こんにちは、バイラーズの中嶋彩乃です!
今回は、理系の大学院を卒業し男性ばかりの研究職に就いた、雑誌の世界とは無縁だった私がどういうきっかけでバイラーズになったのか?そしてバイラーズでどういった経験をしたのか?良かったことなど、これまでの私の活動振り返りを書きたいと思います。
現在バイラでは2025年度のバイラーズを新たに募集中です!1月20日(月)締め切りなので、気になる方はぜひ応募してみてください。
バイラーズへ応募した理由
私が応募した理由は主に3つあります。
1. ファッションやグルメが大好きで、それについて発信する機会が欲しい
2. 本業とは全く違うことで活動の幅を広げ、新しいスキルを身に付けたい
3. 宇宙分野の理系職の認知度を広げ、身近に感じてもらいたい
1つ目の理由は、ファッションやグルメが大好きで、それについて発信する機会が欲しかったから。これは、私の普段の生活が理系で男性の多い環境というのもあり、ファッションやグルメ(特にスイーツ)など大好きなのにその好きな気持ちや感想を発散できる場所がなかったというのがあります。インスタグラムでそういった投稿を見ることが好きで、バイラのアカウントをフォローしていたことがきっかけで、バイラーズの存在を知るようになり、応募することを決めました。
今では、スイーツ部などで主にスイーツのことを投稿し、時々ファッション投稿もしています。バイラーズの活動を始める前よりも、もっと好きな気持ちが強くなり、新しい情報にもアンテナを張るようになりました。
2つ目の理由として挙げたのは、本業とは全く違うことで活動の幅を広げ、新しいスキルを身に付けたかったから。これも自分の中では結構大きいものでした。博士課程を卒業してから就職して働き始めたものの、自分1人としての力ってなんだろう、私にできる個性的なことって他にもあるのかな...と思うようになりました。本業では、専門分野で数式やコンピュータ言語に向き合う日々でしたが、それだけを一生やっていくことにどこかしら不安も感じていました。ちょうどその頃、教育分野での副業も始め、専門職の人たちだけではなくもっと広く子供から大人まで自分の専門分野について説明する機会が増えてきました。そんな中、バイラーズになったらいろんな形での発信の機会が増えて、文章の執筆能力や発信力が上がるんじゃないか?という期待がありました。
3つ目は何年も前から考えていたことで、「宇宙分野の理系職の認知度を広げ、身近に感じてもらいたい」ということです。バイラで活動することで、これまで自分が関わってきた層とは全く別の層の方々に見て、知ってもらえる機会が増え、宇宙分野や理系職の認知度が上がることを期待していました。前々から、日本の理系分野の女性が極端に少ないことが問題だと感じていました。この問題は、女性に対しての制度(出産・育児に対してなども含め)が整うのが遅くなり、より理系職に女性が就きにくくなるネガティブな連鎖に繋がってしまいます。私は、女性が少ないことの大きな理由の一つとして、キャリアのモデルになるような女性が少なく自分が働いているイメージがしにくいということがあると考えていました。理系職である自分がライフスタイルを発信することで、普通の女性と同じように、ファッションやグルメなどを楽しみながら、専門職としても活躍できる環境があることを多くの女性に知ってもらえたら良いなと思っています。バイラの活動前よりインスタグラムのフォロワーの方は女性が増え、まだまだ思ったようにはいっていませんが、少なからず効果はあったのかなと感じています。
バイラーズでの活動は想像以上に楽しく学びも多い!
理由について長々と書いてしまいましたが、ここからは実際のバイラーズの活動をしてみての感想などを書いていきます!
バイラーズで活動してみて分かったのは、バイラ編集部の皆さんとの距離が想像以上に近く、想像していたよりも何倍も充実した活動ができるということです。
本格的な撮影に参加
バイラの雑誌はもちろん、webコンテンツもとても充実しており、バイラーズになってから多様な撮影に参加させていただきました。
撮影は集英社のスタジオや外のスタジオなどで行われ、プロのメイクさんカメラマンさんたちに撮影していただけます。雑誌撮影の現場というのは、これまで経験したことがなかったので初めはびっくりして緊張することも多かったですが、編集部の方々がいつも優しくサポートしてくれますし、メイクさんたちとお話しながら自分にはできないようなヘアメイクをしていただけるのもとても楽しいです。
特に印象に残っているのは、「みんなの生理痛プロジェクト」という企画の撮影に夫婦で参加したことです。
夫婦で生理の理解を深めようという素敵な企画で、珍しく夫と撮影に参加したのが新鮮でした。
自然光の入る素敵なスタジオでの撮影
ヘアセットとメイクを終えた後の様子
夫婦での撮影風景(画像チェック)
誌面の企画に協力
編集部の皆さんがバイラーズに声をかけてくださって、誌面の作成に協力することが頻繁にあります。アパレルの新作の試着を行ってその感想が誌面の一部になったり、化粧品を一定期間試してみてその変化を記録してもらったり、自分が気になる時事ネタなどについて語ってみたり...ファッションから社会問題まで、バイラのテーマは幅が広いので、多様な分野にアンテナを向けつつ、雑誌の企画作りに協力します。
自分が話したことが初めて雑誌のページに載っているのを見た時はとても嬉しかったです。また、他の方達のコメントも面白いものが多いので、読者として読むのも楽しいです。
魅力的なバイラーズに囲まれ刺激が多い
また、なんといってもバイラーズに入って一番良かったことは魅力的なバイラーズの方々に出会えたことです。バイラーズの活動では定期的に集まるイベントが設けられていて、バイラーズ同士の交流も活発です。バイラーズのイベントでは、ブログを上手に書くコツや写真の撮り方のレクチャーなども行ってくれるので、苦手意識があるような方も安心して活動に取り組むことができます。また、1年に1回は全世代のバイラーズがほぼ全員集合する機会もあり、とても賑やかで楽しいです。同期も魅力的な人が沢山いるので、プライベートも含め多様な話ができ、いつも刺激を受けています。
バイラーズのイベントにて化粧品の撮影方法についてレクチャーを受ける様子
バイラーズの企画でバイラーズの方達とパフェ屋さんへ
1年に1回のバイラーズが大集合するイベントの様子
自分なんかと思わずに、ぜひ応募してみて!
このようにバイラーズの活動を始めてから、様々な機会をいただくことができ、毎日がより充実して過ごせるようになりました。
私のように、ファッション誌のような華やかな世界とは無縁の環境で過ごしている人も、興味があればぜひ応募してみてください。新しい環境への扉が開くこと間違いなしです!