美のプロたちが“今日も明日も、これからの未来も毎日ずっと一緒にいたい”と惚れ込む、相棒コスメだけを厳選した「30代のための相棒ベストコスメ大賞 2025年下半期」。今回はメイクコスメの各部門を発表! 美のプロ2名による今季のメイクトレンドについてのトークもチェックを。
CONTENTS
1.【ベストカラーメイク大賞】ルージュ ディオール オン ステージ

ハイシャイン質感とロングラスティングを両立。120 ¥5940/パルファン・クリスチャン・ディオール
落ちない色ツヤ、美しさの持久力に感動。大人の肌のきれいさを引き立てつつ、まとう服にも合わせてくれる ——美容家 神崎 恵さん
シチュエーションを選ばずまとえる好感度も洒落感も高い絶妙ローズベージュ ——ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん
「可憐でいてほのかなシャープさも。品を落とさないツヤ加減も絶妙」(美容家 神崎 恵さん)
「ピタッと密着して色もちもよくデイリー使いに最適」(ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん)
「120は唇から浮かず、肌を美しく見せてくれる品のあるローズ。オフィスにも」(美容エディター 平 輝乃さん)
今季のメイクのトレンドは? 美のプロ2人がトーク!

美容エディター
渡辺敦子さん

ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋希さん
河嶋 ポイントメイクにヌーディな色みが多いシーズンだったから、いつも以上に肌を繊細につくりたい気分でした。その気分にピッタリ合う、みずみずしいけどきちんとカバー力もある、“手をかけた肌”になれるベースアイテムが多くてそれがピタッとハマった感じ。
渡辺 『RMK』の名品リキッドが進化したり『プリマヴィスタ』のクッションなど、いい意味で“王道”のファンデがフィットしたよね。つるんとした肌に整えて、ヌードメイクを“地味”から“モダン”に引き上げてくれるというか。
河嶋 そうそう。あとベースのサポート系アイテムも豊作だった。中でも『エレガンス』のイエローは現場でも頻出! 小さい色ムラもカバーアップできて、正直、誰の肌でも盛れる。これまで青み系の流れが主流だったけど、どんなスキントーンにもマッチする黄みのよさを再確認しました。
渡辺 ヌードカラーの話が出てきたけど、なんといっても『コスメデコルテ』のアイシャドウパレット! 微妙にニュアンスの違うスキントーンだけで7種出した潔さは圧巻。
河嶋 これも使用頻度が高かった! ちょっと黄みより、グレージュ寄りなど、みんな違ってみんないい。洋服やムードに合わせて使い分ける楽しさがあるし、そしてきちんと肌になじむ。今季は逸品ブラウンが多かったので、ブラウンパレットの買い換え時かも。
渡辺 その分、単色シャドウはキラキラ系や寒色など遊びがあったイメージ。
河嶋 パレットにない色をピックしたり、アクセントをつけたいときに手に取りました。そして、今シーズンのメイクに欠かせないのがチーク。『NARS』のふんわりシームレスも可愛かったし、『ディオール』や『RMK』のグロウ系など質感も発色も様々だけど、どれも透け感のある仕上がりが共通点。
渡辺 『ディオール』に代表されるハイライトチークも今季っぽかったよね。
河嶋 今シーズンのチークはしっかり色を出すよりも、なんか“肌に添えておきたい”感じというか。どれもなじみ色だから形づくるように塗るのではなく、肌にオーバーラップさせるように広めに入れてきらめかせたり。ベースメイクの延長でもうひと盛り効かせる的な。
渡辺 リップも、ベストカラーメイクに選ばれた『ディオール』を始め、『アディクション』など、色はなじみ系だけど質感にムードがあった。
河嶋 グロスも多かったし、プランプ感を楽しむものやタンフルっぽいのもあったり。塗り方もちょっとオーバーリップにしたり。目まわりに効かせ色を持ってこなかった分、口もとは色やツヤで奥行きを出すのが好バランスでしたね。
渡辺 そして、今季といえば眉もの。『KANEBO』のアイブロウシェイドライナーなど、ミュート眉の文脈で描くアイテムが大豊作でした!
河嶋 極細のマイクロペンシルなど秀作ぞろい! 一見地味だけど技が効いてるアイテムが多く、コスメの技術力が集約されてましたね。全体的に言えるけど、コスメを使う方々のテクニックが上がっているから、それに伴って質感や持続力など、コスメのクオリティがますます進化してる。ニッチなアイテムも多いけど、それに人気が出るのも使う側が使いこなせるからこそ。メイク好きが、よりメイクを楽しめるシーズンだったなと思います。
2.【ベストベースメイク大賞】SHISEIDO エッセンス スキンセッティング パウダー

