 東日本大震災から10年 2005年発売の初防災セット

【無印良品】が初めて「防災セット」を発売したのは2005年。写真(↑)はエディター沖島が15年前に購入して、いまだに保有しているもので、肩から掛けて持ち運べるボックス型の難燃バッグに、保存水2本・水保存バッグ2枚・携帯スリッパ・手巻き充電式防災ラジオ・アルカリ乾電池(単4×4本パック)・ローソク・圧縮タオル・布テープなどが入って、確か¥13000くらいだった気がします。その後、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)・新潟県中越地震(2004年10月23日)で被災したユーザーの意見を反映したリニューアル版を2008年に発売しています。
2011年1月に「くらしの良品研究所」において、独自の防災プロジェクト「いつものもしも」をスタートさせた直後に、東日本大震災(2011年3月11日)が発生。以降、私たちのふだんの暮らしにも役立ちつつ、いざというときに味方になるようなアイテムや考え方を“標準装備”することを提案し続けています。東日本大震災発生から10年めとなる3月11日を迎える前に、ぜひ【無印良品】でふだんの防災対策を見直してみることを全力でおすすめします◎。

【無印良品】「くらしの備え。いつものもしも。」特集サイトへ

取材・文/沖島麻美 ※価格は税込表記です。 ※掲載内容には私物および個人の感想が含まれます。また、価格・入荷予定・在庫状況を含むすべての商品情報は2021年3月8日時点でのもので、店頭や公式ネットストアでは予告なく変更になる場合があります。

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