【舞台「 #鬼滅の刃 」煉獄役の #矢崎広 さんにインタビュー】煉獄を演じて、自身に影響は？

劇場版アニメが大きな話題を呼んだ『鬼滅の刃』の「無限列車編」がいよいよ舞台化。煉獄を演じる矢崎広さんに、役への思いや影響を受けたことなどを語ってもらいました。

プレッシャーの前に、自分が煉獄さんを演じるという実感がわきませんでした（笑）。前作の衣裳合わせでようやく実感がわいたのですが、今回は「無限夢列車」。今までに感じたことのない重圧と期待を感じています。今、心を燃やして役作りに励んでいます！

柱という上司的立ち位置として、部下たちをまとめる存在の煉獄さん。そんな彼を通じて「自分は役者としてどうすれば後輩の手本になれるのか」と考えるようになりました。煉獄さんのように生きざまで語れたらいいんですけど（笑）。

恐ろしくまじめで、心配になっちゃいます。言われたこと以上のことをしようと突き進んでいくので、周りが止めなければ永遠に努力し続ける。自分より他人を優先してしまう部分もあって、もう炭治郎にしか見えない！

自分が言われたときと時代が違っているし、とらえ方も変わってきているので「本当にこれは伝えていいのか？」とよく考えるようにしています。言うか言わないかの最終ジャッジは、「その人のためになるかどうか」。言ったことで混乱してしまう子もいるし、毎回悩みます。

もともと大好きで、漫画もアニメもよく見ます。『鬼滅の刃』はもちろん読んでドハマりしましたし、最近見て面白いと思ったのは「SPY×FAMILY」と「TIGER ＆ BUNNY」のシーズン2。「SPY×FAMILY」はすごくハードボイルドなものを想像していたのですが、アットホームでほのぼのした可愛らしい作品で驚きました。

舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車
出演／小林亮太、髙橋かれん、矢崎 広ほか
脚本・演出／末満健一　音楽／和田俊輔
期間／9月10日（土）〜10月23日（日）東京、京都にて公演。
詳細は公式ウェブサイトから確認を。
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちが「無限列車」で炎柱・煉獄杏寿郎と合流し、新たな強敵に立ち向かう原作屈指の人気エピソード「無限列車編」。本作より竈門禰豆子役に髙橋かれんを迎えるほか、魘夢役を内藤大希、猗窩座役を蒼木陣が務める。

コート￥66000・パンツ￥38500／JOYEUX（オーハル）　シャツ￥9900／ステュディオス カスタマーサポート（シティ）　靴￥45100／HEMT PR（ヨーク）

撮影／野田若葉〈TRON〉　ヘア＆メイク／松岡奈央子　スタイリスト／井田正明　取材・原文／米田果織　※BAILA2022年9月号掲載