超微粒子パウダーを美容成分でコーティングした保湿仕立てに賞賛! 7g 全3色(03は限定色) ¥5500
潤いシールドを装備した感覚で一日中乾き知らずの美肌で過ごせる。顔色も凹凸も、一瞬で均一に整い感動 ——美容家 石井美保さん
高い潤いと光の作用で透明感とツヤを引き出し、重ねるほど美肌に! ——ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん
「粉をつけた感覚ゼロ。まるで素肌のような軽やかさ」(美容家 石井美保さん)
「毛穴や凹凸もなめらかにカバー。誰でも最上の肌仕上がりに」(ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん)
「日中の追い保湿をしなくてよい開放感。つけた瞬間から明るさが増していく感じ」(美容ジャーナリスト 鵜飼恭子さん)
3.【ベースメイク部門】悩みのない美肌をメイクする
【メイク下地部門】エレガンス コスメティックス モデリング カラーベース

肌印象を自在にカスタマイズする補整力は唯一無二。SPF25・PA++ 30g 全7色 ¥5500
肌の微妙なくすみ、赤み、ムラ感、気になるノイズを塗った瞬間からフレッシュにカバーし、なかったことに ——ヘア&メイクアップアーティスト 中野明海さん
「微妙なノイズなどなかったかのように、なめらか肌に生まれ変わるよう。ピンクも大好き!」(ヘア&メイクアップアーティスト 中野明海さん)
「赤みが気になるときにイエローを使うと、スッと風通しのいい肌印象に」(美容エディター 森山和子さん)
【パウダー部門】シャネル プードゥル ユニヴェルセル リーブル オン-ザ-ゴー

人気のルースパウダーが携帯しやすいパクトで登場。6g 全4色 ¥9900(リフィル¥7480)
パールが入っているかのように、光をきれいにリフレクトし肌を格上げしてくれる。最高! ——ヘア&メイクアップアーティスト KUBOKIさん
「軽いパウダーがスッとなじみ肌がレベルアップ」(ヘア&メイクアップアーティスト KUBOKIさん)
「空気のように軽やかなパウダーでアラが目立たなくなります。メイクをフィットさせながらツヤと透明感もオン」(美容研究家 大野真理子さん)
【リキッドファンデーション部門】RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジ プラス

名品ファンデがアップデート。SPF22・PA++(103 SPF20・PA+、104 SPF25・PA++、105 SPF23・PA++) 30ml 全9色 ¥6600/RMK Division
素肌そのものが美しくなったよう。肌にリラックス感をもたらす薄づきで軽やかなテクスチャーも素晴らしい ——ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん
「素肌仕上がりとカバー力、双方がかなう。アラが気になり始めた肌の最適解」(美容ジャーナリスト 安倍佐和子さん)
【コンパクトファンデーション部門】花王 プリマヴィスタ グロウカバー クッション

3種の粉体でハイカバー&ツヤ肌に。SPF11・PA++ 11.5g 全3色 ¥3300・別売りケース¥1100(編集部調べ)
薄膜でつるんとした仕上がりが好き。肌に端正なツヤが宿りみずみずしいのにきちんと品が出ます ——ヘア&メイクアップアーティスト 河嶋 希さん
「朝塗って直しなしで夜の飲み会まできれい。清潔感の高いツヤ肌に」(美容ジャーナリスト 小田ユイコさん)
「密着力も高く毛穴落ち知らず」(ヘア&メイクアップアーティスト 河嶋 希さん)
【コンシーラー部門】SUQQU クリーミィ カバー コンシーラー

ライブリーなツヤでカバーし、大人の肌悩みをなめらかにオフ。全10色 ¥5500
クマなど広い範囲のカバーはもちろんシミなどピンポイントな悩みにも効果抜群のオールラウンダー ——ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん
「軽くしごいてチョンチョンとつけるだけで悩みをカモフラージュ」(ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん)
「厚みを感じさせないツヤ仕上げ。上品な立体感まで演出される」(美容家・起業家 山本未奈子さん)
4.【カラーメイクアップ部門】毎日のメイクをプレイフルに楽しむ
【アイパレット部門】コスメデコルテ スキンシャドウ デザイニング パレット

圧巻のカラバリで展開され、立体美を生むスキンカラーシャドウ。01 ¥7700
誰の肌にも、誰の顔立ちにもすっとなじむ “全人類シャドウ”と呼ぶにふさわしい! ——美容ライター 中島 彩さん
「ベーシックで品がある絶対的正解パレット。誰もが似合う!」(ヘア&メイクアップアーティスト 笹本恭平さん)
「目もとを暗く沈ませることなく、自然な陰影をかなえる。ベージュシャドウの美点だけを凝縮」(美容ライター 中島 彩さん)
【単色シャドウ部門】SUQQU モノ ルック アイズ

重ねるほどツヤと色彩が冴えアイメイクの可能性が広がる。L-01 ¥4290
指やチップ、何で何回重ねるかで表情が変わり、パターン化しがちな単色シャドウを多面的に楽しめる ——ヘア&メイクアップアーティスト 河嶋 希さん
「輝きとぬれツヤ、血色感のバランスが好き。粉含みもよく、計算された質感に魅了」(ヘア&メイクアップアーティスト 河嶋 希さん)
「濃淡を調整することで立体感も奥行きも自在。自分らしさを自由に表現できる」(トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん)
【アイライナー部門】ルナソル ディファイニング マイクロライナー

