学生時代は「ジャージが制服」というほど部活に打ち込み、社会人になってからは食べる楽しみを追求してきた勝本理紗さん。体重の増減を繰り返してきた中、自分にぴったり合うボディメイクを模索。産後1カ月で8kg減を達成できたのは、「自分をぞんざいに扱わない!」という信念と、家族を大切にする思いでした。
産後1ヶ月で8kg減
CONTENTS
身なりを整えたことで芽生えた、“自分を大切にする”意識
学生時代の私はずっと部活に打ち込んでいて、ジャージばかりの毎日。(上下ジャージなので)足も腕も出さず、メイクもほとんどしない。そんな生活を当たり前のように送っていました。(このままでいいか…)と思っていた自分もいました。女子力をつけなきゃ、と本格的にボディメイクを考えたのは、就活終わりからだったと思います。
就職活動を経て社会に出たとき、ふと「このままではいけない」と思ったのです。きれいめな服を着て、メイクをして、身なりを整えることを意識し始めると、少しずつ気持ちにも変化が生まれました。人からどう見られるかを意識することで、「自分をぞんざいに扱わない!」という感覚が芽生えたのだと思います。そこからは、痩せてキレイになりたいと、朝ごはんを抜いてがんばりました。でも、1食でも食べないとお腹が空いてフラフラしたり、イライラしたり…。結果、暴飲暴食を繰り返し、なかなか痩せない時期も。
Before
「ファストフードやチョコばかり食べていた学生時代は、太り続けて恐ろしいことに…。野菜をメインに食べるようにして、宅トレを始めました!」(勝本さん)
After

「インスタグラムでは、痩せやすい身体を作るストレッチについて紹介しているリール動画を作りました。自律神経を整えて、代謝もあげることを意識しています」(勝本さん)
宅トレ歴15年の私が、 「1ヶ月で産後8kg減」を叶えた理由
私はもともとダイエットオタク気質で、高校時代からいろいろな方法を試してきました。当時流行った“キャベツダイエット”に走ったり、学生時代は食べ放題に通いながらも筋トレをしたり…。そんな私が本気でボディメイクに取り組んだのは、出産で体重が10kgも増えてしまった時! 元の体重に戻すため、産後も無理のない範囲で、まずは「痩せやすい体をつくる朝のストレッチ」から始めました。
【朝のストレッチルーティン(各30秒)】
・首と肩をじっくり伸ばして緊張をほぐす
・肩甲骨まわりを意識した背中の8の字ストレッチ
・骨盤から体側を真横に伸ばすストレッチ
朝イチで体を起こすことで代謝が上がり、「今日は動けそう」という感覚が生まれます。これが、私にとってのボディメイクのスイッチでした。
忙しくても続けられる“寝たまま5分”の筋トレ
そして、忙しい朝や夜、ちょっとしたスキマ時間でもできるのが、寝たままできる筋トレの「ヒップリフト」です。下半身全体を引き締めたい人にはとくにおすすめ!
【ヒップリフトのやり方】
1.仰向けに寝て、膝を90度に立てる
2.腕は体の横に添えて安定させる
3.お尻をぐっと持ち上げて、ゆっくり下ろす(これを30回)
ポイントは、お尻の力でしっかり上げること。腰を反らさないように、骨盤を丸めるような意識で行います。また、足が外に開かないように、「内ももに意識を向ける」こともポイントで、ヒップラインがよりきれいに仕上がります! 寝る前やテレビを見ながらでもOKなので、産後の体にもやさしく、かつしっかり効くため、今も毎日の習慣にしています。
デニムのボタンが閉まった日
ボディメイクをスタートしたとき、ベンチマークにしていた服があります。それは産前に購入した、L.A.発祥のブランド「yanuk(ヤヌーク)」のデニム。産後は太ってしまって履けなくなっていたのですが、見事に痩せて、これを以前のように、いや以前よりもさらにカッコよく着るのを目標にしました! そして8kgダウンに成功した後、着てみたら…ボタンが締まった! しかもヒップラインもきれいに出ていて、鏡の前で思わずニンマリ。「やればできる!」と、思わず心の中でガッツポーズしたほどです(笑)。あの瞬間のうれしさは、体重の数字よりもずっとリアルでした。

「痩せて、履けるようになったyanuk(ヤヌーク)のデニム。街を堂々と歩くことができて、うれしかったです」(勝本さん)
「カッコイイ自分でいたい」 その気持ちが、今もリバウンドなしの原動力
私はもともと食べることが大好きなので、体型維持を目指す上で、無理に食欲を抑えるのではなく、「どうすれば食べながら楽しく痩せられるか」をずっと考えてきました。今は、朝は保育園の送り出したあとに30分だけ、ジムに寄るのが日課。実は夫がジムのトレーナーなので、筋トレのフォームも教えてもらいつつ、「あすけん」というアプリで食事管理もしています。そんな小さな積み重ねが「産後1ヶ月で8kg減」という結果に結びついたのだと思います。

「産後の体重グラフと、データが残っているあすけんの画像。出産が2023年12月28日で61.5kgでしたが、その時当時のデータは消えてしまい、2024年1月5日からのものです」(勝本さん)
産後6カ月で仕事にも復帰しましたが、「家庭以外にも自分の場所があること」が、心の余裕にもつながりました。運動も、食事も、自分を愛する手段のひとつですし、子どもとスーパーに行くだけという場合も、軽くメイクをしたり、身なりを整えたり。そんなふうに「自分をぞんざいに扱わない」意識を持つことで、自然と気持ちが引き締まります。「夫の隣にいるとき、自信を持てる自分でいたい」。そう思えるようになったのも、ボディメイクを通して変わったことのひとつ。これからも、自分を楽しみながら、魅力的なママ、そして妻であり続けたいです!


























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