こんにちは、バイラーズの中嶋彩乃です!
今日は、1年で最大の流星群である、ふたご座流星群についてご紹介します。
ふたご座流星群とは?
ふたご座流星群は3大流星群のひとつと言われており、3大流星群の中でも特に毎年沢山の流星を観測できると言われています。1時間に30個、多ければ40個ほどの流星を見ることができるそうです。
ふたご座流星群の源泉となっているのは、ふたご座流星群と似た軌道を持つ小惑星「フェーストン」であると考えられています。観測によって、フェーストンからは流星群の元となるガスや塵が放出されている様子も観測されています。しかし、一体なぜこのような放出が起こっているのかについてはまだわかっていません。
その他にもフェーストンやふたご座流星群については謎が多くあり、JAXA等が進めているDESTINEY+という探査機の探査候補天体にもなっています。
今年の流星群の観測条件は?
ふたご座流星群が極大となるのは、12月14日の10時頃です。そのため、12月13日の夜から14日の明け方にかけてが最も多くの流星を見られるチャンスとなります!
今年は、12月15日が満月となるので月明かりが強いため、月の無い方向を見ると観測しやすいでしょう。
肉眼で沢山の流星を見られるチャンスなので、ぜひ夜に空を観測してみてください♪ただ夜の屋外はかなり寒くなってきているので、防寒はしっかりしてくださいね。
12月は天体イベントが盛りだくさん!
その他にも12月は天体イベントがたくさんあります。
・12月25日:月と7つの惑星が空に現れる
水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星が1つの空に現れます。天王星、海王星以外は肉眼でも観測できるので、クリスマスの空を見上げてみると良いでしょう。
・12月26日-30日:土星と木星が月に接近
月の近くに明るく光る土星と木星が観測できるでしょう。望遠鏡を持っている人は、土星の輪っかも観測するチャンスです!
冬は空気が澄んでいて天体の観測にはもってこいの季節です!
ふたご座流星群でたくさんの流れ星を観測するチャンスは逃さないようにしてください。
その他にも惑星が観測しやすい条件になっていて、珍しい天体ショーもあるので、12月はぜひ空をたくさん見上げてみてくださいね!