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スーパーバイラーズの中島です。
ジメジメした時期がやってくる頃に恋しくなるのが、時期限定のグルメ「すだちそば」。
私がすだちそばのおいしさを知ったのは、遡ること6年前のこと。
初めて食べるすだちそばの涼やかなビジュアルとシンプルなおいしさが忘れられず、それ以降は毎年のように「すだちそばの季節だなぁ」と思い出すのが定番に。
一方で、お蕎麦屋さんならどこにでもあるメニューというわけでもないんですよね。すだちそばを出しているお店も限られていて、なかなか出合えるのも貴重な気がします。
すだちそばの名店「土山人」へ
“すだちそば”と検索すると、必ずといっていいほど名のあがる「土山人(どさんじん)」へ訪問。
本店は兵庫県芦屋市で、東京と関西で9店舗を展開する蕎麦屋です。
すだちそばの名店は、東京・池尻大橋から徒歩10分程の立地にあります。建物の地下にあるので、ちょっとした隠れ家感を味わえる落ち着いた雰囲気も素敵なんです。
《すだちそば始めました》の貼り紙を見て、心の中で「どうかまだありますように…!」と祈りながら待つこと約15分。(平日のゴールデンタイムに訪問)
ようやく入店!そして、念願のすだちそばとのご対麺を果たすことができました(涙)
冷やかけすだちそば【1,500円】
キターッ!!これぞ夏の風物詩…!うわあぁ〜久しぶりに拝めた〜〜と込み上げる嬉しさ。
すだちがピシィィィッ!と綺麗に敷き詰められている姿は圧巻。見惚れてしまう美しさです。
すだちのいい香りと爽やかな酸味が澄み渡る、キンと冷えたお出汁。はぁ…なんてさっぱりしていておいしいんでしょう。鰹の風味と、まろやかな甘みも感じられます。
非常にシンプルでありながら、出汁とすだちのバランスが完璧に計算されているからこそ、このクオリティに仕上がるのだろうな…と、しみじみ感動。これはグビグビ飲み干せてしまいますね。
すだちの皮は、時間が経つと苦味が出てくるそうで、一枚ずつ丁寧に避けながら蕎麦をいただきます。
パツッとしたコシのある麺は、個人的にかなりタイプな麺でした!しかも喉越し最高。箸がとまらぬおいしさに、あっという間に完食です。
終盤には、「お好みでどうぞ」と置かれた、京都・祇園の老舗名店「原了郭(はらりょうかく)」の黒七味をかけて味わってみました。
黒七味効果で、より一層蕎麦の味が引き立ち、全体がグッとしまった味に。鼻に抜けるような豊かな香り、そしてピリッとしたスパイシーさ。これがまた美味しゅうございました…!
この夏は冷やしを愉しむ!
カウンター席もあるので、一人での訪問も気兼ねなくできる雰囲気なのもよかったです。
東京は池尻大橋の店舗のみですが、関西圏にも店舗展開されているので、西にお住まいの方も土山人の味を堪能できるチャンスが!この機会に調べてみるのもいいかもしれません。
涼を感じるグルメを食べて、暑い夏を上手に乗り切っていきましょう♪