まつげの影に擬態する秀逸な色出しにアーティスト勢から高評価! 02 ¥3850/カネボウ化粧品
“引いてます”感を出すことなくまつげの影のようにラインを描けて自然に目が大きく見える絶妙色 ——ヘア&メイクアップアーティスト 北原 果さん
「極細ラインはもちろん、描き足してもにじまないので好きな太さにできるのもお気に入り」(ヘア&メイクアップアーティスト 北原 果さん)
「どんな人にもしっくりハマる色みも絶妙!」(ヘア&メイクアップアーティスト 野口由佳さん)
【アイブロウ部門】KANEBO カネボウ アイブロウシェイドライナー

“透ける影”という新発想で今季話題の一品。SL2 ¥3850/カネボウインターナショナル Div.
描いてるけど描いてない、みたいな超ナチュラルな透け感うぶ眉がかなう。新感覚な使い心地と仕上がり! ——ヘア&メイクアップアーティスト paku☆chanさん
「強い線ではなく陰影で描くことで今っぽいリアルな華奢眉に」(ヘア&メイクアップアーティスト paku☆chanさん)
「眉のすき間の肌だけを影に染める。さりげないのに眉印象を格上げ」(ヘア&メイクアップアーティスト 𠮷﨑沙世子さん)
【マスカラ部門】ランコム ラッシュ イドル

360本のマイクロブラシがまつげを捉える圧倒的な仕上がり力に喝采。01 ¥5610
ダマになることなく扇形のまつげに。ツヤとボリュームの加減が上品で大人の目もとにふさわしいマスカラ ——ヘア&メイクアップアーティストAYAさん
ダマになることなく扇形のまつげに。ツヤとボリュームの加減が上品で大人の目もとにふさわしいマスカラ ——ヘア&メイクアップアーティストAYAさん
「まつげの一本一本を立体的に際立たせ、ナチュラルに華やぎ惚れ込む仕上がりに」(美容家 小林ひろ美さん)
「根元から毛先へ滑らせるだけで放射状のまつげが完成するブラシも優秀」(ヘア&メイクアップアーティストAYAさん)
【ハイライト&シェーディング部門】ディオール バックステージ グロウ マキシマイザー パレット

肌が冴えるマルチパウダー。002 ¥6930/パルファン・クリスチャン・ディオール
表情が動くたびに繊細な光が揺れて、内側から“品”と“華”が放たれるよう ——美容家 小林ひろ美さん
「ハイライトにもくすみ飛ばしのコントロールカラーにも使える。肌の透明感をぐっと引き出すピンクも秀逸」(ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん)
「まぶたから鎖骨までノールールで輝きを操れる!」(美容エディター 松本千登世さん)
【リップグロス部門】イヴ・サンローラン YSL ラブシャイン グロスプランパー

“ゼリーツヤ”でかつてないボリュームリップを体感。1 ¥4950/イヴ・サンローラン・ボーテ
ガラスみたいな仕上がりのちゅるんとしたツヤ感と色が可愛すぎる! ——ヘア&メイクアップアーティスト 北原 果さん
ほのかにただよう甘い香りも心地よく、仕事中にストレスを感じたらひと塗り。気持ちの切り替えリップにもなる一本 ——美容ライター 山崎敦子さん
「ほどよいプランプ効果としっかりした保湿力で、縦ジワレスのぷっくり唇に。一本でも重ねても立体感をブースト」(ヘア&メイクアップアーティスト 北原 果さん)
「ジンジャーオイルによるプランプ効果を使った瞬間から感じられ、気分も楽しくなるエンタメリップ」(美容ライター 山崎敦子さん)
【リップスティック部門】アディクション ザ リップスティック グレイズドボム

プランパー級のボリューム唇がかなう処方の妙。001 ¥4620/アディクション ビューティ
ピュアなボリューム感が盛れる。ふっくら“むちー”っとしたツヤめきとハリ感が最高に可愛い! ——ヘア&メイクアップアーティスト paku☆chanさん
「唇に吸いつくようなやみつき質感。甘さと抜け感のバランス抜群!」(ヘア&メイクアップアーティスト paku☆chanさん)
「白みヌードなのに唇を透かさない密度で見たままの色を楽しめる」(美容エディター 渡辺敦子さん)
【チーク部門】NARS ブラッシュ N

自然に高揚感が宿るシームレス質感。925 ¥5060/ナーズ ジャパン
ナチュラルな発色がどんな人にも似合う、多幸感にあふれたピンクチーク。デイリーにもオフィスにも万能! ——ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん
「肌がふんわり明るく見える効果も」(ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん)
「パールやラメではなく光で立体感を演出するから、時間がたっても白浮きしない! 繊細な色づきでトレンド感のある薄膜仕立てに」(美容ライター 前野さちこさん)
撮影/西原秀岳〈TENT〉 スタイリスト/鈴木美智恵 取材・原文/渡辺敦子 ※BAILA2026年1月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。
























Baila Channel





![大人の肌見せはデコルテ&ウエストをのぞかせる「バタフライシルエット」でかっこよく![ヘアアレンジ付き]](https://img-baila.hpplus.jp/image/b4/b4780bfc-9f41-4f6e-8046-09244547f914-1280x1096.jpg)












